和医輪癒

季節による日本薬膳の継承&野菜たっぷりセルフメディケーションのすすめ

心と体の中から健康に~

防災&防災食講座 1回目;公民館にて

2014-03-20 16:09:28 | 防災食

3月は、東日本大震災から丸3年をむかえた月です。進まぬ復興にまだ3年 あっという間の3年と人それぞれの暮らしに応じて想いも様々なことでしょう。震災のとき、あれがあれば良かった~あって助かったなど、ライフラインが全滅した時でも、人は生きていかなくては、ならないし、そのためにも、食べることが最重要視されるはずが、劣悪な食事で持病が悪化された方も沢山いらっしゃいました。

そんな過酷な状況でも、ふだんとあまり変わることなく、栄養が摂れたのは、備蓄してあった乾物や自分で作った干し野菜~水があったからです。

命をつないでくれた乾物や保存食震災の年にテレビ局や新聞社から取材を受けましたが、未だ治まらぬ地震や災害に備えて、自治体や企業からの依頼にて、防災ナビゲーターとして防災を様々な観点からお伝えしています

3月は講演やセミナーが立て続けにあり、ブログアップが遅れていますが、時間をとり、いろいろアップしていきますね

3月7日 例年は雪がない時期に入るということでしたが、宮城県北部は積雪が40センチくらいありました。

田圃道は、風も強いです。時間の余裕をもって向かったので、ゆっくり~~~移動中

キッチン防災術~町民の皆さん25名で開催

まずは、1番大事な水の備蓄~人は水がないと生きていけません。こちらの地域では、綺麗な川があるので、お水を汲みにいたったそうです~羨ましい~

水断大敵お水は災害時、上下で必要になってきます。飲み水&下水用~備蓄のノウハウそして給水車へと向かう方法や、給水したあとの保存の仕方などを詳しくお伝えしました。

経験しないと、わからないことが、たくさんあります こんなのがあれば、もっと良かったなども含めて、物理的な事の他、精神的に安定するための、災害時の暮らし方の方法を知っていると安心できると思います

次に、命をつないだ、乾物先人の知恵~飢餓に備えた栄養食材=長期常温保存可能な素晴らしい命の元

海の幸山里の幸  共通する利点は、心と身体に作用  お水に不便する災害時は、口内環境も劣悪~~~糖尿病とも関係が深い口の中 ドライマウスなどによる、感染症の罹患にも注意が必要ですから、乾物の、ほどよい噛みごたえにて唾液がでて解毒されるというシステムが働くので、お口の絵衛生管理は、こんな状況でも万全にしないとなんです。 お家でかんたん!干し野菜の見本も展示してお話をしました。

 ドクターに指南してお伝えしております。

日持ちのする根菜 果物 缶詰やレトルト食品も必要ですね!そして省エネクッキングの方法も伝授。防災食の薬膳的効能も!

皆さんに作っていただいたのは、火を使わずに作る・防災食&水を使わず作る・防災食2品ずつ、4品を調理実習し、美味しく作っていただきました~

5チームに分かれて防災食作りです。テーマが防災なので、時短で出来上がります!

男性の方も~手際もよいですね!

若い方も~  かんたん調理ですが、お子さんの脳の発達も促進する食材を使っているので災害時でも栄養不良にならず安心です。

左下から、豆と切干大根のサラダー6か月長期保存可能の豆腐にのせて(切干は水戻し不要)

根菜と乾椎茸のツナ和えー乾椎茸は、水戻し不要~手でパキパキと折り材料の水分で戻します!天日干しや機械乾燥にて乾燥している乾物なので、加熱しなくても大丈夫です!

干し野菜のお焼きー干し野菜(大根葉、小松菜、ねぎ 蓮根)干しエビ かつおぶしは、ジャガイモのすりおあろしの中に入れると自然に戻ります!乾物は、旨みや甘みが凝縮しているので、余分な調味料がいらず、またストーブの上で焼いたりと省エネクッキングも可能ですね。

左上;キャベツ(白菜)と乾椎茸の、がごめ昆布(納豆昆布みたいな粘りのあるもの)漬けーめんつゆに浸しておくだけ~かんたに松前づけのようなものが出来上がります☆

甘辛 麩チャンプルー  溶き卵の水分で麩を戻して調理!これも美味しいです!

そして今回も、森永乳業さんにお越しいただき、災害時に1番食べたかった!と言われる豆腐やヨーグルトを提供していただき、長期保存可能の豆腐についてお話を伺いました。

皆様美味しく作っていただき、ありがとうございました☆

災害はいつやってくるか、わかりません備えされば憂いなし食糧の備蓄をすることで安心な心も生まれますし、家族の健康も守れると確信しております。

これからも日本で元気で安心して暮らせるように願っています


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