中原中也に関するいくつかの出来事をきっかけに、彼の詩をちゃんと読んでみたくなり、近くの本屋に彼の詩集を探しに行った。今時そんなの置いているかなあと思いながら文庫コーナーに行ったら、ありました、ありました。(芥川、漱石、太宰、朔太郎なんかもあって、ちょっとほっとしました。)
中也は新潮文庫とハルキ文庫とふたつあって、どちらにしようかと迷って、ハルキ文庫というのは、あの角川春樹さんのハルキらしくて、私はこういうネーミングはちょっとこっぱずかしくてたまらないのですが、本の装丁は新潮のほうが中也の帽子の肖像を使ったオーソドックスなもので好感が持てるし、彼のふたつの詩集「山羊の歌」と「在りし日の歌」からの詩篇はほとんど同じものが採用されているのですが、ハルキ文庫のほうには、短歌作品とランボオやヴェルレーヌの翻訳詩篇が付いているのと、町田康のエッセイが付いているので、値段は少し高いが捨てがたく、結局両方買った。解説はハルキ文庫の樋口覚氏のものがわかりやすかったです。というふうに一長一短がありました。でも、あってよかった。私はやっぱり本で読みたい派なので。
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汚れつちまつた悲しみに・・・・・・~現代国語的中原中也
中也の詩の紹介
もっと悲しみを~中也の絶対音感~
※彼の詩はインターネットの図書館「青空文庫」 作家別作品リスト:中原中也で読むこともできます。
中也は新潮文庫とハルキ文庫とふたつあって、どちらにしようかと迷って、ハルキ文庫というのは、あの角川春樹さんのハルキらしくて、私はこういうネーミングはちょっとこっぱずかしくてたまらないのですが、本の装丁は新潮のほうが中也の帽子の肖像を使ったオーソドックスなもので好感が持てるし、彼のふたつの詩集「山羊の歌」と「在りし日の歌」からの詩篇はほとんど同じものが採用されているのですが、ハルキ文庫のほうには、短歌作品とランボオやヴェルレーヌの翻訳詩篇が付いているのと、町田康のエッセイが付いているので、値段は少し高いが捨てがたく、結局両方買った。解説はハルキ文庫の樋口覚氏のものがわかりやすかったです。というふうに一長一短がありました。でも、あってよかった。私はやっぱり本で読みたい派なので。
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