アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

綾部の古民家で表現アート。

2024-04-26 08:14:38 | 日記

「わたしに還る宿 羅美」

京都の郊外、綾部にある古民家に行ってきました。「旅の途中」というテーマの表現アートのワークショップに
参加したのです。



https://lavieayabe.site/

違う言い方をすると・・・表現アートの仲間たち、みどりさんのお宿で、みわちゃんがワークショップをすると聞いたら、参加せずにはいられません!

http://www.i-m.mx/renkonan/renkonan-miwayuko/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E5%87%BA%E5%89%8D%E5%87%BA%E5%BC%B5%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF.html



お庭の一部。

他にも表現アート友達が何人も参加して、同窓会的な楽しさも相まって、人生という「旅の途中」に一息ついて、自分の中や外を見つめる豊かな時間でした。


ハンモック、一回転げ落ちました(笑)。

15年ぶり、7、8年ぶり、数ヶ月ぶりの友人たち、そして初めましての何人かの方々。そんな年月の差が気にならないのも、
こういうワークショップのいいところ。


「Qちゃん」、作りました、というか、現れました(笑)。

さらに、みどりさんが13年かけて改築した古民家の心地よさ。また長年、いろんな人にワークを提供してきたみわちゃんの器。そして、参加した人たちの優しさ、もあるかな?



でもね、来談者中心療法で知られている心理学者カール・ロジャーズが提唱したパーソン・センタード・アプローチ、自分も相手も尊重するその態度、批判されないという安心感が、一番大きいかもしれない。


コラージュって、いつも「こんなんできましたけど」なのです

パーソン・センタード・アプローチは、その娘ナタリー・ロジャーズに引き継がれ、彼女はさらに表現アートを取り入れて、パーソン・センタード・表現アートセラピーと発展させました。


京都から綾部までの特急、クラシカルな作り。

二十代の終わりから三十代にかけて、アメリカに住んでいた時、ひょんなことがきっかけでナタリーと知り合った私は、彼女の研究所で、一通り研修を行い、論文を書いて修了書を取りました。でもあまりもそれをあまり使うことないまま何年も経ち・・・。


車窓から。

20年ほど前、アメリカから講師を招き、日本でパーソン・センタード表現アートセラピーの合宿が長野県の女神山ライフセンターで開催された時に通訳させていただいてから、ずっと女神山での合宿の通訳をさせていただきました。

http://www.megamiyama.jp/


古民家 羅美には暖炉もあります。

そこで知り合ったのが、今回綾部でご一緒した人々。


緑がたくさんなところにいる、のです。あるいは、宇宙、未来都市、はたまたマスクメロンか(笑)

1週間の合宿を4回行って、さらに論文を書いて合格したら、修了書がもらえる、というコースだったので、一時期、私は1年に何度も女神山に滞在しました。


ピザ窯、火が入りました〜

1週間も寝食を共にし、さらに自分の気持ちをいろんな形で表現する、という濃密な日々を共に過ごした人々とは、その後ずっと会わなくても、会えばすぐに女神山にいた時に戻ってしまう。


焼きたて、おいし〜!

学生時代の友達と会うと、学生気分になるのと同じですね。



なんだか今月は、とっても懐かしい人々との再会が多いなあ〜。40年ぶりのチャロから始まって、今回は20年ぶりくらいの人もいたし。



テーマが「旅の途中」だったからか、今回会った人々と、またしばらく会わなかったとしても、きっとまたとこかで
会うんだろうなあ、なんて思えたのでした。



またお互いの道が、旅の先々で交わることもあるよね、と。


精進料理。味付けもしっかり、ボリュームもたっぷり。

そうそう、羅美でのご飯、どれもおいしかったです!


カラスノエンドウの天ぷら。くせがなくて、美味しい。お花の色が見えます。

お庭にある野草を摘んで、天ぷらやおひたしにしてくれたました。その辺にある草(?)が食べられると思うと、楽しい。そして美味しい。


最後はしとしと降り。

私がよく訪れる田舎は、母方の祖母の実家のある小淵沢、女神山のある長野、など信州が多くて、山に囲まれています。今回関西の田舎に滞在して、山が多いけれど、信州のよりもっと低くて丸みがあって、「はんなり」してるなあ、とちょっと驚き。


あ、近所にネモフィラが!

私が日本の田舎の風景だと勝手に思い込んでいたのは、信州のものだったのか、と認識を新たにしたのでした(笑)。



さて、入学して1週間目は泥のように疲れていた娘。こんなに疲れて、これから大丈夫かな、と心配しましたが、おかげさまで2週目からどんどん元気が戻ってきました。


庭の青梅、どんどん大きくなってます。

毎日いろんな新しい人と出会って、新しい授業を受けている、その報告を聞くのが楽しみです。イケメンがいたり、可愛らしい男子だと思っていたら女子だったり、苦手なタイプがいたり、一見怖そうな先生が実はひょうきんだったり・・・いろんなキャラクターがどんどん登場して、「学園もの」漫画やアニメの連載を見てるみたいな気分になります(笑)。


羅美のぽんちゃん。

今日もやや眠そうに、6時40分すぎに家を出た娘。さてさて、今日はどんなストーリーが展開しているでしょうか?


桜の中で入学式、40年ぶりの再会、お花見などなど。

2024-04-14 09:39:28 | 日記

入学式始まるよ〜

4月8日、桜が咲く中で中学校の入学式が行われました。


学校までの道のりも桜!

久々に入学式の桜、とっても嬉しく幸せな気分になりました!

娘が通っていた小学校が全校50人ちょっとのマイクロスクールだったので、普通なら小規模と言われるであろう
中高合わせて600人ちょっとの学校は、巨大に感じるのでした(笑)。1学年100人強いるだけで、前の学校の
全校生徒の2倍近いですから!

田舎のネズミと都会のネズミの絵本をなんとなく思い出しています。田舎のネズミが都会にきてびっくり
してるような(笑)。

入学1週間目の娘、1時間以上かかる通学とともにカルチャーショックでかなり疲れておりますが、小学校の先輩が何人かいて、話を聞いてくれたり、アドバイスをくれたりして、とても助けられています!


40年ぶりのチャロ!

そのちょっと前に、AFS交換留学生としてイギリスに留学していた時の同期、ペルー人のチャロが日本に遊びに来て、
なんと40年ぶりに再会しました!


こうちゃんと一緒に大笑い!

懐かしすぎて、嬉しすぎて、どうしていいかわからないくらい・・・高校生だった私たち、お互いに国をあちこち動いて結婚し、離婚し、仕事をし、子供がいて・・・今は環境問題のコンサルタントとして文字通り世界をまたにかける彼女は、ベトナムで仕事をし、次にコロンビアで仕事をする経由地に日本を選んだのでした。

いつか彼女の故郷であるペルーに一緒に行きたいな、そしてコロンビアも行きたいな〜。そして彼女が半分本拠地にしている北アイルランドにも、それこそ交換留学生の時にチャロのホストファミリーのうちにお世話になって楽しい思い出があった場所、また行きたいものです。

アフリカ、南米、アジアと世界にまたがる彼女の仕事の話を聞いて、また旅をしたい気持ちがむくむく沸き起こってきました。
一緒に話を聞いていた娘も「私もチャロみたいに世界を見たい!」。

チャロと一緒に、「みんなとチャットしよう!」と同期の留学生だったプエルトリコや香港にいる何人かに連絡してみました。
世界各国からイギリスに来ていた同期は60人強いたのに、なんとなく連絡を保っているのはごくごく一部。

香港の友人たちとは何度か会ったり、メールなどでやり取りしていますが、プエルトリコの友人とリアルタイムで話をするのは
それこそ40年ぶり!久々のスペイン語で話をしてみて、まだ忘れてないけど、かなり錆びついてます。それこそスペイン語圏にある程度住めば、また戻ってくるかもなんて思ったり・・・

留学生だった40年前、世界を見たいと思っていたあの頃・・・これまで40カ国くらい訪れたけれど、まだまだ未知の国が待っている・・・もっと見たい!久々に強く思いました。


コンクリートの上に桜の花びら。

その少し後、アメリカに住んでいる友人と1年ぶりくらいに会いました。彼女と千鳥ヶ淵の夜桜を楽しんだのは、
いつのことだっけ、と言いながら、うちの近くの川原に一緒にお花見に行きました。


娘と久しぶりのお友達と

この川原、芝桜も満開で、桜と両方楽しめるのです!


芝桜と桜

本当は新宿御苑にでもお散歩に行こうかとこの友人と話していたのですが、実際に行ってみたら、予約がすでにいっぱいで、夕方まで入園できないとのこと。確実なのはどこだろうね、と話して、全く予想外にうちの近くの川原に来ることになったのでした。初めて家族、ついでに幸ちゃんにも紹介できて、ちょうど良かったかも。


おもてなしのアート、いい言葉ですね!

超絶久しぶり、ちょっと久しぶりの友人たちとの再会を楽しんでいる間、いつもとちょっと違うお仕事をさせて
いただいておりました。


「ミカド」チェアーを使って、ヨーロッパ風、日本風と2種類のテーブルセッティング

Vitraという家具の会社のミカドという椅子の新作発表で、その世界観を空間で表現するイベントが行われ、そのスタイリングをなさった、本社クリティティブ・デザイナーのTill Weber氏が来日なさり、3日間に渡りトークやパーティーなどが行われ、
通訳させていただいたのでした。


ロイヤルコペンハーゲン、手刺繍のクロスでポップにセッティング

ロイヤル・コペンハーゲンやマルヒロとコラボしてのテーブルセッティングは、意外性とユーモアに満ちていて、見た人がみんな「かわいい!」と叫んでいました。


マルヒロの食器を使った日本風のテーブルセッティング

合羽橋で集めたという数々の包装紙や小物が、ナチュラルな色合いのテーブルと椅子の上で器を引き立てます。


コーヒーテーブルも可愛い

Till Weberさんのお話はどれも興味深いものばかりでしたが、特に印象に残ったのは・・・

「インテリア・デザインとは、空間を家具や小物という色を使って絵を描くことだと思う。
テーブル・セッティングとは、テーブルの上を器や食べ物、小物という色を使って絵を描くことだと思う。
どちらも最後にお花を生けることで完成する」。

私も花を飾るのが好きなのですが、画竜点睛としての花、とは考えたことがなかったので、なるほどなあ、
と感心するのでした。


桜のケータリング!

南青山というイベント会場のエリアもおしゃれでかわいいものがたくさんあるので、休憩時間に歩いて回るのも
楽しかったです。


会場近くにワニ(笑)

すぐそばにあった岡本太郎記念館、実は入るのは初めてでした。


岡本太郎記念館

以前訪れた岡本太郎展で見たオブジェがあり、大好きだったので、これまた嬉しい。


座れない椅子たち

たまたま見つけたオランダ公邸でのチューリップ見学会に行ってきました。


オランダ公邸

まだチューリップはこれからでしたが、オランダ大使館横にある公邸、なかなか素敵な洋館とお庭、楽しく見せて
いただきました。


お部屋にもチューリップ

行列していたので遠慮しましたが、オランダの民族衣装を着た人や木靴と一緒に写真を撮ることもできましたよん。


お庭のあちこちにチューリップ

よく手入れされたお庭、チューリップが満開になったらとても可愛らしく綺麗になるだろうなあと想像しました。


ミッフィーかわいい

ミッフィーってオランダのものだったんですね?大使館の方にミッフィー像がありました。


桜の切り株に桜の花びら

たまたま見てきたオランダ公邸の後、オランダの会社の通訳をさせていただきました。


幸ちゃんと桜の花びら

私にとっては全く初めての分野、細胞農業についていろいろ勉強させていただきました。


皇居を見ながら

公私ともに、いろんな国から来日なさった人々との交流がある日々。
みなさん、桜を満喫なさったようで、よかった〜!


夕暮れ時

だいぶ花びらは散ってきましたが、それもまた趣があって楽しめるのが桜の素晴らしさ。


干していたシーツに桜の花びら!

昨日は洗濯物を取り込もうとしたら、桜の花びらに驚かされました(笑)。



これから八重桜、そして葉桜・・・まだまだ楽しませていただきます〜。