今年の夏、ポーランドにて。日本に戻るために玄関を出たところ。
ポーランドにいる夫の母が亡くなりました。享年89歳。今年の夏、ポーランドを訪ねた時、弱ってはきたけれど、入浴、食事など
自分のことは自分でできるし、「また来年もね!」と別れたので、電話をもらった時にはみんなで驚き、涙が飛び出しました。
大笑いする母子
夏休み直前、それまでポーランドは行きたくない、と言っていた娘が一転して「ポーランドに行く!」と騒いだので、慌てて
航空券をアレンジしました。ポーランドから帰国した直後、あるいは直前「パパがね、バプチャ(おばあちゃん)のお葬式でなくて、
元気なうちにポーランドに行きたいって言ったから、行かなくちゃって思ったんだ」と言ったのを思い出し・・・。
姪っ子のおうちにお呼ばれ
おかげさまで楽しく過ごし、今となっては、バプチャとの最後のいい思い出です。娘は何か感じたんだろうか?
いつものお庭での朝ごはん。
バプチャは熱心なカトリック信者で、毎日お祈りしていました。私たちのためにもよくお祈りしている、と言ってくれました。
亡くなった数日後、この季節には珍しい虹が出た、と義姉から電話がありました。「きっと母が天国に行ったんだわ」。私もそう思います。
夫がその時、「そういえば、母が、神様にお祈りしたからあなたにいい奥さんがきたのよ、と言っていた」と話してくれました!
義母はポーランド語とロシア語を話し、私はどちらもわからないので、言葉が通じないのですが、会うたびに
たくさんのハグとキスと「私のお人形ちゃん」「私のお花ちゃん」と言って、我ながらかわいがれているなあと感じていました(笑)
誰にもわからないように、そっと私の手にお小遣いを握ってくれたことも・・・もう会えないのはとっても寂しい・・・。
10年ちょっと前、初めてシドニーで会った時から「息子と結婚して」とたどたどしい英語で言ってくれて以来、ずっと大切にされて
いたと感じています。違う国で一緒に住んでいないし、言葉も通じないから、ということももちろん大きな理由かもしれませんが、
嫁姑の争いをたくさん見て育った私には、優しい姑がいたというのは、大きな驚きであり、ギフトです!
きっと今は、天国でいつも話してくれていた大好きなご主人と再会して喜んでいることでしょう。ゆっくり楽しんでくださいね。
そして今は天国から私たちのために祈ってくれているでしょうし、天上からの祈りは、さらに強力になっているような気がします!
渋谷のお店にて。
お葬式やそのあとの教会での礼拝なども含めて1週間以上、2週間くらいは滞在したい、と夫がいうので娘は「そんなに長く学校やすみたくない」。
パパだけ一人でポーランドに行くことになりました。
子供のアトリエで作った「ヒックとドラゴン」のドラゴン。
「ママと二人っきりって、怖いなあ」と娘、そして私も実は同感(笑)。
娘が生まれてから、私が仕事で早めに帰国とか遅めに出発、などで2、3週間ほどパパと娘二人きりということは何度もありましたが、逆はありませんでした。
1泊2日の旅行を娘と二人でしたり、パパが一人で登山キャンプに参加したり、ということはありましたが、娘は生まれてからパパと2日以上離れたことがありません!
増えたぞ〜!
パパはお弁当も作り、朝も一緒に電車に乗ります。一方ママは、夜遅い仕事が続くと、朝は登校時でもまだベッドにいたりする(笑)。
「ママは疲れやすいから、頼りにならない」と娘にはインプットされています。
原宿のお店にて。
幸いなことに、その数日前から「一人で登校するから、パパ一緒に来ないで」と宣言していたので(パパは悲しんでいたけれど)、
ちょっと楽になりました。毎日のメニューを見て、給食を選択することもでき、お留守番中は、娘が好きなものが続くので、
お弁当もそれほど作らなくて済む日が多そうです。ラッキー(笑)!
ネットから借用。アナ雪2来日中のファンイベント。
パパが出発してすぐに「アナと雪の女王2」の来日があり、通訳をさせていただいたのですが、初日はとても朝が早かったのです。
娘が登校する前に私が家を出なくてはいけない。う〜む。大丈夫だろうか??
アナ雪カフェ見つけちゃいました。
「ママは朝早くお家を出るから、その時に起こすね。そこでちゃんと起きてね。そのあとパパから電話してもらって起きたか、支度したかチェックしてもらうからね」と前の夜、よく話しました。
すると、次の日、私が起きてすぐ、5時過ぎに娘も起き出した!自分の支度して、朝ごはん用意して、お弁当作って、と私がこなす間、パパとラインでビデオチャット
してます。そのうちいとことビデオチャットをはじめました。
ポーランドと日本には8時間の時差があるため、こちらの早朝は向こうの夜、ご飯の後、のんびりしている時間なので、みんなビデオチャットで
娘の相手をしてくれました!いつもより少し早く登校したそうです。
着なくなったシャツを切って娘が作ったホビーホースの頭。
次の日は、夜が遅めで、娘の就寝時間くらいに帰宅することになっていたので、隣の実家に頼もうとしたら、「おばあちゃんとおじいちゃんじゃなくて、いとこたちと
一緒にいたい」と娘。近くにいる弟に頼んで、夕飯を食べさせてもらい、その後私が帰宅するまで預かってもらうことに。
ネットより借用。ファンイベントでの作曲家作詞家カップルによる挿入曲メドレーのライブ!圧巻!
シングルペアレント、ワンオペの家庭って大変なんだなあ〜と実感。私の周りにはたくさん親戚がいるので助かりました。
そして娘も、頼りにならないママしかいないと腹をくくったのか、いつもより聞き分けがいい(笑)。
アクセサリー作り習ってます。
たまたま早起きした時に、「早起きすると学校行く前にたくさん時間があっていいね〜!」と気に入り、以降、朝5時に起きる目標設定が
できてしまいました(笑)。目覚ましをかけ、ポーランドにいるパパに電話してもらい、と万全の体制です。
今朝は、それでも2度寝してしまい、6時に起こしたら「5時に起きようと思ったのに!!」といきなり泣き出した。
手袋に自分でキラキラとデコりました。
う〜ん、朝起きないのも大変だけど、早起きしたいと言われるのも大変・・・(笑)。
絶賛上映中
そして「アナと雪の女王2」。社会現象となった1作目よりぐーんと世界が広がり、より冒険も増え、映像も圧倒的に美しく、たくさん笑って、涙ぐんだり、
驚いたり、ストーリーもより大きくなっています。歌もね、新しい曲が7曲作られて、これもそれぞれの心情が映されていていいですよ〜。
https://www.disney.co.jp/movie/anayuki2.html
スタンプラリー全部制覇!
前作の影響か、上映前から街のあちらこちらにアナ雪が登場していました。地下鉄のスタンプラリー、娘もハマって全部制覇(笑)。
アナ雪カフェにて。
「初日に観たい!」と言うので、学校帰りに待ち合わせして、上映鑑賞。「よかった〜!1作目よりずっといい!」と娘は大感激。
帰り道、雨の中で「Into the Unknown」のサビの部分を大声で歌っておりました(笑)。
カフェにて、「オラフ」のミートボール。
次の日、たまたまテレビで「アナ雪」の制作裏話のような番組がある、と知り、普段は見ないテレビを二人でじっくり観ました(笑)。
いつもアップルTVとしてしか使ってないテレビ、どのリモコンのどのボタンを押せばいいのか、事前に二人でチェックしましたよ〜。
「アナ」のサンドイッチとトマトシチュー。
その次の日、待望の「アナ雪カフェ」。1週間前に予約しても日曜日の夜しか空いてなかったんです・・・すごい人気!
周りはほとんど女子。うちのような母娘よりも、若い女性同士が多かったかな。たま〜にデートらしきカップルも。
オラフのミートボールおいし〜。レモンスムージーはエルサのドレスの色。
いやはや「アナ雪2」ウィークでございました。これで終わるかと思ったら、帰り道、娘が「もう一回アナ雪の映画見たい!」と
言い出した。まだまだ終わらないようです・・・。