アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

「アバター:ウエイ・オブ・ウォーター」来日イベント、シンガポール出張中に「弔辞」を聞く。

2022-12-12 11:01:16 | 日記

ネットより借用。イルカのショーがあった記者会見。

12月になってしまいました!今年ももう終わってしまう・・・!



11月末にシンガポール出張があり、その1週間後に「アバター:ウエイ・オブ・ウォーター」来日イベントの通訳があり、合間にもいくつか仕事や用事があり、なんだか慌ただしい日々でした。

アバターの新作、これはもう3Dで見る、というか体験、体感する映画です。仕事の関係で一足先に拝見しましたが、思わず泣いてしまったところもあり、イルカや鯨と泳いだことを思い出したり・・・

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/avatar2


イルカの水飛沫で濡れそうになりました・・・

これまで、この映画がらみのイベント2つで通訳させていただきました。毎回、ものすごい映像を一部見せていただき、
俳優がみんなフリーダイブの訓練を受けさせられ、水中でパフォーマンス・キャプチャーをつけて演技した、とか
この世界を実現するためのツール、ソフトウエアなどの開発に何年もかかった、とか、前作より13年もの時間が必要だった
というプロデューサーのお話を伺ってはいましたが・・・いやはや、もう巨大なプロジェクトすぎます!!


ハコフグちゃんかな、ずっとわたしたちを見てました(笑)

さらにね、映画の記者会見でイルカのショーがある、なんて想像もしたことなかった(笑)



水族館で行われたので、控え室になっているところにもいろんな魚、ペンギン、アシカなどがいて、
とても和みました(笑)


映画館でのブルーカーペット中のスティーブン・ラング。ネットより借用。

通訳させていただいた、強面の悪役、クオリッチを演じたスティーブン・ラング。素顔はとてもチャーミングでサービス精神旺盛で、70歳とは思えないカッコ良さ。13年前に前作アバター来日時に通訳担当だったサム・ワージントンとペアの取材が
多かったのですが、それほど饒舌ではなさそうだったサムも、スティーブンと二人でいるとはしゃいでティーンエイジャーみたい!?


シンガポールの夕暮れ。

先週は、ものすごく久しぶりの海外出張でシンガポールに行きました。マリーナ・ベイ・サンズのショッピングモールやコンベンションセンターでの仕事で、キラキラ豪華で目が眩みそうでした!


シンガポールのショッピングモールでのブルーカーペットイベント。反対側の手すりにたくさん人がいます。

10年振り以上のシンガポール、マリーナ・ベイ・サンズのあるエリアくらいしか見ませんでしたが、日本より随分発展しているなあ、とおのぼりさん気分。


観光記念セルフィー、とりあえず、ね(笑)

そんなこんなの合間、娘の学校でのプレゼンテーションがあり、オンラインで見学しました。


そう、みんな喪服です!

5、6年生の今回のテーマは「死」です。死について、生物学的な解説の動画を見たり、「モリー先生との火曜日」という映画を見たり、エンバーミングを日本に紹介した方にお話を直接伺ったり、葬儀屋さんを訪問して、棺桶に入ってみたり、とさまざまな角度で学んでいました。


何やら作業中の娘と邪魔する幸ちゃん。

「このテーマ学習をするのは、みんなに自殺して欲しくないからだって」。さらりと娘がこう言ったときには
ドキッとしました。1年生で「I'm special, You're special」というテーマで、自分はどんな人なのか、を探り始めた「自主自律」、自分の人生を自分らしく生きる、という大きなテーマの一環なのですね。


ほら〜、頭にピンクがついちゃったよ〜

「老化ってテロメアが短くなっていくことなんだって。テロメアの短くなる速度がゆっくりだと、いつまでも若々しいってことになるらしい。」、「ママ、死んだらエンバーミングしてほしい?私はしてほしいかも」、「棺桶って入ってみると、不思議に落ち着くんだよね〜」。いろいろ学んだことを報告してくれるたびに、驚いたり、感心したりしながら、私も少し学んだ気分。


洗面台の栓をショッキングピンクにしたら、おへそみたい?

さらに、「未来年表」を作り、自分はこれからどんな人生を送るのか想像してみる。そして何歳で死ぬか、も考えて、
自分のお葬式に、誰か他の人が弔辞を読んでくれるとしたら、どんなものになるか?それを考えて、自分について他の人が読む弔辞を書いて、発表する、というのが今回のプレゼンテーションでした。


お隣さんにいただいた大根。みずみずしくて美味しかった!

自分の子供だったり、同僚だったり、親友だったり、になりきって「この人(つまり自分)はどういう人でどんな人生を歩んできたか」を「弔辞」として語ります。5、6年生の話なので、笑ってしまうことも多いのですが、でも、一人一人の話を聞きながら、まるで何かの伝記映画を見ているような、ふっといろんな人の走馬灯を眺めているような気分になりました。そして、「私はどう生きていて、これからどう生きるのだろうか、どう生きたいのだろうか?」をあらためて考えさせられました。


49階から東京を見下ろす。

「死を考えることは生を考えること」とよく言われますが、本当にそうだなあ、とキッズたちの話を聞きながら
地面を這いつくばっているアリの視点から、一瞬、空を飛ぶ鳥の視点に引き上げられたような気分になりました。
キッズたちの心のどこかに根っことして伸びていくんだろうなあ、なんて思いながら。

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