アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

那須高原でパラグライダー、どうぶつ王国、日光東照宮でお参り。

2020-08-24 12:30:50 | 日記

空からこんにちは!

下田から東京に戻り、1日仕事をして、今度は那須高原に行ってきました。


インストラクターと一緒に走りだす娘

宿に到着する前に、まずはパラグライダー体験です。

ヒリゾ浜が載っていた雑誌をめくっていたら、パラグライダーの写真がいくつかあり、「これやりたい!」と娘が言い出しました。
以前ネットフリックスで見たネイチャー系のドキュメンタリーで、ネパールの山々をパラグライダーで飛んで移動する
人の話をみて、一度やってみたいと思っていたそうです。

実は私もやってみたいと思っていたのです。以前住んでいたシドニーのビーチの上を時たまパラグライダーで飛んでいる人たちがいて、とても気持ち良さそうだったから。またよく夏に遊びに行っていた小淵沢にもパラグライダースクールがあり、今度やってみようと思いつつ、そのままになっていた、ということも思い出しました。

今回は那須にも行ってみたいと思ったので、那須高原KPSパラグライダースクールのタンデムというインストラクターが一緒に飛んでくれるスタイルの体験を申し込みました。自分一人で飛ぶ練習ができる体験コースもあるようです。

https://www.kps-paraglider.jp/


お〜、飛んでる、飛んでる。

やや風が強かったということで、まずは我が家で一番重量のある夫から、とインストラクターからご指定がありました。
そしてインストラクターさんは一番軽そうな女性。


一番手はパパ。インストラクターが子供に見えます(笑)

2番手の娘の時は、一番重量のありそうな男性のインストラクターが後ろについてくれました。総重量制限があるんですかね?
体重90キロ以上の方はお断りする場合があります、と注意書きにありました。20年くらい前の夫なら、お断りされていた(笑)。


向かい風なので、すぐに浮かびます。

ふわふわ浮かぶ娘のパラグライダーを見ながら、次は私だわ、とワクワクしていたら・・・あらら、小雨が降り始めた。


神妙な顔つきで、丘に戻ってきました。

と、思ったら土砂降りに。そして雷鳴りまで・・・。ちょうど雲の境目にいて、あっちは晴れていて、
こっちは暗い。「今日はこれで中止ですね」とインストラクター。
え〜ん、ついさっきまでお天気良かったのに〜〜!!

天気予報を見ると、次の日も朝から雨・・・今回は無理かなあ・・・。


紫陽花がまだ咲いていました。300メートルちょっとの高度で、少し涼しいからかな?

でもね、「明日、朝8時でしたら、再トライできますよ」と言われて、もちろん「はい!」と答えました。
天気予報は午前11時くらいから雨ですが・・・まあ、8時ならどうにかなるということでしょう!


曇ってますが、雨は降ってない!

たまたまパラグライダー場から20分ほどのところに宿をとったので、(まさか再トライになると思ってはいませんでしたが)
それほどは早起きせずに無事に到着。曇りですが、それほど暗くはなく、まだ雨雲は見えません。大丈夫かも!

説明も済んでいるので、すぐに車で移動し、ささっと準備してくださって、私と同じくらいの背格好の、筋肉質の男性インストラクターが後ろについて、あっという間に空の上へ。



うわ〜〜、真下に田んぼや森がある〜!!ミニカーみたいな車が動いてる〜!
ゆったりと移動するので、全く怖くありません。
ひやあ、気持ちいい〜〜!!

ジェットコースターが大嫌いな私でも、怖がりの9歳の娘でもゆったり楽しめました。
自分で操作するのはとても難しいそうですが、その点、タンデムだと操作は全てインストラクター任せです(笑)


貸切で朝食です。

いつもは8時半と決まっている朝食時間を、事情を話したら、9時にずらしてくださいました。
今回はダメかも、と諦めかけた後のパラグライダーに乗れて、とっても満足した気分で、フルーツやサラダ、
卵にソーセージなどたっぷりの朝食を美味しくいただきました。


ペンションの一角で。

1泊目の宿「ペンション 那須のくまさん」は、パラグライダースクールから近いペンションのリストの中から、娘が「ここがいい、この部屋に泊まりたい」と写真を見て決めたお宿ですが、最初に足を踏み入れた時は「ちょっとイメージとは違う」と怯み(笑)、でも最終的には気に入ったらしく、また泊まりたい、と言っておりました。

http://nasukuma.co.jp/

今回、まさか1度目が中止になるとは思っていなかったのですが(天気予報も雨じゃなかったし)、自然が相手、特に山の天気が相手のパラグライダーは不確定要素が大きいので、たまたま近くの宿をとっておいてよかったです。


「ペンション 那須のくまさん」を出発します〜!

前の日の昼間、パラグライダーの後に立ち寄ったカフェのご主人が「お子さんがいらっしゃるなら、どうぶつ王国に
行くといいですよ、1日楽しめます!」と強力おすすめいただいた、那須のどうぶつ王国に行ってみました。


くまさん(?)仕様のアイスクリーム、撮影by娘。

おすすめ通り、那須のどうぶつ王国はとっても楽しかったです!

https://nasu-oukoku.com/


くるくる動くレッサーパンダ、こんなに可愛かったとは!

危なくない動物は、手を伸ばせば触れるくらい近くにいるのです。キツネザルとかね、頭の上を飛ぶのですよ。リクガメは足元を歩いていて踏んでしまいそう・・・様々な鳥たちも、バサバサ頭上を飛び回っています。


ジャガーがあくびしてる・・・

コロナで中止になっているイベントや展示もありますが、他にもたくさんあるので、あまり気になりませんでした。
何時間か滞在したら、雨が降り始め、慌てて車に戻りました。
まだまだラクダに乗ったり、他にもやりたかったことが残っていたんですけれど。


スナネコの赤ちゃん撮影中。

スナネコの赤ちゃんが生まれた、とかで行列して撮影しました。


ね、ね、可愛いでしょ(笑)??

たかがネコの赤ちゃんでしょ、とハナで笑っていた私ですが、あまりにも可愛くて・・・マウスパッドを買ってしまい、
今使っております(笑)(しかし、ネコのマウスパッドって・・・)


高原を見下ろす園内のカフェで。

途中雨が降ったのは残念でしたが、遊んでいる間は曇り空でちょうど良かったです。
那須高原、高度はあるので東京よりは涼しいですが、それでもね、歩き回ると暑いです。
晴天だったら暑すぎてクラクラしたかも。


「恋人たちの聖地で、パパとママをとる」と娘が張り切って演出した(?)写真。

2泊目はホテルサンバレーという大きな敷地に結婚式場や美術館、いくつもの宿泊棟や流れる温水プール(ちゃんと泳ぐというよりは
水遊び用です)のあるところに泊まってみました。雨が降っても、施設内でプールやたくさんの温泉を楽しめるのでちょうど良かったです。

https://www.nasu3800.co.jp/?utm_source=Yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=search&yclid=YSS.1000390715.EAIaIQobChMIoYuor5Gz6wIVVnRgCh3K8AVkEAAYASAAEgKEI_D_BwE

・・・考えることはみんな同じなようで、子供づれの家族がたくさんいました(笑)!


世界遺産、日光東照宮!

那須から東京へ帰る途中、一度は夫や娘に見せたかった東照宮を見せようと、日光に寄り道してみました。


3ザルの前にじっとしてられない2ザル。

帰り道だとはわかっていても、30度以上の中歩き回るのは辛い、と諦めておりましたが、幸い雨が降り25度くらいまで気温が下がったので、とりあえず行ってみたら、それほど混んでもいず、ゆったり見て回ることができました。



「もう早く東京に帰ろうよ〜」とぶーたれる娘をソフトクリームで釣って(笑)、参拝を始めたら、眠り猫あたりで「かわいい!」
と反応し始めました。やったぞ、シメシメ(笑)。


「わあ、すごい!細かいね〜、きれいだね〜」。

遥か昔、ここ日光東照宮を訪れた時に鳴き龍の下で手を叩いて驚いた記憶があり、叩くのが楽しみだったのですが・・・残念ながら今は観客が叩くのは許されておらず、説明してくれるスタッフがいろんな場所で手を叩き、龍の顔の真下でしか音が響かない
ことをデモンストレーションしてくれます。

それでも娘も夫も「おお〜〜!」と驚いていたので、私としてはマンゾク(笑)。


透明な水が涼しげな大谷川、かかる神橋はこれまた「恋人の聖地」だそうです(笑)。

世界遺産は、他にも日光山輪王寺があり、また日光二荒山神社も近くにあるのですが、お腹もすいてきたので、東照宮だけで参拝を終えて、近くにある金谷ホテルでちょっと優雅な気分でお昼をいただきました。


私たちだけヨレヨレのTシャツですいません・・・


虹鱒にハンバーグ。


「バックグラウンドはおしぼりって書いておいて」デザート写真、撮影by娘(笑)。

渋滞もなく、スムーズに帰宅。雨のせいか、東京も数日前よりは暑くなくて、ちょっとホッとしております。

さて、明日で夏休み終わり、明後日から学校です。
「早く学校に行きたい!」とムズムズしている娘でございまする(笑)。


早めに下田、初めてのシュノーケリング。

2020-08-24 09:45:48 | 日記

吉佐美浜にまた来ました〜!

お盆休み明けてすぐ、毎年9月か10月にいく下田のアーネストハウスに行ってきました。

https://www.ernest-house.com/


がらんとした吉佐美浜、風が気持ちいいです。

8月半ばにここにくるのは初めてです。海の水は9月と同じくらい、思ったより暖かくないのね。ペンションは満室でしたが、ビーチの人影はまばらで、9月と同じくらいのんびりとした雰囲気が嬉しい。


バスケットに入った朝食を持って、ビーチに出かけるのが毎年の楽しみ。

伊豆とは思えないほど透明で魚がたくさんいるシュノーケリングスポット、ヒリゾ浜のことは数年前に聞き、行ってみようと準備しましたが、あいにく娘が高熱を出し、下田行き自体を断念しました。


朝の海。

秘境だと聞いていたヒリゾ浜ですが、「親子で遊ぼう夏休み2020年」みたいな雑誌にはしっかり掲載されていました(笑)。
どうやらテレビで放映されたらしく、ものすごい混雑らしい・・・。


ヒリゾ浜にて。

それでも今年は一応シュノーケリングの用意はしてきました。ペンションのご主人に聞いてみたら、「お盆休み中はさすがに混雑していたみたいですが、今朝はそれほどでもなかったようですよ」と何やら調べてくれました。
「行くなら、今年が行きどきかもしれません。明日、ここを朝6時過ぎに出れば大丈夫かも」とのこと!


テントがいっぱい。

それはチャンス!と頑張って早起きして、宿を朝6時に出て、でも忘れ物に気づいて、また戻ったりして(笑)、でも7時前には
中木港の駐車場に着きました。整理券を無事にゲットして、駐車場に向かうと、あと10台ないくらいの空き状態。例年は5時でも
もう満車になるらしい・・・


さ、泳ぐぞ〜

8時になると渡し船が出航し、5分ほどでヒリゾ浜に着きます。石がゴツゴツして日陰のない浜に、どうにか平らな部分を見つけて
テントを広げます。海に入ると、朝だからか、まだちょっとひんやりしています。


行ってきま〜す!

海に顔をつけると、小さな青い熱帯魚がちょろちょろ、メダカの学校みたいな群が下の方でワラワラ動いてます。
オレンジ色の小さいサンゴが黒い岩にあちこちへばりついています。海中は、おそらく以前は色が濃かったであろうサンゴに
海藻がゆらゆら。

ああ、水中カメラを持ってこなかったのが悔やまれます・・・備忘録として、ネットで見つけた写真で、私が見たのはこんな感じだった、という写真を載せておきますね。






(ネットで「ヒリゾ浜、シュノーケリング」と検索すると、驚くほど透明で美しい青い海やものすごく数のいろんな魚の写真が
出てきますが、私たちが行った日はやや曇りがちだったので、それほどではありませんでした。かんかん照りだともっと青くてきれいな海が見えたのかもしれませんが、そうだったら、日陰のない浜では暑くて大変だったかも・・・)


生まれて初めてシュノーケリングをする娘は、最初は怖がって、ライフジャケットを借りました。でも、海中にいろんなお魚がいるのが楽しいらしく、なかなか海から上がりません。少ししたら、ライフジャケットを脱ぎ、さらにもう少ししたら足ひれをつけて
泳ぎ始め、気がつくと全く足の届かない、深さ2、3メートルのところも平気で泳いでいました!

「お魚かわいい!」と追いかけていくうちに、深いところに入ってしまうのですが、楽しくて怖さを忘れ、すると泳ぎやすくなり、
という好循環。お昼には日差しがかなり強くなるので、帰る人が増え始めますが、「まだずっといる!」と娘(笑)。

浜にはお手洗いもお店も何もないので、年中往復している渡し船で中木港に行っては用を足します。なんだかんだと私たちは2時過ぎまでおりましたので、6時間はヒリゾ浜に滞在したことになる。娘はそのうち少なくとも4時間は海の中で遊んでいたはず。

25メートルくらいは泳げるようになっていましたが、足がつくところでした泳いだことがなかった娘です。それが4時間の間に、ライフジャケットなしで、足ひれをつけて、水深2、3メートルのところを平気で泳げるようになりました!
かわいい、きれいなお魚がいて、かわいいから、もっと見たいから、とどんどん上達しちゃいました。

ふと、数十年前にハワイやバハマ、御蔵島でイルカと泳いだことを思い出しました。
あまり泳げなかった人が、イルカと泳ぎたくて、あるいは泳ぐのが楽しくて、気がつくとぐんぐん潜ったり、かなりの距離を泳げるようになっていたのです。

楽しさってものすごく大きな原動力なんだなあ、と改めて思いましたですよ〜。


ふたたび、吉佐美浜。

次の日の朝、吉佐美浜で、バスケットに入った朝食をいただきながら、足がつくところで水遊び。
サーファービーチなので、波はやや強めですが、朝はそれほどでもありません。

でもね、前の日、深い海でぐんぐん泳いでいた娘は波を怖がり、なかなか海に入らない(笑)。
確かに波が穏やかな日だったし、岩に囲まれているので、波はほとんど感じない中でのシュノーケリングでした。

やっと説得して、海に一緒に入って、手を繋いだまま泳いでいたら、楽しくなったらしく、一人で泳ぎ、そのうち
また足ひれをつけて、ぐんぐん泳ぎ始めた。


まだ泳ぎたいんだけどね・・・。

もっと泳ぎた〜い、と言い出したところで、そろそろ出発の時間となりました(笑)。
次に海に行くまで、この楽しさを覚えていますように〜!


伊豆の海、また来るよ〜!

チームラボプラネッツ&ボーダーレス、「あるがままのアート」展

2020-08-15 08:10:41 | 日記

ブレてますが、3つ重なったセミの抜け殻

長梅雨終わったと思ったら、35度を超える酷暑の日々が続きますね〜。


今年はセミの抜け殻が妙に目立つような・・・?

改装して再開した近くの公立のプールは、人数制限をしており、電話で予約しないといけないのですが、
予約できればいつもよりゆったりと泳げるのでとても快適です。電話も繋がりにくいのですが、
頑張ってかけまくり(笑)、予約を入れてはよく娘と泳ぎに行ってます。


チームラボ・プラネッツ

でもね、お盆休み中は、さすがに予約も取りづらい。屋内で何か遊べるところはないかと雑誌を見ていたら、娘が「行きたい!」と指差したのが、チームラボのプラネッツとボーダーレスの2つでした。善は急げ(?)と2日続けて行ってみました。



最初にプラネッツにいき、ひざ下まで水に浸かったりして、「気持ちいい〜!」と親子3人、大喜び。
一つ一つの空間をじっくり楽しめますが、それほどたくさんはないので1時間ちょっとで見終わってしまいました。
近くにあるショッピングモールにいくと、娘はなぜか無印良品にへばりついてしまいました。
「こういうシンプルなのがいいの。自分でデコれるから!」だそうで。


チームラボ・ボーダーレス

次の日はボーダーレスに行きました。絵を描いたり、遊具に乗ったり、こっちの方がより遊べますね〜!


自分で描いた絵が動きます。

どちらも行くのは初めてです。思ったよりも混雑してなかったのは、今のご時世、しっかり人数制限をしているから
でしょうか?


ソーシャル・ディスタンスを保って絵を描きます。

外は35度、でも中は寒いぐらいで、たくさん体を動かして遊んでも汗もかかない快適さ。
真夏に遊ぶにはちょうどいいです!


プロジェクションされたお茶をいただきました。

丸々2日間、チームラボを楽しんで、次の日は「ファンシーすぎる机周りを整理する!」と言い出した娘は、
断捨離を決行。個室がなく、長〜い作り付けのデスクを分割して親子3人で浸かっているのですが、娘の
エリアだけ、確かにファンシー(笑)。


3度目のおうち花火。

小学校に上がる時には、女の子用の学習机を欲しがったのですが、置く場所がない。
アジアンショップで見つけた、ミントグリーンの布をデスクマットの下や周辺に貼り付けて、透明なピンクのジェムストーンみたいな取っ手のついた引き出しを買って、なんとなくそれっぽいデスク周りが出来上がり(笑)。

いろんなファンシーグッズやおもちゃをたくさんを置き、さらにおさがりのPCを置いたら、勉強をするスペースがなくなっちゃいました。なので、宿題はいつもダイニングテーブルかちゃぶ台のような低いテーブルの上(笑)。


夕暮れは少し涼しい川べりで。

「これからは自分の机で勉強できるようにしたい」と言い出した小学3年生、この前へばりついていた無印良品の
ようなシンプルでスッキリした空間を意識したようです。でもね、キラキラしたものを置くことは忘れない(笑)。

その後、自分の机で宿題など作業するようになりました〜。でも相変わらずダイニングテーブルやちゃぶ台も
作業台として使っています。自分のテリトリーを広げたかったのね(笑)。


東京芸大美術館

さて、前回は間違えて同じスペースの違う展覧会を見てしまった芸大美術館、お友達に誘われて、やっと見たかった方の展覧会「あるがままのアート」の方を見てきました。

https://www.nhk.or.jp/event/art2020/


なんと落ち葉を「折り紙」した動物たち!

いやあ、素晴らしかったです!
めまいのするような細密な絵、叫びが聞こえそうな激しい絵、エロチックなモチーフを使って原初的な生命力を感じさせる絵・・・
さらに今回は刺繍とか刺し子など、縫う作品や、気の遠くなるほどの細さに切った紙などもあり、一つ一つの作品に細胞が
反応するような作品群でした。




さらに今回興味深かったのは、数分にまとめられたアーチストの紹介ビデオです。
幻聴や幻覚に悩まされた、などの本人の話もありますが、それらのビデオを見て気づいたのが、彼らアーチストを支える周りの人々の献身でした。


なんとチラシを切ったものを1枚1枚糊付けしていって、出来上がったオブジェ。

お母さんだったり、施設のスタッフだったり、工房のご主人だったり・・・お母さんの中には「とにかく今日1日無事で
過ごせますようにと思って生活してます」とおっしゃる方もいて、アーチストを支える静かな祈りのような力があってこその、
パワフルな作品だったのだと、はっとさせられました・・・。

事前予約が必要ですが、無料ですので(笑)アートがおすきな方々、ぜひご覧あれ!

「わたしはちきゅうのこだま」展、「モダン・ファミリー」と性教育。

2020-08-04 09:42:58 | 日記

2回目のおうち花火。

8月になって、やっと梅雨明けしましたね〜!


上野の東京藝術大学大学美術館で開催中。

根津から上野まで散歩するのが好きなのですが、たまたまこんな看板を見かけたので、「特別展 あるがままのアート」を見ようと
思ったら、間違えて「わたしはちきゅうのこだま」の方に入ってしまった(笑)。


https://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2020/turn/turn_ja.htm


どちらも事前予約必要ですが、その場でバーコード読み取りで予約できちゃいました。



芸大生や卒業生、留学生などがいろんな国で学校や高齢者施設などでワークショップをした時の記録だったり、その時作った
作品にさらに手を加えたものだったり。



展示を見ながら、数年前に、夫の生まれ故郷ポーランドに初めて行った時、義姉に頼まれて、第3大学(定年退職者の生涯学習グループ)で
日本の折り紙を教えて欲しい、と言われ、折り紙を教えたついでに紅茶豚の作り方も説明したり、さらに日本についての質疑応答になるという楽しい時間を過ごしたことを思い出しました。


折り紙教える私の後ろに張り付いてる娘

2年後に再訪した時には、筆や墨汁を持って、お習字のデモンストレーションもしましたよ〜。



展示の中に、ポーランドのヴロツワフの高齢者施設でのワークショップの模様があり、懐かしい気がしました。
今年は行けないなあ、なんて思いながら・・・。


「わたしはちきゅうのこだま」展より

さて、ここのところネットフリックスで配信している「モダン・ファミリー」を家族3人でよく見ております。



60代父親と、自分の娘より若い若いラテン美女後妻&その連子(小学生の息子)、典型的なアメリカン・ファミリーである娘家族(大学生の長女、中学生の次女、小学生の息子)、その息子家族(ゲイカップルで幼稚園生の養女)という3家族のドタバタを描く、各エピソード20分くらいのコメディシリーズものです。
どうってことない話ばかりなのですが、なぜかハマる(笑)。

今のところ10シーズンまでネットフリックスで配信されているので、夏休み中は楽しめそうです(笑)。



小学生の子供達もキャラクターとして出てくるドラマだから、と娘と一緒に安心して見ていたのですが、むむ、たまにバレンタインデーに夫婦でデートに出かけて・・・と性生活の話が出てきて、焦ります(笑)。

娘はケラケラ笑いながら、わかってる風なコメントをする・・・が、少しズレてる気もして・・・。



「これは一度ちゃんと教えたほうがいいのかもしれない」とちょっと調べたら、まずこの「おうち性教育」という本が見つかり、早速取り寄せて読んでみました。



この本、とってもいいです!いろいろなQ&Aも出ており、中には「家族団らん、TVでベッドシーの見たら」と、まさに今私が聞きたい質問もありました(笑)。

性のあり方として、SOGI(ソジ、 Sexual Orientation Gender Identity、性的思考と性自認)という言葉があると、この本で初めて知りました。
好きになる相手の性別と自分で認識する性別、という言葉で、多様な性のあり方を表す言葉だそうです。

最近よく出てくるLGBTは性的少数派を表す言葉であり、多様性を表すなら、性的多数者も含めた全ての人の属性としてのSOGIを使うようになってきているとのこと。

ジェンダー・フルイディティ、流動的な性、という言葉を何年か前に知って、なるほどね〜と思ったのですが、SOGIという言葉を使うことで、多様性が当たり前だと思えるようになっていくといいですね。



子供への性教育について、自分の理解は多少深まったところで、では実際にどうやって娘に話すか?ということで、この本を見つけました。
「とりあえず本を子供に渡して読ませた」というレビューがあり、それなら私にもできる、と思ったのです(笑)

この本が届いた時、娘が封を開いてまず目を通していました。
ラッキー!と思っていたら「うえ〜、なにこれ、怖いから見たくない」と言い出した(笑)。
じゃ、寝るときに一緒に読もう、ということに。


芸大にあった草花。

その後ベッドに娘とふたりで寝ころんで、久々に一緒に本を読みました。
そしていろんなおしゃべり。
娘がお腹にいた時のこと、出産の時のこと(これは娘が聞きたがるので、何度も話したことはありますが)。
死についてのページもあったので、去年亡くなった義母のことや、自宅で亡くなった父方の祖母の死化粧の話をしたり。

性的指向については、くだんの「モダン・ファミリー」や日本のドラマ「昨日何食べた」もよく見ていたので、
「ああいう風にね、男の人同士のカップルもいれば、女の人同士のカップルもいる。あとね、心が女の人で体が男の人もいれば、
逆の人もいるんだよ」と話すと、すんなり理解したようです。

子供が観ても大丈夫な、いろんな性のあり方を自然に見せてくれるドラマや映画って大事だなあ、と実感しましたですよ。



すでに「学校で教えてくれない大切なこと」シリーズの「ステキになりたい」で、月経やダイエットについて読んでいて、
ある程度わかっていたのも助かりました。

このシリーズ、整理整頓、時間管理などについてもわかりやすく書かれていて、私がグダグダいうよりいいみたい。
まあ、わかっていてもできないのですが、行動を起こすきっかけとして、「本で読んだからね」の方が、「ママに言われたから」
よりもずっと気分良さそうです(笑)。

子供向けにわかりやすく楽しく書かれた実用書がいろいろ出ているんですね〜、助かります!