早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

美味/お取り寄せ:岩手県産のキャビア

2010年04月28日 | 美味

キャビア、あんきも、白子、いくら・・・
私の好物は美味なれど
残念ながらコレステロール値お高めの食品が多いようです。
こんなものを食べていてもろくなことはありませんので
普段自分で料理する時には極力ベジタリアン。
その代わり・・・と言っては何ですが(言い訳じみてるなあ)
チャンスが到来したら遠慮なくいただくのがポリシーです。

このお洒落な黒いダイヤは岩手県釜石産のキャビアです。
非加熱の急速冷凍加工ということ。
ブリニに乗せてトライしてみました。

味はロシアやヨーロッパ産のものと遜色ありません。
結構油が乗ってるなあ・・・
タンニンの利いた赤ワインによく合います。

しかし靴墨のようなプラスチックの容器はいけません。
安くない食材なんだからガラス容器がお約束だと思うのですが・・・。
                         

三陸とれたて市場    http://www.sanrikutoretate.com/shop/003-0130.htm 
男の台所(ミニ・ブリニ)http://www.rakuten.ne.jp/gold/otokonodaidokoro/            

ちょっとひとこと・・・
三陸とれたて市場のHPはNHKで紹介されましたが必見です。
なんと! 漁船にカメラを載せ漁の模様を中継。
とれたてピチピチの魚にその場で価格をつけて行きます。
商売ってホント「知恵」ですよね。
※今、ライブカメラはメンテナンスのため陸にあがっているそうです。


良縁/野菜ジュースのススメ

2010年04月26日 | 良縁

私は健康で長生きがしたい
それもカッコいいおばあちゃんになりたいので
メタボは許されません。
だけど美味しいものに自制がきかないのが玉にキズ・・・
そこで私のお助けメニューは毎朝の野菜ジュースです。
                             
レシピは1回分で
人参()半分、りんご()半分、バナナ()1本
ベースは豆乳200cc
そこに粉末の青汁と粉末のコラーゲン()
そして何よりも心強いのは
デロンギ社()のパワーブレンダー。

50
年代を思わせるレトロなデザインは私好み。
洗浄も楽で使い勝手も重厚そのもの。
国産のような軽さはみじんもありません。
とりあえず丸1年以上続けていますが体調はいいようです。
ボリュームがあるので腹持ちもいいですしね。
この野菜ジュースと夜のウォーキング(4㎞)
私のはずせない日課=メタボ対策であり
カッコいいおばあちゃんになるための「自衛」なのです。
                       

                    


美味/くずし割烹「いとちひさき」(福岡市)

2010年04月22日 | 美味

おもしろい血筋です。
ここの店主は京都の「枝魯枝魯(ぎろぎろ)」出身。
この「枝魯枝魯」は数年前パリに移転して大成功。
今ではパリを本店とした逆輸入のくずし割烹です。

では「くずし割烹」とはなんぞや?
日本料理の基本を守りつつどこまで崩せるか・・・
彼らは「良き逸脱」と表現しています。
ヌーベル・キュイジーヌ(新しい料理)を愛するフランス人には
大歓迎だったことでしょうね。

このスピリッツを引き継ぐお店「いとちひさき」。
スタッフの対応は洗練されており
器選びは実にセンス良く、そして味は三ツ星です。
ではスライドショーのようにスタートしましょう。
ある日の「おまかせ懐石」です。

先附/鯛と春菊です。山葵の葉っぱが敷いてありました。


前菜/カニづくし う~んこんな小さい切子があるの?


椀物/帆立貝の真丈 福岡産のつくしが・・・


向附/平目の薄造り 両手にすっぽり いいサイズの織部です。


凌ぎ/茶碗蒸 百合根のすりながしが上からかけてあります。


くずし/アマダイのフォワグラ巻きと生麩の田楽
うかつにも九谷と間違ってしまった素晴らしい伊万里


油物/とらふぐの白子の一口カツ 上のひれせんべいがかわいい・・・


煮物椀/穴子と筍のソテー
京都でオーダーしたと言う器。黄色と緑をお持ちでした。


口直し/春キャベツのスープ仕立て
醤油のアイスクリームとウニが添えてあります。
組み合わせ、面白すぎ!


飯/ぶりの照り焼き丼 大好きなたらの芽のてんぷら付
盛りは大中小?と聞かれてついつい「小盛」と返事
後悔後悔・・・とても美味しいんですもの。
止椀/オマールエビのスクランブルエッグ白味噌仕立て


デザート/これは素晴らしい! 写真大きくしちゃおう!
左下から時計回りに 乾燥麩のフレンチトースト・梅のアイス
アーモンドアイス・オレンジのプリン・きんかんムースの5品。
味も器も最高。それぞれのスイーツは2cmほどの大きさです。
                 
最大の評価はお値段。これでなんと3,890円なり。
世の中は広い・・・・・・大満足です。
                          
いとちひさき http://www.j-ark.jp/itochiisaki/
枝魯枝魯   http://www.guiloguilo.com/


景色/熊本城一口城主

2010年04月19日 | 景色


わが故郷熊本には1607年、加藤清正が築城した城があります。
熊本城自体は1877年に西南戦争の犠牲となり全焼しましたが
1960年に天守閣が落成しその後も少しずつ修復を重ねて来ました。

3年前に築城400年を迎え
今では当時の本丸御殿などが出来上がり
他県からの見学者も増え大変な人気です。

これらの一連の修復費用は市民の寄付によってまかなわれました。
熊本市は市民から寄付を集めるにあたって
1万円以上の寄付者の名前を天守閣に掲載しています。
ちょうどその時期に自民党のばらまき給付金があったので
実は私の名前も・・・(笑)もっとも3万人くらいの中の一人ですがね。

熊本に生まれ熊本で育った者にとっては名誉なことです。
一連の修復作業で観光客が増えているので
お上の事業としてはうまく行った・・・ということでしょうね。
がんばれ熊本!
                                        
                   
熊本城公式HP  http://www.manyou-kumamoto.jp/castle/


美味/ルバーブについて語らせていただきます

2010年04月15日 | 美味

長野や東京の方なら
ルバーブ? な~んだ・・・と思われるでしょう。
軽井沢に遊びに行けばルバーブのジャムが待ち受けているし
都内のカフェに入ればルバーブのスイーツに出迎えられる・・・
ところが私たち九州の田舎者たちは
ルバーブなんて聞いたことも見たこともないのです。
それもそのはず、シベリア原産の野菜で暑さが苦手。
日本では長野などの寒冷地で一部栽培されているだけです。

フキのような様相で巨大な葉っぱは食べられません。
繊維質たっぷりの茎の部分を加工します。
欧米ではジャムやパイの素材として一般的です。

この“未知の野菜”ルバーブをシャーベットにしてみました。
この春夏の新商品としてただ今ご紹介中。

国産は手に入らなかったためアメリカ産のルバーブを使用。
真っ赤な茎の果汁から作ったシャーベットは
とってもかわいらしいピンク色で大変おいしく仕上がりました。
野菜にしてはめずらしい爽やかな酸味も特徴です。
さて、この商品。九州でも売れるでしょうか?