あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

’76年生まれ続き、福西

2005-07-24 16:25:37 | サッカー
 いずれ劣らぬ個性派ぞろいの76年~’77年組の中でも、福西の存在感は独特なものがある。元FWの決定力、器械体操をやっていたことによる身体の柔軟性、恵まれた身体能力などによって、ジーコからも絶大な信頼を得て、気が付いてみれば代表レギュラーの座を、いつの間にか不動のものにしていた。前にも書いたけれど、福西は不思議な選手だ。その魅力を何と表現したらいいのか、「風のように爽やかな顔をして(相手チームから見れば、)悪事を働き、敵を削る、捉えどころが無いだけにファールも受けにくく、(敵に回すと)厄介な選手」といった所だろうか。
 今季のマリノスとの開幕戦で物議を醸した例の「福の手ゴール」事件にしても、マリノスサポーターの大騒ぎにも関わらず、「何処に当たったのか覚えていない」との本人の涼しげなコメントには思わずにやりとさせられた。そういうところを”マリーシア”と呼んで嫌うひとも多いと思うが、サッカーの醍醐味は、そういう清濁併せ呑む太っ腹を楽しむところにもあると思うので、彼は、ジーコジャパンにとって無くてはならないひとりであると思うし、コンフェデ後、ヨーロッパの代理人に、印象に残った選手として、小笠原と共に名前が上がっていたのもうなずけるところだという気がした。

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