アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

ちひろ絵本美術館、映画「アラジン」、ミュージカル「ピピン」

2019-06-24 22:04:33 | 日記

「サプライズ・コスメティック」の子供用パック使用中!

晴れ間の見えない梅雨の週末でしたが、あちこち外出して楽しみました。



まずは、かなり激しい雨の中、ちひろ絵本美術館で開催中の「ショーン・タン」展へ。
実はこの絵本美術館に行くのは初めてでした。

https://chihiro.jp/tokyo/exhibitions/91789/


ネットより借用。全て鉛筆で描かれた、絵本の原画。

ショーン・タン、という名前を聞いたのも、実は初めてでした。
たまたま娘の学校の遠足の選択肢の一つに入っていたのですが、「この展覧会はママと二人で見たい」と娘が言うので、一足先に
行くことにしたのでした。


ネットより借用。これは油絵の絵本の原画。

展覧会を見て、彼がオーストラリアの絵本作家であり、短編アニメーションでオスカーを受賞した「ロスト・シング」の作者であることなどを知りました。


ショーン・タンのように(?)珍しい生き物を描いているところ。

絵本の原画や、映画の絵コンテなどがメインでしたが、訪ねた町の一部を切り取った小さな油絵シリーズや、仕事机を再現したもの、インタビュービデオ、「ロスト・シング」上映など、とても面白かったです。


感想を書く小学2年生。

あとね、ちょうど雨だったので、中庭の緑が鮮やかでとっても美しくてうっとりしました。


ババロアも美味しい!

カフェや図書室ものんびりできてよかったです。
雨の日にぴったりな美術館・・・と思っていたら晴れてきて、人が急に増えてちょっと慌ただしい雰囲気になっちゃった。
激しい雨だったから、週末でも空いていたんですね。雨の中、頑張ってきてよかった(笑)。


配達品の箱に入っていた紙を使って、ファッションショー??

実写版「アラジン」も見たい、と言うので、この日、雨も小降りになってきたので早目の夕食の後、映画館に行ってみました。


絶賛上映中。

https://www.disney.co.jp/movie/aladdin.html

これはボリウッド映画か!?と思うようなシーンがいくつもあり、笑って驚いて、ジーンとして、単純に楽しめました。
家族3人、違う年代それぞれにでも楽しめるのがデイズニー映画のいいところですね。


ネットより借用、映画のシーンから。

2時間強の映画ですが、娘も飽きずに楽しんだようで「1時間くらいにしか感じなかった」とのこと。
封切られて二週間立っていますが、週末ということもあってか、まだまだ映画館は混んでました。


6月30日まで渋谷オーブで上演中

次の日は、お友達に誘われてミュージカル「ピピン」を見てきました。

http://www.pippin2019.jp/

これまた、私は知らなかったミュージカルなんですが、いやあ、予想外に(笑)とっても面白くて楽しめました!!
ちゃんとストーリーなど調べないで、なにやらサーカスの話なのかな、くらいに思っていたらとんでもない
主人公の成長物語でした。これまた笑って笑って、ちょっとだけジンとして、そして先がどうなるか展開にワクワクしていたら、
ええ、そういう終わり方なんだ〜とこれまた驚き。そして観客席はスタンディング・オベーション。


ネットより借用。舞台のワンシーン。

サーカスとミュージカルの融合、という触れ込みですが、サーカスのレベル、とても高いです!
歌と踊りもね、日本語版ですが、なかなかよかったです。
ブロードウエイ・ミュージカルの日本語版って、がっかりすることが多い気がするのですが(それほど見てないけれど)、
オリジナルを見ていないので比べられませんが、私はこの日本語版、楽しめました。



私が見た回は、中尾ミエが出ていたのですが、ダブルキャストで前田美波里の時もあるようです。
歌って踊る中尾ミエ、とても70代には見えません、素晴らしい!
「こうなると、前田美波里も見てみたいよね〜」とお友達と話してました。

宮澤エマ(宮澤元首相のお孫さんだとお友達が教えてくれました)の声がとっても伸びやかで
聞いていて気持ちよかったですし、クリスタル・ケイもはまり役でした。


娘が描いた「家出する子供とその両親の絵」。なぜ家出??

並んだ席が取れなかったので、娘は連れて行きませんでしたが、ちょうどよかったかも。質問されたら困るようなシーンが結構
あったので、一緒だったら冷や汗もの(笑)

娘は、私がミュージカルをみている間、近くのプールで、最近上手くなった背泳ぎをパパに披露していた、と満足そうでした。
パパ、いつもありがとね〜!

若返った(?)8歳の誕生日祝い、映画「パリの家族たち」、コピック・アワード授賞式

2019-06-17 21:12:36 | 日記

起き抜けに金粉まみれ(?)でプレゼント開ける。

6月16日は娘の誕生日、8歳になりました。


プレゼントとカードもらった〜!

娘が起きた瞬間に金色の星がたくさん詰まったクラッカーを開いて、「ハッピーバースデー!」とお祝いしたら
びっくり、でもすごく嬉しそうでした。後片付け大変でしたけど(笑)!



これまでは親戚だけが集まってお祝いしていましたが、「今年は学校のお友達も呼びたい」というので、同級生女子全員(と言っても3人)に
来てもらいました。107歳を筆頭に、80代二人、70代二人、50代二人、40代一人、そして小学生が六人、合計14人。
子供が増えたので、おかげさまでぐ〜んと若返った集まりになりました(笑)。



相変わらず20代、30代の青年がいない、子供と中高年だけの集まりです(笑)。
人口分布でいうと、砂時計型、とでもいいましょうか?!


今年は娘も手伝ってくれたバナナキャロットケーキにキャンドルを立てて。

一週間ほど前に「肉じゃが作ってくれる?」と珍しいことを言うので作ったら気に入ったようでした。
「うん、じゃ、これお誕生日のメニューに入れて。肉じゃがと白いご飯とお味噌汁がいいな〜」
・・・あんまりお祝いっぽくなくない?と言ったら「だって私のお誕生日なんだから私が食べたいものを
出していいでしょ?」いや、それはそうなんですけど・・・


父の日でもあったので、お父さんたちにもプレゼント。

結局、いつも通りパパのポーランド料理がいくつも並び、さらにお刺身やおいなりさん、海苔巻き、牛のたたき、肉じゃが、お漬物と和風メニューに(老人向けとも言えますw)、子供の定番、鳥の唐揚げやピザ、パスタなど、いつもに増しての折衷メニューになりました。

従兄弟たちは他のパーティーがあるので、いつもより早く帰り、それに伴い親戚もいつもより早めに退散し、同級生女子がキャピキャピな感じで残りました。
こうやって、だんだんと家族よりお友達の方が楽しくなっていくんだろうなあ〜。


シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館で上映中です。

ところで、少し前に「パリの家族たち」という映画の監督マリー=カスティーユ・マンシオン・シャールさんが来日し、通訳させていただきました。

http://synca.jp/paris/

原題は「母の日」というフランス語で、パリで働くさまざまな女性たちとその家族との関わりを描いている群像劇です。
大統領になってから子供を産んで、仕事と育児の間で悩む女性、母親との関係に悩む3人の中年娘たち、などなど、母親として、あるいは娘として、「母親」との関わりを描き、自分なりの幸せをつかもうとする姿を描いていて、違う文化のフランスの話だけれど、なんだか妙に共感できてしまう
ストーリーです。登場人物たちのそれぞれの決断に、きっぱりとあるいはジーンと勇気がもらえるのですよ。


ネットより借用。マリー=カスティーユ・マンシオン・シャール監督

フランスというと、出生率をあげることに成功した国、日本よりずっと子育てしやすい環境というイメージがありますが、ご自身もシングルマザーである監督のお話を伺っていると、保育園にはなかなか入れないし、シングルマザーの所得は平均すると低いし、子供がいる、いないで女性同士対立することもあるし、
仕事と育児の間で悩む女性はたくさんいるし・・・とあんまり日本と変わらない印象さえ受けてしまいます。

いろんな立場の女性が出てくるので、どんな女性が見ても共感できると思いますし、男性も「なるほど、女性はこういう時にこういう風に感じてるのか〜」と
奥さん、恋人、母親、娘など女性理解(??)に役立つ映画でございますですよ。



先週、カラーマーカーのコピックマーカーを使った作品を対象にしたコピック・アワードの授賞式が開催され、
通訳させていただきました。

https://copicaward.com/ja/winners/


ネットより借用。コシノ・ジュンコ氏ら審査員と受賞者の方々。

19歳のアメリカ人の女性がグランプリ、準グランプリにはブラジル人男性と日本人女性、18才以下が対象の「次世代アーチスト」賞グランプリに
10才の日本人の男の子が選ばれるという、とても国際的な賞です。今年2回目だそうですが、応募も1回目の2倍で2000点以上、70カ国以上からあった
とのこと。どんどん広がっていくようです。


「サンゴの海でかくれんぼ」

どの作品も素晴らしいのですが、私はこの10才の男の子が描いた「サンゴの海でかくれんぼ」がとても好きでした!
これね、原画を見るともっとカラフルで可愛らしくて、迫力があります。

お父さんに連れられて授賞式に登場したのは、本当にまだまだあどけない小学生。受賞の知らせを受けると、やった〜と大声をあげてガッツポーズを
取るのも微笑ましい。でも彼のポトフォリオを見せてもらうと、この絵のような緻密でカラフルな作風の作品がびっしり!すごい才能です!。


ネットより借用。LANDカフェの奥の方にある展示エリア。

審査員の方々のお話が、どのかたもとても熱がこもっていて、さらに受賞者の方々も、おそらくプロでない方がほとんどだと思いますが、
まさか自分が!という喜びが全身から溢れていて、何とも見ていて嬉しくなる、とても心温まる授賞式でした。

入選作が、6月21日まで渋谷の新南口からすぐ近くのLANDというカフェの奥に展示してあるので、ぜひご覧あれ。
グラフィックデザイン用のマーカーを使っているだけなのに、こんなに色々な表現ができるのかと驚きますよ〜!

海辺と神社でハッピーバースデー!

2019-06-04 15:22:09 | 日記

お祝いプレートで記念写真。

6月1日、私の誕生日に横須賀に行きました。


白ワイン、いただいてます〜!

横須賀美術館にある「アクアマーレ」というイタリアン・レストランでランチをしたあと、美術館で開催中の「センス・オブ・スケール」展を見たり、海辺をぶらついたりして、
のんびり、ゆったり、おかげさまでとてもいい1日を過ごしました。


ランチコースの前菜。

横須賀美術館には、初めて行きましたが、海辺の真ん前にある広々とした空間が気持ちのいい建物ですね。

https://www.yokosuka-moa.jp/


メインのお魚。

美術館内にあるレストラン「アクアマーレ」は、実は入館しなくても入れてしまうし、目の前が広々とした芝生、その向こうに海、という
とても気持ちがいい場所なので、ランチタイムは長い行列。予約しておいてよかった!


デザート

広々としたところで海を眺めながらランチがしたいと思って探したレストランですが、まさに希望通り!


「日本」の上に座ってます(笑)。

「センス・オブ・スケール」展も、実はあまり期待していなかったのですが、腹ごなしに歩いてみると、あらら、とても気持ちのいい空間に、サイズ感で遊んだ作品が並び、とっても心地よくて、楽しい!


A4くらいの紙に描いた絵を拡大コピー!


横須賀あたりの特大地図!


うわ、細かい!


知ってる看板たくさんあるよ〜!


入れ歯の中に音楽家たち・・・

サイズが大きくなったり、小さくなったり、それをみて笑ったり、驚いたり、感心したり・・・娘も夫も楽しんだようです。



そして美術館から歩いてすぐの観音崎のビーチ、とても気持ちがよかったです!


小さいカニや魚がいました。

シドニーで生まれた娘が2歳くらいになるまで、ビーチのそばに住んでおり、ほとんど毎日海辺を散歩していました。
岩場では、イソギンチャクやらヒトデやらカニやらがいて、よく娘と眺めて遊んでおりました。



そのせいか、娘は海辺が大好きです。
この時も岩場で一人で長い間なにやら眺めたり、貝殻を拾ったりしながら過ごしていました。

「は〜、いい風だね〜」と思わず言葉が出てきてしまうほど、気持ちのいい海辺の風。
日陰に逃げた夫と私、気持ちよすぎて、ごろりと寝そべってしまいました。洗える着物でよかった(笑)。


横須賀駅前にて。

誕生日は海辺で過ごしたいと思ったのですが、逗子とか鎌倉あたりだと週末は混んでいそうで嫌だなと思い、あまり行かない横須賀にしてみたのですが、
正解だったかな。

横須賀駅からはバスで30分くらいかかりますが、それほど混んでいない素敵な美術館とビーチが一緒に楽しめました。
ただね、レストランだけは予約した方がいいようです!


またいつもの川原でピクニック。

次の日の日曜日、のんびりして夕方になってから、また川原でピクニックすることにしました。


この写真では見えませんが、釣り人が前よりたくさんいました。

お荷物広げて、飲んだり食べたりしていたら、なにやら川の向こうから祭囃子が聞こえます。
どんどん近づいてくる。


ちょっと見てきます。

「私が見てくる!」と娘が自転車に乗って偵察に行きました。
すぐに電話が入り、「お祭りやってる!ママも来て!」とのこと。


この神社、初めてでした。

娘が迎えに来てくれて、二人でお祭り目指して自転車を漕ぎ、到着したのは、神社でした。
この近くで生まれ育った私ですが、ここに神社があるとは知りませんでした。


屋台は楽しい!

屋台を冷やかし、本殿に行ったら、神楽殿の前でなにやら演奏中。
地元の若者なのかな、男女6人のコーラスグループ、最近のJポップのカバーをしていて、なかなかの歌声で聞かせます。



「次の曲は私たちのオリジナルです」と歌い始めたのは、なんと「ハッピーバスデー」という曲でした!

川原でピクニックのつもりが、祭囃子に誘われて、娘についてたどり着いたのが初めての神社、しかもそこでハッピーバースデーの歌声。
誕生日の次の日までも、神様にお祝いされている気分になりました(笑)

おかげさまでさらにいい1年が過ごせそうです〜!