和医輪癒

季節による日本薬膳の継承&野菜たっぷりセルフメディケーションのすすめ

心と体の中から健康に~

1日はお赤飯の日☆小豆薬膳粥で~

2016-02-01 21:26:20 | 薬膳料理&ハーブ薬膳

毎月1日と15日はお赤飯の日という ~いわれは、その日に神棚の榊を取り替えて、無病息災を願い供えた歴史が背景にあるようで~

小豆の伝来の歴史は古く平安時代にさかのぼります 薬膳のバイブルである世界最古の薬学書 神農本草経には、小豆の煮汁が解毒剤として用いられていたという記述があります。

生薬としての効能が強い乾物です昭和のおばあちゃんの知恵でも、むくみを改善して腎臓機能を正常にする役割で食べられてきました。

今日から2月ですね~今日はお昼ご飯が用事で15時ころになってしまったので夕飯は軽めに~消化が良いお粥にして小豆を使いました。

薬膳的効能を心身にチャージ高麗人参を乾物にしておいたものを戻し汁ごといれて、棗も寒さも厳しくなってきた今頃は気を補う目的の生薬や食材を使います。小豆はあらかじめ煮ておき、煮汁をお粥のお水にいれて炊きました。

花麩を添えて 

1月15日の時には、雪が降るまえなので乾燥した冷たい空気で肺がやられないように百合根をいれています。その季節ごとの養生に良い食材を入れると良いでしょう。

古事記に登場する食の神=おおつげのひめ 身体のいろいろな器官から五穀を出し小豆もその一つ それを栽培し現代にも伝えられた乾物だと言われています。外界と接している器官とは~考えると奇妙だし、なんか小豆がまずくなりそうなので(笑) 薬膳的効能がいろいろあるということで〆ます☆ 血の巡りを良くする働きもあるので循環器系の疾病がある場合や、冬道でころんだ!なんていう打撲や疼痛も改善してくれるので常備しておくのをおすすめ~


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