白夜の炎

原発の問題・世界の出来事・本・映画

平井憲夫さんの「原発がどういうものか知ってほしい」は必読ブログ

2011-04-10 19:32:09 | 原発


 平井憲夫さんの「原発がどういうものか知ってほしい」は現場で原子炉を作っていた人の発言です。

 1995年の内容です。97年に亡くなられました。

 ブログの中に、設計が立派でもきちんと作られていないことがリアルに描かれています。

 「原発でも、原子炉の中に針金が入っていたり、配管の中に道具や工具を入れたまま配管をつないでしまったり、いわゆる人が間違える事故、ヒューマンエラーがあまりにも多すぎます。

 それは現場にブロの職人が少なく、いくら設計が立派でも、設計通りには造られていないからです。机上の設計の議論は、最高の技量を持った職人が施工することが絶対条件です。

 しかし、原発を造る人がどんな技量を持った人であるのか、現場がどうなっているのかという議論は1度もされたことがありません。


 さらに「例えば、東京電力の福島原発では、針金を原子炉の中に落としたまま運転していて、1歩間違えば、世界中を巻き込むような大事故になっていたところでした。

 本人は針金を落としたことは知っていたのに、それがどれだけの大事故につながるかの認識は全然なかったのです。


 そういう意味では老朽化した原発も危ないのですが、新しい原発も素人が造るという意味で危ないのは同じです。」

 http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html#about

 検査体制も書類を整えるだけですんでしまう実態。

 20代後半から配管のプロとして日本の原発の施工にかかわってきたプロならではの厳しく、誠実な指摘にあふれている。

 ここから再出発しなければならないと心から思う。

 平井さん。ありがとうございます。

まともなメディアはフリーランスや弁護士だけなのか?―東電記者会見

2011-04-10 19:18:07 | 原発

 以下は東電の記者会見の様子。

 積極的なのはどうもフリーランスと弁護士らしい。

 あとただお話をPCに打ち込んでいるのは大手メディア。

 有名大学を出て、有名な会社に入って、本来すべき理想も志もなくした木偶の坊が、片や東電、片やメディアにいるという構図。

 絶望だね。

 希望はフリーランス。人間は志だ。


 http://www.ustream.tv/recorded/13775234

想定外は・・・メディアにとっても

2011-04-10 18:37:37 | 原発

 「こだまでしょうか?」という金子さんの詩がACを通じてテレビで流されている。

 ACを通じて流されている詩だ。

 あのCMは個人的に好きで、金子さんの詩もいい詩だなと思っている。(ちょっと流れすぎか、とも思うが)

 ただこのところ、自分のブログでも時々使うのだが、「東電の大本営発表」とか、「一億総懺悔のようなメディアの論調」(これは私が書いたこと)、戦前・戦中の状況をたとえに使うことが増えてきている。

 遠いはずの昔の状況が、それこそ「こだま」のように現代に響いている。 

 しかもそれが当たっているように感じられるのだ。


 特にメディアの報道の仕方がそうである。

 宮崎学さんのブログに紹介されているいわき市の方は、4月7日になってNHKが取材に訪れ、何を今頃聞きに来たのか、と地元でい分けていることを伝えているが、それに加えて、NHK自身も東電の発表が信じられないが、かといって自分で知る能力もない、という状況のようだ、とも書かれている。

 情けないことだが本当なのだろう。

 大体大手の新聞社にしてもテレビ局にしても、もちろん優秀な人、自分自身の領域を持ってきちんと勉強し続けている人もいるが、多くの場合何かあれば大学の先生や関係者に電話をかけ、延々と無駄な時間を使わせて、その結果を長年の要領でうまくまとめて書く、といったスタイルの記者が多いのではないか。

 特に原発のような専門性の高い領域について、本当に調査能力を持つような人材を抱えることはどこも難しく、今まで結局は電力会社の発表垂れ流しで済ませてきた、というのが実態であろう。

 金子さんには誠に申し訳ないことだが、われわれはメディアを通じて東電が発する言葉のこだまを聞いてきたのかもしれない。

 それなら本当に大本営発表である。

 東電の声を大きく、広くするのがメディアのやってきたことなのだから、戦時中と変わらない。

 このような事態を避けるためには、まずメディアがCMやら、人間関係を通じて東電に取り込まれないようにするのが第一であるが、それに加えて、原発のような専門的問題について、自身で調査できる、あるいは判断できね専門家を内部に持っていなければならない。

 万が一に備えて、普段は役に立たないが、本当の専門家を社内に維持し続ける、というようなことを大手メディアは本当にしてきたのだろうか。

 それともまさか原発の破局的事故なんて、「めったにないから」そんな人材や部署は抱えてられない、ということになったのか。

 万が一、想定外への対応は、東電以外の組織のありようも問いただしているようだ。

宮崎学氏のブログに興味深い記事あり―東電福島第一では、所長と若手以外は「ボー然」

2011-04-10 18:19:06 | 原発

 宮崎学氏のブログに、氏の友人の手紙がのっている。

 福島県いわき市の方とのことで、被災直後から、山梨への避難、東電福島第一原発の様子など語られていて興味深い。

 原発では所長と若手だけが動き、役職付はみな「ボー然としている」とのこと。

 さもありなん、と思う。
 
 東電の本社も「呆然」としていたのではないか。


 http://miyazakimanabu.com/

風力発電に関する論文

2011-04-10 18:01:38 | 原発
 
以下は風力発電に関する論文。

4はデンマークが風力発電大国になった過程を検証。興味深い。

1 http://geelhome.k.u-tokyo.ac.jp/paper/ogata.pdf

2 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/ss/sansharonshu/421pdf/04-05.pdf

3 http://jwpa.jp/2011_pdf/90-04mado.pdf

4 http://www.eri.jspmi.or.jp/kankoubutu/kikaikeizaikenkyu/39/39_1.pdf

ようやく気象庁が公開した汚染大気の移動シュミレーション

2011-04-10 17:35:37 | 原発
 下記を参照のこと。


 http://www.jma.go.jp/jma/kokusai/EER/eer_latest.pdf


 山のような弁解がついていて本当に不愉快。

 自分たちで放射線濃度を測定し、的確な予想値を出せ。

 それが仕事だ。

もっと批判を強めよう―東電が一部施設を提供

2011-04-10 17:22:54 | 原発

 東電がようやく施設の一部を開放した。すぐにでも利用できる豪華施設は別のようだが。

 このように徹底的に批判を強め、変えていかないといけない。

 東電のスポーツ選手が、自分のブログで東電は悪くないなどといったようだが、間違っている。

 感情論ではなく、事実として間違いである。

 地震や津波への警戒を怠り、様々な警告を無視し、老朽化しつつあった施設の本格的改修を怠り、下請け任せで東電本体には大して実務能力のある社員がいなくなるという状況が、今回の事態を生んだ原因である。



 東電や、原発の事故を隠ぺいにかかっている連中は、あたかも敗戦後の「一億総ざんげ」のような議論を持ち出してきているが、今回の件は明らかに東電や保安院(経産省)に責任がある。

 当然歴代の自民党政府、関連企業、族議員もそうだ。

 責任の所在を明確にし、彼らの罪を問い、刑務所に送ることが絶対に必要なことだ。


 「東電、社宅や保養所を提供 避難者に1300床


2011年4月9日 00時17分

 東京電力は8日、福島第1原発事故や震災で避難生活を送る住民らを対象に、東電が所有する社宅や研修所、保養所の計約1300床分を提供すると福島県に伝えていることを明らかにした。

 東電によると、提供するのは首都圏にある社宅392世帯分のほか、保養所385人分、都内にある研修所の宿泊施設516人分。社宅は長期間使われていない部屋もあり、耐震性や電気、ガスなどの設備を確認し、補修した上で提供する予定。

 東電は3月下旬から県に対し提供する準備があると伝えていた。県が入居者の手配などをする予定。被災者を受け入れている新潟県柏崎市に対しても、同市内の社宅79世帯分を提供しているという。
 また、原発事故で風評被害を受けている福島県産の野菜などについて、東電の食堂や寮で出すメニューで積極的に使うよう社内で呼び掛けているとしている。
・・・・・・・・
(共同)」

発がん可能性についての試算―本ブログへのコメントの転載

2011-04-10 17:14:00 | 原発

 憂国さんから頂いたコメントが貴重な内容を含んでいるので、以下に引用させていただきます。

 「2011-04-10 06:57:58

 福島第1、プルサーマル3号炉10日後の水掛け後の黒い煙は金属プルとニュームの発火の恐れがある。その屋上鉄骨の融解は他と違う。

 IAEAと日本の公式なデータを基に、欧州放射能危機委員会(ECRR)の科学担当幹事クリス・バズビー教授がふたつの方式で試算を出した。

1)トンデル方式はスウェーデン北方のマーティン・トンデルによる研究に基づいたもので、これはチェルノブイリの10年後の癌の発症を調べたもの。

 土地の様々な汚染レベルで区分けし、1平方メートルの地表につき放射性降下物質が100キロベクレルごとに癌が11%増加したことを突き止めた。バズビー教授はこれを、IAEAが平均で1平方メートル当たり600キロベクレルと報告した原子炉から100キロ圏内に当てはめた。

 この330万人が居住する100キロ圏内では事故以前の発生率より66%の増加が今後10年で予測される。

 これは福島の事故による被爆で2012年から2021年までに10万3,329人が余計に癌を発症することを意味する。


 トンデル方式を福島から100キロから200キロの間の輪っか状のの地域に当てはめると、人口は780万人だが降下物質の濃度は低くなるので、2021年までに12万894人が余計に癌になると予測される。

 居住者が他地域へ避難しないものとした場合、トンデル方式による予測の合計は10年で22万4,223人の増加となる。

2)二番目の方式は生物システムのなかで様々な核種が異なった動きをするというECRRの指摘に重きを置いたものだ。

 これによると、0から100km圏内では19万1,986人が余計に癌になり、その先の輪っか状地帯では22万4,623人が発症すると予測される。

 多分この内の半数は最初の10年に出て、残りは10年から50年後の間に出るだろう。居住者が他地域へ避難しないものとした場合、この二番目の方式による予測の合計は41万6,619人で、その内20万8,310人が最初の10年に発症するだろう。

 よって、ふたつの方式の示す値はかなり近いと言える。

 1986年のチェルノブイリの事故は、大量のプルトニウムの放出を引き起こした。

 金属プルトニウムには発火の危険がある。特に素材が微粒子に分割されている場合が危険である。金属プルトニウムは酸素および水と反応し、水素化プルトニウム、ピロリン酸化合物が蓄積する可能性があり、これらは室温の空気中で発火する物質である。プルトニウムが酸化してその容器を壊すとともに、プルトニウムが相当に拡散する。 燃えている物質の放射能が危険を増す(WIKIPEDIA)

 慶応大学医学部講師(放射線治療科)の近藤誠氏: 米国は1950年から広島や長崎の被爆者9万人(近距離被爆者5万人、遠距離被爆者4万人)と非被爆者3万人を対象に寿命調査をしていますが、1980年代に入り、低線量被曝であってもがんになる確率が高くなることが分かったからです。

 しかも05年に英国の有力医学雑誌に掲載された15カ国の原発労働者40万人を追跡調査したリポートでは、50mSv以下の被曝線量であっても発がんリスクが高まると報告されたのです。

東電と御用学者の隠蔽体質は70年前の大本営発表を思わせる。3号機はチェルノブイリの危険レベルにすでに達している。)」

新潟県内で流通している野菜の放射線測定結果―4月7日付

2011-04-10 16:45:10 | 原発
 新潟県が県内に流通する野菜の放射線量を調査した結果。4月7日付。

 大半の野菜からは不検出だが、それは新潟県産で、茨城産のレタス、埼玉産のホウレン草、群馬産のキュウリからは、国が示した暫定基準値以下ではあるが、放射性物質―放射性ヨウ素、放射性セシウムのいずれか、もしくは両方-が検出されている。

 大人はともかく、子供、特に乳幼児には新潟県産か、外国から輸入したものを用いたほうがいいだろう。



 <4月9日検査分の結果>
検査結果(単位: ベクレル/kg)

 品目     産地 放射性ヨウ素 放射性セシウム 食品衛生法の判定

1こまつな    新潟県 検出されず  検出されず 適合

2こまつな 新潟県 検出されず 検出されず 適合

3ほうれん草 新潟県 検出されず 検出されず 適合

4とうな     新潟県 検出されず 検出されず 適合

5きゅうり 新潟県 検出されず 検出されず 適合

6いちご     新潟県 検出されず 検出されず 適合

7レタス  茨城県 26    検出されず 適合

8レタス  茨城県 検出されず 検出されず 適合

9ほうれん草 埼玉県 190    120     適合

10きゅうり 群馬県 検出されず 3.4     適合

11きゅうり   群馬県 検出されず 検出されず 適合


厚生労働省が示した暫定規制値 2000 500

 データの出所: http://www.bousai.pref.niigata.jp/contents/538/002085.html

安全な生活のために―武田邦彦ブログより12

2011-04-10 16:35:56 | 原発
 食品の書いたか、安全な生活の仕方について具体的な指示があります。

 とても参考になります。


 「原発  母の役割
 ・・・・・・

 でも、母は全ての危険を「最小」にすることはできる。

 時に、子を危険にさらすこともある。たとえ危険があっても子の希望を叶えてあげたいと思うのも母である.

 そんなとき、子を送り出した母は無事に帰ってくるまでただ神に祈る.

 時に、隕石が落ちてくることもある。母は子を胸に抱いて運命を共にするが、必ず隕石に背を向ける。それで子は母の愛を感じながら満足して身を委ねる.

 母ができることは限られている.でも、子にとって母ができることは無限であり、その中で安心して生を送るのだ。

・・・・・・・・・

 できることと、できないことがあるが、子を守ることはできる。

1)
 母は「管理区域」の放射線を越える場所から、子を連れて避難する。

 放射線の強さは最近1週間の平均が、1時間0.6マイクロシーベルトである。

 子の受ける放射線を自らはかれる場合はその値を、測れない場合はその地域の発表値を使う.

 1時間0.6マイクロを越える場合、場所によっては1年間1ミリシーベルトを越えることもあるが、それぐらいは母の配慮で減らすことができる。

 移動は連休明けまでを一つの目安にして、そこでもう一度考える.

(さまざまな理由で移動できない母は次へ進む。1時間0.11マイクロを越え0.6マイクロまでの場所の母も同じ。1時間に0.11マイクロ以下の母は「食材以外」は普段通りで良い。)

2)
 食材を選ぶ。

(政府が「明日の風向き」を発表せず、メディアが「風評」という用語を使い、スーパーが「基準以下の汚染の野菜」に「シーベルト表示」(汚染度)をしない間」は次の行動をとる。)

イ。放射性ヨウ素が基準以下の野菜が、放射線量を表示せずにスーパーで売られる危険性が高い。

ロ。産地は偽装されることが多い。

ハ。もし産地が判れば、茨城北部産、福島県東部、宮城県南部産の食材は買わない。もし「南部」「東部」が判らなければ茨城産、福島産、宮城産の食材は買わない。野菜、鶏卵、肉の全ては同じである.

二。外国産、北海道産の食材を求める(残念ながら、現在では国産より外国産が信頼できる。


(スーパーが放射線量を表示するようになったら)

 「福島東部産の野菜は安心です」などと言っていたスーパーなら疑い、「消費者に放射性物質を含んでいるものは、基準値以下でも売りません」と断言していたスーパーはやや信頼する.

(国が「明日の放射性物質飛散予想」を出すようになったら)
表示を信じて、放射性物質が表示され、かつそれがゼロの物だけ買う。

 また、合理的な理由で、3月11日以前に収穫されたもの、外国産、新潟、長野、静岡以南で生産されたもの、日本海の魚ということがわかるものは購入する。

 3)
 空気

 マスクをできるだけさせる。この時期になると屋内屋外はあまり差がない。

 あえて窓を開けない(黄砂が来たときと同じ防御をする)。

 外出すると放射性物質(黄砂)が服についているので、自分を含めて家族の外出着はできるだけ拭いて、玄関など普段、あまりいないところにかけておく.

 4)
 水

 福島県東部、茨城県北部以外の人は、「飲み水だけペットボトル」の状態にする。福島県東部、茨城県北部の人は「計算値(後述)」を用いる.

 水道局の発表を自ら、もしくは口コミで知っておく(私はやや水は楽観している。心配な人は水道局の値を調べて、「子供の総合的な被爆地」を計算する)。

 風呂、歯磨き、洗顔、お米とぎ、調理、掃除などは福島県東部、茨城県北部以外は大丈夫.

 天気予報に注意し、子供にかならず傘を持たせ、危ないときにはビニールのカッパを使う.家に帰ったらすぐ脱がせて洗う。

 5)
 家の中

 床を綺麗に拭き掃除する(放射性物質は床に付着する)・・・この時期はかなり大切!!。

 壁も時々、拭き掃除する(壁にも少し着く)。

 子供が手にするおもちゃ、道具などを拭いておく.

 子供の服は外出から帰ったときに、ごく簡単にティッシュで拭く(黄砂を落とす感じ。屋外で)。

 洗濯物は1時間に0.6マイクロシーベルト以下の地域は屋外、それを越えている地域は屋内とする。

 6)
 運動

 運動は危険であるが、子にとっては人生そのものでもある。だから、「危険を冒して送り出す」ことになる。

 1時間に1マイクロシーベルトを越える地域では、合宿などあらゆる手段をとってもらうように頼む.

 それ以外の地域でも、できるだけ先生、コーチに御願いして、屋外の練習の時間を短くしてもらう.

 7)
 学校

 給食の「被曝量」の表示を求める.その時に「基準値以下」を「ゼロ」にしないように求める。

 学校に、「放射線の測定の高さ」、「内部被曝(校庭のホコリなど)」、給食、水道などの全活動を含んだ「児童生徒の被曝量」を表示するように強く求める.

 教育委員会、校長は信頼できないことが多い.教師と連帯する.

 まだ、あるのですが、書く時間がなくなりましたので、また、追記します.

 とりあえずのおおよその生活の指針になればと思います.また時期は「今から連休明けまで」と「連休明けから」を区別してください。

 ご苦労と思いますが、もうしばらく(福島原発から放射性物質がでている、政府がまだ隠している、スーパーが汚染された食材を売ろうとしている、海流の動きが不明である)、頑張ってください。

 放射性物質は「半減期」がありますから、必ず近いうちに「安心できる放射線量」になりますから、最初だけ頑張ってください。

また1号機も含めて福島原発の状態は、危険が生じたら、その都度ブログに書きます.
(平成23年4月10日 午前9時 執筆)


武田邦彦」