アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

「ファンタスティックビーストと黒い魔術師の誕生」来日、だらだら3連休中やっと猫カフェ。

2018-11-26 17:10:17 | 日記

猫ちゃん抱っこして(?)嬉しい〜

先週は、映画「ファンタスティックビーストと黒い魔術師の誕生」の来日があり、前回の来日同様、
ジェイコブ役のダン・フォーグラーさんの通訳をさせていただきました。

http://wwws.warnerbros.co.jp/fantasticbeasts/


前作よりさらに好調なスタートをきり、絶賛上映中。

相変わらず面白くて、とってもフレンドリーな方で、ずっとペアで取材されていたクイニー役のアリソン・スドルさんともとっても仲良し。
二人一緒にいると、見ているこちらもニコニコ、いい気分になっちゃいます。


ネットより借用、プレミアにて。

今回の映画は、前作がさらに奥深く展開されていき、この二人が演じるカップルの関係にも色々変化があるのですが、この先どうなっていくのか
全く予想もつきません。全部で5作作る予定らしいのですが、2作目ですでに息を飲む展開で、ジュード・ロウやジョニー・デップも登場する
豪華さ。もう3作目が待ち遠しい(笑)!

・・・これ以上書くとネタバレしまくりそうなので、あとは映画館でどうぞ(笑)

前回同様、今回もファンイベントがありましたが、いやあ、ファンの方々の情熱というか愛情、熱いです!
その場にいるだけで熱気に圧倒される・・・すごいなあ、とただただ感心、感嘆。


自撮りした写真を見て「あ、ピラニア!」と娘。

さて、先々週末に猫カフェをすっ飛ばしたため、大騒ぎになった(?)ので、先週末の3連休中には猫カフェに行こうね、と娘と
話しておりました。

が、なかなか、たどり着かないのですよ、猫カフェに(笑)


ハンカチを部屋に見立てて、家づくり。

朝、なにやら床に敷き始めたと思ったら「お部屋」を作り始めたり(笑)


ワンチャン「じゅんわ」に見守られて、鉄棒。

あるいは、「公園で遊びたい」と言い出したり。


娘はお初のインドカレー屋さんに入ってみました。

たまたま見かけたインドカレー屋さん。妙にインドカレーが食べたくなり、子供セットがあったので、娘に聞いてみたら、珍しく「食べてみる」
と初めてのインドカレー体験。

一口食べたら「美味しい!」
トマトをたくさん入れたそうで、確かに辛くなくて子供に食べやすそうなお味です。



焼きたてのナンがとても気に入ったらしく、1枚ほとんど自分で食べちゃった!

初めての食べ物は、まず拒絶して、あとで周りにつられてちょっと試す、ということが多いのですが、
なぜかここのインドカレー屋さんではいつもと違う反応。


「じゅんわ」も一緒にランチ(笑)。

ご飯が終わったら「シャンプーするなら、髪の毛切ってもいい」というので、美容院へ。


美容院にも慣れてきました。

髪の毛ボサボサだから切りなさい、と前から言っていたのですが、なぜか急に行く気になったらしい。
慌ててインドカレー屋さんのすぐそばの美容院に駆け込みました。


前下がりおかっぱになりました。。

昔は呉服屋さんとか金物屋さん、いろんなお店があったのが、気づいたらみんななくなって、なぜか
美容院と薬局ばかりがやたりに増えた、駅からほど近い商店街。こんなに美容院ばかりあって、潰れないのかしら、と心配に
なるほどです。あ、飲食店も増えたな〜。


何を熱心に作ってるのかな?

また朝から何か机でずっと作ってる。



よく飽きないな〜というくらい長時間、なにやら切ったり、色つけたり・・・。



着せ替え人形セットでした(笑)
セロテープを貼って、台紙から着脱(?)可能で、いろんな「コーデ」が楽しめるそうです。
「よく考えたねえ」と言ったら「Youtubeで作り方を見た」そうです(笑)


そしてまた公園で鉄棒。

やっと3連休の最終日、午後も遅くなってから「猫カフェに行こう」と娘。


最初はこわごわ。

もともと行こうとした猫カフェは、フクロウとかトカゲもいるらしく、面白そうなのですが、電車に乗っていくのでちょっと面倒。
数ヶ月前に開店した近所の猫カフェの方に行くことにしました。
猫が寄ってこないかもしれないから、と宿題も持参させました(笑)。


抱っこしたぞ〜

捕獲された野良猫ちゃんたち、保護猫を集めたカフェで、里親も探しています。
開店から2ヶ月ですでに6匹の里親が見つかったそうです。
全部里子に出ちゃったら、お店に猫がいなくなりませんか、と店長さんに聞いたら
「いや、里親探してないスタッフ猫もいます」とのこと(笑)


一通り遊んだ後は、宿題(笑)

この猫カフェのあるあたり、昔は私もよくお使いに行った商店街だったのですが、今はかなりシャッター街になっている。
だからかな、かなりゆったりしたスペースで、猫ちゃんは7匹いるのですが、隠れている子が多くて、見えるのは2匹。
そのうち1匹のまだらとらちゃんは生後半年くらいでまだ小さめ、とても人懐っこい、もちろん「スタッフ猫」(笑)。

野良猫ちゃんでも、こうやってちゃんとお世話されていると、だんだんと人に懐くようになっていくそうです。
カフェで優しくいろんな人に接してもらうのも、いいことらしい。


子供(娘)が去って、おもちゃが動き出したら、もう1匹も出てきた(笑)

以前、仕事でもっと都心の猫カフェに行ったことがあります。
由緒正しい(?)猫ちゃんたちがたくさんいて、おもちゃもたくさんあって、もっとごちゃごちゃしていたし、
あとね、ちょっとだけ匂いもいたしましたが、この保護猫カフェは、猫密度が少ない(?)ので、
全く動物臭がない。



「休日や祝日は、結構お客さんいらっしゃいますよ、平日は暇ですけど」と30代前半くらいに見える男性の店長さん。
野良猫の捕獲も自分でやるそうです。他にボランティアさんも数人いて、別のオフィスにいるのですが、たまに出てきて
隠れている猫ちゃんをおびき出そうとあやしたり(?)、のんびりと平和なカフェでした。

なんだか居心地よく、気がついたら2時間くらいいました。おかげさまで娘は宿題が終わっちゃった(笑)。



「初めて猫を抱っこしたんだよ」と娘は感動した様子。
そうだったけ・・・?


次回、お店の人に渡そうと作ったカード。

シドニーやポーランドの義姉たちの家には猫も犬もいます(いました)が、犬はよってくるけれど、猫は老年だからか娘のそばに寄りつきません(笑)。
娘が赤ちゃんの頃は、猫の爪に引っ掻かれないように、と大人たちがそばに寄らせなかったし。


こたつの中にいる猫をおびき寄せる作戦

私が小さい頃は、実家や周りの親戚の家にはいつも猫や犬がいました。亡くなると、どこかからもらったり、なぜかついてきちゃった
野良犬を飼ったこともありました。
でもね、当たり前ですが、両親も親戚も歳をとり、最後にいた猫や犬が亡くなってからは、もう自分の世話だけで精一杯、と
何も飼わなくなって何年か経ちます。

さらに夫も私も、「小動物は娘で十分」という考え(笑)。


ドリンクは自販機のみ、漫画本もあります。

ただね、久々に猫ちゃんを抱っこしたり、一緒に遊んだら、やっぱりかわいいなあ〜〜、うちにいたらいいな〜〜
なんて思ってしまう・・・

ま、しばらくはこの猫カフェに通いますかね。

プリキュア映画鑑賞&「私は、マリア・カラス」来日&滋味溢れるフレンチ。

2018-11-20 09:22:46 | 日記

プリキュア映画見て、満足顔?

「どこか行かない?」と週末、娘に聞いたら「パンダのシャンシャンが見たい!」。ネットで調べたら、休日は2、3時間待ちとのことで、即刻却下(笑)。
「じゃ、この前学校でいったムンク展にまた行きたい」。学校の外出で平日にいっても入場券買うのに30分待ったらしい。休日は推して知るべし、で、
これも却下。結局、最新のプリキュア映画鑑賞に落ち着きました(笑)。


タイトルが長くて覚えられないよ〜

プリキュア映画を見たのは、何度目かなあ?入り口でライトを受け取り、映画の中で窮地に陥ると「みんなライトを振って応援して!」と画面から
観客に訴えかけるのです。するとみんなライトを振って、口々に応援する・・・という観客参加型。あれ、これこの前の「ボヘミアン・ラプソディ」の応援上映に
ちょっと似てる(笑)。プリキュア映画では定番でやってきてることなんですねえ。


一応「ハイヒール」はいた娘、でも踊らないよ〜!

その後、知り合いのアルゼンチンタンゴのスタジオに久々に遊びに行きました。

猫カフェに行ってから、という予定でしたが、時間も遅くなってきたので、タンゴを先にしたのが間違いでした・・・ある時点で、
ものすごい癇癪を起こして、「猫カフェに行きたかった〜!でも今から行くのは遅すぎるし、まだここに最後までいたいし。先に猫カフェに行きたかった〜!タイムマシンが欲しい!」と私に抱きついて大号泣。今思えば、お腹が空いたのが一番の原因だったとは思うのですが・・・。


なぜか引っ張りっこ大会(?)になり・・・

コアラ状態で散々泣いて、喚いて、少し落ち着いたら、スタジオのオウナーの「スパゲティ食べる?」にうなづき、そしてオウナーは買い物へ(笑)。
娘はタンゴの曲に合わせてママに抱っこ踊り(?)してもらったり、自分が床に寝転がって誰かに足を引っ張って動いてもらう「掃除機踊り」(?)をしたりして、楽しく過ごしました。もちろんオウナーが作ってくれたスパゲティーナポリタンもお代わりしました(笑)!

いやはや、周りにいたみなさま、大変お騒がせして申し訳ありませんでした&癇癪娘に優しく接してくださってどうもありがとうございました!


12月21日封切りです。

さて先週は「私は、マリア・カラス」というドキュメンタリー映画のトム・ヴォルフ監督が来日したので、通訳させていただきました。

https://gaga.ne.jp/maria-callas/

ドキュメンタリー映画なんですが、全て本人の言葉(言ったり、書いたりしたもの)、また本人が生きていた当時の素材のみを使う
というあくまで本人目線を中心に据えた、いわば自伝的な映画です。


ネットより借用、本編のシーン。

本人のインタビュー、家や休暇でくつろぐ姿を映したホームビデオ、観客席から密かに取ってしまったビデオ(盗撮ってやつですね、つまり!)などの古い素材を修復し高画質にして、ときには本人の手紙の朗読が入ったり、本人が歌うアリアが1曲丸々入ったものがあちこちに流れたりして、まるでドラマを見ているかの
ような感動を覚え、最後に「私のお父さん」が流れる頃には、知らずに涙が流れていました。


ネットより借用。トム・ヴォルフ監督、綾戸智恵さんとのトークイベント。

監督さんは、まだ32歳で6年前までほとんどマリア・カラスを知らなかったそうです。ふとしたことで彼女の歌声をきき「恋に落ち」、色々調べている
うちにドキュメンタリー映画を作りたくなり、3年かけて世界中を巡り関係者に会い、素材を集め、合計5年かかって出来上がったのがこの映画です。


ネットより借用。本編より。

「本人が描きおえなかった自伝になった」とマリア・カラスをよく知る人が喜んでくれたのが何より嬉しい、と監督がおっしゃっていました。
マリア・カラスのファンには未公開素材満載なのが魅力的でしょうし、全く知らなくてもある女性の波乱万丈の人生ドラマとしても楽しめますし、
音楽の素養がなくても、単にマリア・カラスの歌声に触れるだけで心震えることでしょう!おすすめです!


白子のスープ。ハマグリの出汁にレンコンのすりおろしが入っています。

これまた先週、お友達に「体にいいフランス料理」のお店、ラ・ボンヌ・ヌーベルに連れて行ってもらいました。

http://labonnenouvelle.jp/?fbclid=IwAR3AhQfufPiQc2lNl9_3rvSN1JMfyXMCBGhumhT7exbRJnhAqlc_eX5le2I


鰹のタタキにおろしチーズ!美味しいんだ、これが!

厳選されたお野菜や魚介の素材の味を生かした、乳製品を使わないフレンチは、どこか和風の懐かしさもあり、しみじみと美味しくて、
体にジワ〜っと栄養が入り込んでいくみたい。


これ、ビオなんですが、スッキリ美味しい。


いきのいい野菜たち!大地の恵みをいただきます。


粗めの大根おろしが乗った、鰆だったっけ?


キノコたくさん、甘みがあったのね、このお魚。金目鯛だったかなあ?


ワインでつけたいくら丼。

体にいいもの、もっと食べよう!と気持ちを新たにさせてくれる(?)美味しいお料理の数々。
カウンター席だったので、作っているところが見えるのも、なんだか親近感が湧いて嬉しいです。


お店の看板もぐるぐる、私の洋服もぐるぐる(笑)

いつも美味しいものを教えてくれて、ありがとね〜!

秋晴れの七五三祝い &「ボヘミアン・ラプソディ」来日

2018-11-12 13:05:10 | 日記

「あらよっ!」着物でエジプシャン踊り?

本来は11月15日の七五三ですが、11月11日に娘の7歳のお祝いをしました。
週末で集まりやすいし、近くの神社が七五三御祈祷の特別仕様(?)になるのがこの日でした。


絵馬も書いたよ。

写真は以前撮ったので、夫と私は洋服で、娘だけ着付けてもらい、前回使い忘れた(?)私の2番目の叔母のおさがりの髪飾りをつけました。

私が7歳の時の着物があるはずなのですが、なぜか誰もどこにあるかわからない(笑)ので、今回も前回と同じ、娘が選んだ柄のレンタル。
成人式の着物はちゃんと残っているんですけど、なぜか七五三の着物がどこにもない、というか、誰も覚えていないのです(笑)。


おばあちゃんとほぼ同じ背丈になりつつあります(笑)

神社にお詣りしたあと、思ったより早く終わったので、我が家で集まる前に、娘の着物姿を見せようと、祖母と一番上の叔母の住む家に電話してみたら
「え?今日七五三のお祝いだっけ?知らなかったわ。XXX(同居する叔母の名前)は出かけていて夕方まで帰ってこないわよ」と107歳の祖母。


1世紀違う大きいおばあちゃんと、ほぼ同じ(笑)

焦って、もう一人の叔母に電話したら「大丈夫、ちゃんとXXXがわかってるから。おばあちゃんは、すぐに忘れちゃうのよ」
でもこの叔母も、娘に髪飾りくれたこと自体、忘れていたんですけど(笑)!「いつあげたの?だいたい私、この髪飾り、つけたの
いつだったのかしら??」

隣にすむ母には「日曜日のお昼1時半に、みんなで集まってお祝いするからね」となんども伝えたのに、他の日の午後3時病院予約とごっちゃになり
「3時にお医者さんに行くのに、1時半に集合じゃ、間に合わないじゃないの!」

んも〜、みんな〜〜(笑)!!


とってもいいお天気!

ま、でもおかげさまで無事に(本当、ホッとしましたです!)みんな集まって、秋晴れの中のんびりとお昼を楽しみました。


最初は着物を着ていました。


ご飯が進む頃には洋服に(笑)。

今回はほんとんどお料理しないで、懐石弁当のケータリング。写真撮り忘れましたが、細々と色々なお料理が綺麗に並べられ、お味もなかなかで
好評でございました。



娘以外、9歳の従兄弟たちもちゃんと大人用で大丈夫。
彼らが5歳、娘が3歳の時の七五三お祝いは、3人とも子供用を用意したんですけどね〜。


なぜかプレートの文字が消えていますけど?

とはいえ、まだまだ子供たちの1番のお楽しみはケーキ!娘のリクエストでパンダケーキといちごのロールケーキ。


外に干したお布団にカマキリ。

なぜかこの日は朝からずっとカマキリがいました(笑)。



朝お布団を干した時にいたのですが、午後には、なぜか部屋の中に入り、机の上、それもマウスに移動し、みんなでご飯を食べて、デザートの頃には
まだ近くのペンケースあたりでうろつついていたので、また外に戻してあげました。



この日一日、カマキリもお祝いしてくれた、と思うことにします(笑)。



さて、七五三お祝いの直前まで、映画「ボヘミアン・ラプソディ」の来日があり、フレディー・マーキュリー役のラミ・マレックさんたちの
通訳をさせていただきました。

http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/

いやあ、クイーン・ファンは必見、ファンでなくても同時代を過ごした、私のような人は感激すると思います!
クイーンを知らない若い世代も、これでファンになったという人がどんどん出てきているようです。


「ミュージック・ライフ」に乗った写真を真似した3人プラスカットアウト、合計4人分の写真。

映画の中のクイーン役4人は、みんなよく本人たちに似ていて、特にブライアン・メイ役の人は、本当に瓜二つ。
ブライアン・メイ本人も「若い自分がいる!」と思った、という話です。


これまたネットから借用。ダブルデッカーをバックに屋外での記者会見。かなり風がありました・・・

ラミさん一人の時はそれほどでもないのですが、3人集まると、みんなすごく楽しそうにおしゃべりが弾むので、通訳する方は焦りましたです(笑)。
みなさん、とってもいい方なので、「ごめんね、答えが長くなっちゃたね〜、気をつけるよ」と申し訳なさげに言ってくださるのですが、
取材が始まると、また3人で楽しくおしゃべりが始まります(笑)。


ネットより借用。応援上映後、サプライズ舞台挨拶。

9日、公開初日の応援上映、つまりカラオケのように英語の歌詞がスクリーンに出てきて、
コンサートさながら、あらかじめ渡されたペンライトを振りながら一緒に歌える上映のあと、サプライズで舞台挨拶にたった3人(とカットアウトの4人)は、
英語で直接質問する観客と、楽しく盛り上がっていました。

個別取材もプレミアも記者会見もサプライズ舞台挨拶も、なんだかとっても暖かい雰囲気で、通訳させていただいて、とても幸せな気分になりました。


いきなりですが、「ポーランド・フェスティバル」にて、民族衣装のお姉さんたちと。

俳優さんたちがクイーンという伝説のバンドの名前に恥じないよう、一生懸命頑張ったことがひしひしと伝わるし、映画そのものも
パワフルだし、これがメンバー公認、お墨付きのクイーン映画ということもあり、なんだろうものすごく関わっている人たちの
情熱と愛情が感じられて、感動するのでしょうか??


ポーランド・フェスティバルの後、クレープ屋さんの前で。

いずれにしろ、ぜひぜひ大きなスクリーンで見て、コンサートそのものに行った気分も楽しみたい映画です!!

東京国際映画祭、今年も無事に終了しました!

2018-11-05 08:00:36 | 日記

今年も映画祭に遊びに来たよ〜!

第31回東京国際映画祭が無事に終わりました!


ほっぺがくっついた〜!

10月25日から毎日、9日間で14、5本の映画の監督やプロデューサー、俳優さんたちの通訳で、例年より
本数は少めでしたが、やはりいつも通りヘロヘロになりながらも充実した日々。
終わってみればあっという間なのは今年も同じ・・・いや毎年早くなっているような!?


コウモリです。

生まれてから毎年映画祭に遊びに来ている娘は、今年初めて映画祭での上映作品を見ませんでした。
小学生になって、週末しか六本木ヒルズに来れなくなり、娘が見ても良さそうな作品とのスケジュールが合わなかったのです、残念!


ふ、ふ、ふ。

その代わり(?)、ハロウィーン前の週末だったので、仮装を楽しみ、パレードには参加できなかったものの、映画祭スタッフの皆さんに
たくさんお菓子をいただいて、ほくほくでした(笑)。


ほら、見てみて。

映画祭中、私の帰りが深夜になることも多く、朝は寝床に入ったまま、娘と夫を見送り(?)、夜は寝顔を見るだけの生活です
毎年この時期には娘の面倒をよく見てくれる夫に感謝しつつ、「今日も夜はママはいないの?」と言う娘には申し訳なく思ったり・・・。

なので、土曜日、日曜日、と仕事合間の時間に映画祭会場エリアで娘と夫と過ごすのは、私にとっても嬉しい時間です!


黒づくめのコウモリ娘とママ。

「東京の弟」である、通訳仲間の息子さんとも、例年映画祭で合流するのが楽しみでしたが、今年はスケジュール合わなくて
とっても残念。こうやって子供達はだんだん忙しくなっていくんだろうなあ・・・。


ネットより借用。映画「ホワイト・クロウ」レイフ・ファインズ監督の上映後Q&A。

今年は担当作品本数は例年よりやや少なめで、同じ作品の記者会見、個別取材、上映後Q&Aなど重ねて通訳担当することが多く、
作品の背景がじっくり聞けて興味深いことが多かったです。

特にコンペティション部門の日本映画「半世界」とイギリス映画「ホワイト・クロウ」は、がっつりほとんど全てのセッションを通訳させていただき、
さらにそれぞれ観客賞、芸術貢献賞を受賞されたので、なんだかとても嬉しくなりました。

どちらの映画も公開が決まっているので、大ヒットするといいな〜と思っております。


ネットより借用。映画「愛がなんだ」今泉力哉監督の上映後Q&A。

普段はあまり日本映画を作る方々にお会いする機会はないのですが、今年はコンペ作品の日本映画2本、さらに日本映画スプラッシュ部門の
映画2本を担当したので、ベテラン、若手監督たちのお話を伺えて興味深かったです。

またカザフスタン映画、ベトナム映画、メキシコ映画など、監督さんたちがあまり英語をお話にならない場合、英語通訳である私は
直接お会いするチャンスのない方々ともご一緒できるのも、映画祭の楽しみの一つです。


六本木ヒルズのテラスでガブリ!

いろんな言語が飛び交うのも映画祭の醍醐味。

例えばカザフスタン映画「ザ・リバー」という作品は、監督はロシア語がおできになったので、監督がロシア語で話す→ロシア語通訳が日本語に通訳→
英語通訳が日本語を英語に通訳、という複雑な過程を経ます。やたらに通訳に時間がかかる(笑)。

それに懲りて、去年かな、フランス映画の監督や俳優さんたちが「通訳に時間かかるから、直接英語を話すよ」と事前に断言したのに、いざ登壇すると
やっぱりフランス語になってしまったこともあります(笑)フランス語の通訳さんがちゃんといらしたから、よかったけれど・・・!

逆に慎重に母語の通訳を用意してくれ、と直前に頼まれ、スタッフが大慌てで探して、でも登壇したら、英語だけで通す方もいたりして(笑)。


「アマンダ」TIFF公式HPより借用。

グランプリ受賞したフランスの映画「アマンダ」は、パリのテロで母親を亡くした7歳の女の子と、その子の保護者にいきなり
なってしまった24歳の若いおじさんとのお話です。悲惨な状況も生活の一部として淡々と描かれているので、逆に事態の深刻さを感じつつ、
主演の女の子の大きな瞳にグイグイ引き込まれ、最後は涙を流してしまいますが、それは希望に溢れたものでした。

今回全く担当ではなかったのですが、映画を拝見して、とても好ましく思った作品の一つです。

配給がまだ決まってないのかな?
可愛らしくて、家族の喪失と絆の物語と普遍的なテーマでありつつ、背景はとても現代的。
感動的なとても見やすい映画なので、早く一般公開されますように!