アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

静かなイースター、オンライン授業を楽しむ、雨でもお天気でも、散歩。

2020-04-26 01:33:19 | 日記

ポーランドから来たイースターのメール。

毎年東京でも、夫がお料理をして、総勢11名ほど家族が集まりお祝いしていたイースター。今年は一応夫がまたお料理を作りましたが、
我が家3人と隣にいる父と4人のみ(いとこたちがいなくて悲しくて癇癪を起こした娘は途中まで不参加だったので、実質3人)で静かでした。


卵に絵を描いたよ〜。

ポーランドにいる夫の姉たちの家族も、いつもならどちらかの家に10人以上集まり、イースターをお祝いするのですが、今年は別々にひっそりとお祝いしたらしい。


イースターのお祝いに、いとこたちや大きいおばあちゃんにプレゼントしようとクッキー作り。

春休み終わってから、ずっとオンライン授業を受けている娘、最初は「友達とあって遊べないから早く学校に行きたい」と言っていたのですが、
最近は「混んでる電車に乗らなくていいから、オンラインの方が楽」と言い出してます(笑)。


デコってます。

登校する時は、7時過ぎには家を出なくてはいけないのが、今は7時過ぎに起床すればいいので、かな〜り楽チンのようです。


大叔母に頼まれて、シャツにイラスト描いてます。

オンラインに慣れて、午後の自律学習の時にストレッチ教室を友達が開いてくれたり、夜もまた友達とズームで集合しておしゃべりしたりしたりして、
物理的には離れているけれど、心理的にはいつもどおり、あるいはより近くなってるかも?


シャツ3枚にイラスト描きました〜!

「離れていても一緒に学べる」というのが、オンライン授業始まりの時のテーマでしたが、その通りになってる!
毎日使うからズームの使い方はよくわかっていて、たまに使う私に指導してくれます(笑)


八重桜も散り始めました。

ところで、今年ほど桜を堪能した年はなかったかもしれません。


花が散ってさくらんぼの青い実がなり始めた。

満開に向けて、今か今かと心待ちに散歩した川原の桜並木、湯船から見える桜。
満開になると、今度は散り始めるのが寂しいと先回りして悲しんだり。


葉桜。

葉桜になってしまうと、あとは緑が濃くなっていくのを楽しめばいい、とちょっとホッとします。


ソメイヨシノは葉桜だけれど、八重桜のお花はまだ少しまだ残っています。

世の中にたえて桜のなかりせば、春の心はのどけからまし

教科書でこの和歌を習ったとき、「この世の中に、全く桜というものがなかったなら、春を過ごす人の心はどんなにのどかであることでしょう、というのが口語訳で、解説としては、
本来春はのどかな季節であるのに、人は桜が咲くのを待ち、散るのが気になり落ち着かない。桜があるために人々の心が穏やかでない。人の心を騒ぎ立てる力のある桜の素晴らしさを伝えようとしている」みたいな説明をされたように思います。

当時は、ふ〜ん、そんなもんかあ、くらいに思ったのですが、年々、とくに今年は心の奥底から共感いたしました(笑)


川原にはアカツメクサがたくさん咲いています。

ほとんど毎日川原を散歩しているので、桜だけでなく、他の草花や空の雲の様子もなんとなく目に入ります。


ヘビイチゴ??食べたら、甘みがなくて美味しくなかった。


雨露がびっしりついたクローバーなど。


芝桜も濡れそぼっています。


雨であたりがぼんやりと灰色。


雨の合間の不穏な雲の色。

娘が生まれた時に住んでいたシドニーでは、ほぼ毎日ビーチを散歩していました。その時も、いつも同じようなコースだったので、
ちょっとした変化に気がついて、感心したり、驚いたり。


山の稜線がはっきり見えてびっくりした日。空気が以前よりずっときれいになったのかも。


晴れだけれど雲の色合いが濃い。


優しげな青色の空の下、よく見ると八重桜のピンクがぽつりぽつり。


真ん中にたっぷりの雨水、周りにたまのような雨露がびっしり。


これは南天の木でしょうか?雨露がキラキラ。


勝手に生えてくる蕗。

除草剤を撒いても負けずに毎年蕗が生えてきます。茎がとても細いので筋を取るのが面倒だと、これまで放っておいたのですが、
暇なので(笑)、煮物にしてみました。



お店で買うより、苦味があって、しっかりした蕗らしい(?)味がして、美味しい。


手前から、たんぽぽの白和え、蕗の煮物、蕗の葉っぱとポテトと鶏肉のグラタン。

除草剤でカピカピの裏庭に、野菜クズを埋め続けています。でもまだまだ土はよくならない。丈夫だと聞いていたバジルを桜の木のもとに
植えたら、すぐにダメになってしまいました(笑)!日陰だったからかもしれませんが、同じエリアにたんぽぽや蕗、ドクダミはしっかり
生えてきています。

こんなに栄養のない土でも繁殖する生命力ってすごいなあ、と感心したのも、蕗を食べる気になった理由です(笑)。
たんぽぽも食べられそうだと調べたら、茹でてしっかりアク抜きをすると食べられる、というので、クタクタになるまで茹でて、しっかり
冷水で洗ったら、苦味のきついほうれん草のようになりました。

たんぽぽは、かなり茹でたりお水につけるので、栄養素が全部出ちゃいそうな気がして、(お味もそれほどでもないし)、1度でやめました(笑)。
蕗の煮物は隣の両親も喜んでくれるし、夫も好きそうなので、何度か試し、さらに蕗の葉っぱは肉巻きにすると
娘が喜んでくれたので、リピート数回。

そのうちドクダミの葉っぱがもっと大きくなったら、食べてみようかな?いや、乾燥させてドクダミ茶の方がいいかしらね?

緊急事態宣言が出て、花見風呂に花見散歩の日々がさらに続く。

2020-04-09 21:18:42 | 日記

八重桜が咲いてきました。

緊急事態宣言が出ましたが、それ以前から外出自粛していたので、生活はあまり変わりません。


白っぽい八重桜。

仕事が全部キャンセルになったし、プライベートも自粛中なので、バスや電車など公共交通機関に乗らなくなって久しいです。


桜に、なんの鳥かなあ?

娘の春休みが終わって、始業式と入学式は、登校とオンライン参加が選べたのですが、通学に小1時間かかる娘は両方ともオンライン参加に
しました。かなり短縮された式で、全員マスク着用でしたが、それでも式が開催できたのは良かったと思います。


最近自分で魚焼きグリルを使って、チーズトーストを用意するようになりました。

新学年が始まって3日目に緊急事態宣言が発令したので、全員オンラインに急遽変更になりました。


完成!春休み中は、朝食兼昼食で、これくらい食べてました。

それ以前に学校側は、実際の登校とオンライン参加と両方選べるように、授業を準備していてくれたようですが、全員オンライン参加に
切り替わり、また準備し直さなくちゃいけないから大変ですよね。


近くの川原、いつもよりもっと先に行くと、芝桜と桜並木が両方あるところを発見。

ギリギリまでいろんな面を考慮して準備してくださり、状況に応じて瞬時に変えられるスタッフの機動力に大感謝です!


散歩コースのお寺の桜。

よく川原を散歩します。桜並木があるので、そろそろ満開だな〜、散り始めたな〜と、あらゆる段階の花見を満喫しています。


同じく散歩コースの教会に桜。

川原から駅前のちょっとした繁華街エリアを通るのですが、途中にお寺と教会があり、どちらも桜がきれいでした。
自然は宗教を選ばないよなあ、なんて思ったりして・・・。


突然雪が降った日、娘は大喜び。

春真っ盛りのような日の次に、いきなり雪が振り、桜に雪という珍しい取り合わせも堪能しました。


桜並木に雪だるま!

我が家のお風呂場から、桜がよく見えます。


湯船にうんと浸かるとこんな風に見えます。

日中ゆっくりお風呂に浸かり、お花見をします。雪が降った日、風が強かった日、どちらも桜がとても美しく見えました。


湯船から出るとこんな感じ。

「朝寝、朝酒、朝湯が大好きで、それで身上つぶしたあ、あ〜、もっともだ〜」と会津磐梯山の小原庄助さんみたいな生活だわ、と自分で
思います(笑)。朝酒はしないけれど、花見が加わるから、小原庄助さん以上(以下?)かも!?


川原の桜の二人

右足首の骨折、まだレントゲンでみるとしっかり骨折の線が見えるのですが、かなり普通に動けるようになり、一時は夫に任せていた
料理もまたするようになりました。


夕日の川原と桜並木。

散歩帰りに、いい魚屋さんがあるので、今日は何があるかな、と見るのも楽しみの一つ。


カモがのんびり。

名前は忘れましたが、何やらすごい形相の、固い頭で、赤い色のお魚は(写真撮っておけばよかった!娘が怖がるお顔でした)、一尾100円。
唐揚げにすると美味しい、とお魚屋さんに教わったのですが、
マジックソルトをふって、オリーブオイルを多めにして焼いたら、かなりしっかりした白身になって、とっても美味しかった!



同じ日、これまた一尾100円のギス、という細身の白いお魚も買ってみました。塩水に15分くらいつけて焼くといいよ、とこれまたお魚屋さんに教わって、その通りに焼いたら、
これも美味。ちょっと雑味のあるキスみたいな感じ?だから、キスじゃなくてギスなのか(笑)!?


早めに花がさいたサクランボの木には、すでに青いサクランボがなり始めました。

のんびりお魚屋さんを冷やかして、「うわ、なんだろう、このお魚?どうやって食べるんだろう?」と店員さんに相談して、料理してみる。
ちょっとした楽しい冒険です(笑)


川原にたくさん咲いているお花。なんていう名前だろう?

さや付きのそら豆をお店で見かけるようになりました。、そのまま魚焼きグリルで焼くと、ほっくりしてちょっと甘みが増します。
夫も好きそうで、なんどもテーブルに並んでいます。


ちょっとした沼地みたいなのも川原で発見。

散歩がてらに夕食のお買い物を楽しむなんて、娘が赤ちゃんの時に住んでいたシドニー以来かもしれません。



桜がはっきり見える昼間の散歩もいいのですが、夕暮れ時に広々とした川原を歩いていると、ちょっと次元の違う世界に入り込んだような気持ちに
なります。



黄昏時、逢魔が時、大禍時。
そんな時間に、川原を歩いていると此岸と彼岸の境目にいるような気分になる、と言ったら大げさかな。
ちょっとした瞑想気分とでも言いますか。



いろんな情報に振り回され、ふとすると不安と恐怖に陥りそうで、自分なりにバランスをとっているのかもしれません。
あるいは、とっても贅沢な時間を与えられているのかも・・・?