私は生まれも育ちも九州は熊本県。
熊本には「わさもん(早生者)」という方言があります。
このブログのタイトルにつけたこの言葉。
ようは「新しもの好き」ということなのですが
私のわさもん根性には、この新しもの好きに
「希少性」と「派手さ」が加わると一気に火がつきます。
東京浅草の酉の市も、私のわさもん根性に響いた祭りのひとつ。
20年ほど前、東京に住んでいた際に
初めて酉の市なるものを体験してたいそう感動し
それ以来、冬には欠かせないイベントになっているのです。
ちなみに酉の市は関東を中心としたものですが
縁起物の熊手は今私が住んでいる福岡の十日えびすなど
全国の商人の街にあるそうですね。
で、それ以来、11月の酉の市にはわざわざ東京に足を運び
その雰囲気を楽しみながら熊手を買うことが
私にとって年の瀬を迎える覚悟につながっているというわけです。
今年はなんだかんだで用事があり行けなかったため
ちょうど仕事で出張中だった営業次長が
二の酉に足を運び送ってくれました。
それにしても・・・
こんな巨大なものを届けてくれる佐川急便さんはえらい!
今年は二の酉までだから、火事も災いもない年ですね。
ハハハ クロネコもエライですよ(笑)
二の酉までだと火事や災いがないんですか?
三の酉まである年は火事が多いって言われてます。
下手な講釈より↓!(^^)!
http://www.torinoichi.jp/goriyaku/goriyaku_6.html
熊手を買うときに値切るのが習わしなんですね。
買った(勝った=商売繁盛)・まけた(負けた)で商談を楽しみ、
客は“まけさせた”分をご祝儀においてくる。
勝った方も負けた方も得した気分。
チョッと粋な かけ合いですよね。
半世紀も生きているくせに何も知らない…
大人への道はまだまだ先です。
またいろいろ教えて下さいね。