早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

良 縁/TSUTAYA MUSIC CAFE MORRICONE(熊本市中央区)

2014年11月24日 | 良縁



        故郷熊本を離れて福岡に住むこと6年

        戻って来たとはいえ、県北のド田舎に住む私にとって
        よく考えたら熊本市内の繁華街のイマなんて分かるはずはないのです。
        バカにしてたくせにこんなにステキな店ができてたのね…

        以前、このブログでもご紹介した
        プラントハンターの西畠清順さん
        「そら植物園」を見に代々木まで行きましたし
        ハウステンボスに出品されたときもとんで行きました。
        福岡市内ではファッションビルのワンフロアを森にしてたし…
        その清順さんが熊本に~?
        半信半疑で出かけたのがこのお店「モリコーネ」

        以前は駐車場か何かだったなあ…
        入り口には清順さんお得意の巨大なディスプレイ

        

        樹齢200年は下らないだろうと思われるオリーブの大木 も

        

        事前の下調べなしで来たのでおそるおそる店内に入ると
        ドアを開けた途端にそこは私の知る熊本ではない空間…

        

        TSUTAYAが経営しているので当然店には静かに音楽が流れています。 
        壁際には 音楽CDがずら~っ 横には巨大なアガベ

        

        一人で十分時間を過ごせそうな店内を一回りし
        カプチーノとマフィンをいただいていると

        

        誰かに呼ばれたような…

        

        かわいいマメルリハが小声でさえずっています。
        これも清順さんが連れて来た”小道具”だとか…
        もう少しステキな鳥カゴはなかったのかなあ…(笑) 

        そして別の日…
        リニューアル1周年とかで清順さんのトークとライブがありました。
        当日は簡単なビュッフェ

        

        プラントハンターを意識したかわいらしいスイーツ

        

        ご本人はいたって気さくな(ちょっとばっちい)青年
        これでも明治時代から続く花と植木の卸問屋さんの5代目なんですよ。
        この日も「ガイアの夜明け」撮影班がつきっきりで取材中

        

        店長の質問に答える形式でのトークショー
        プラントハンターの仕事の大変さや
        世界中で出会った不思議な植物や人間たちとの出会い
        あっという間のひとときを楽しく過ごさせてもらいました。

        

        いただいたサインの横にはいい言葉が…

                
        このお店…
        面白いのはワインのディスペンサーが設置されていること。
        プリペイドのワインカードを差し込んで
        好きなワインを好きなだけいただけるシステム
        パンツァロッティやパスタ、パニーノ
        ピザやデリが豊富でしかもリーズナブル
        悔しいけど、あか抜けないと固く信じていた熊本で
        行きつけになりそうなお店発見です。(笑)
 

   


景 色/秋の京都 滋賀もあるよ

2014年11月17日 | 景色



        以前は京都といえばお寺巡りだったのですが

        最近はカフェをはじめ古都の建築物を見るのも楽しいですね。

        基本は古民家風や町家風

        

        前まで行かないと何屋さんかわからない店も多いです。 

        

        このディーン&デルーカは来年の8月までの限定出店 
        大正時代の旧銀行だった建物とのミスマッチがさすが京都!

        

        秋の京都らしく知恩寺の古書市に足を伸ばしてみました。

        

        青空ですが風が冷たい中、とても賑わっていました。

        

        みなかなり真剣に物色中 
        美しい洋書が1冊500円から出ています。

        

        本好きの娘はインテリアの小道具として何冊かゲット 

        

        お次は私が一度は行ってみたかった場所です。
        滋賀県は琵琶湖の西北にあるリゾート地、マキノ高原
        以前、そこにあるメタセコイア並木の写真を見てから
        ここを訪れるのが私の夢でした。

        

        約2.4キロの道沿いに500本のメタセコイアが整然と並んでいます。

        

        

        平日だし、曇り空だし…人が写らずに撮影できてラッキー!
        紅葉してるかと思いましたがグリーンのまま…?
        で、探したらこんな画像がありました。
        少し早かったんですね、やっぱり紅葉するんだ!

        

        でも一番素晴らしいのは雪景色なんだそうです。
        また来てみたいなあ…

         





         


景 色/京都のカフェ3題

2014年11月10日 | 景色

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        ウチの会社はなぜか京都にご縁があります。

        アイスクリームを委託で作っていただいている工場のひとつも京都
        アイスクリームを保管する倉庫兼物流センターも京都にあります。
        各工場で作っていただいたアイスクリームを
        一度京都のこの物流センターに集めて
        そこから全国に発送していただいている次第。

        極めつけのご縁は今年から娘が京都赴任に。
        おかげで京都に足を運ぶ機会も増え
        その上ガイド付き(娘)なので新しい情報も入ります。 

        というわけで(長い前置きでしたが)今回はカフェ3軒をご紹介
        まずはパンケーキがとにかく美味しいということで
        四条烏丸からも近い蛸薬師通り沿いの「うめぞのカフェ&ギャラリー」へ

        

        最近流行のふわふわのパンケーキ、初めて見ました。

        

        でも私の目を惹いたのは上に乗ったバターです。 
        今回は黒糖のバターでしたが
        季節季節で小豆やナッツ類などを混ぜてあるのだそうです。 
        ひと手間かけたいいアイディア…いただき!
        パンケーキの方はまるでスフレのようにふわっふわで
        あっという間に完食  なるほど…これが流行ね…

        次は二条城の南側にある不思議な場所でした。
        1Fはカフェ、2Fはグリーンショップ

        

        そして横はアンティークショップ……「セリカじゃん!!」

        

        カフェでお茶をいただく前に2Fのグリーンショップに

        

        驚きです! 物販店というよりは温室?植物園?

        

        体が触れずに歩くのも大変な店内 
        珍しい植物、枝振りが味のある植物でいっぱいです。
        これは楽しい!

        

        お店の名前は「グリーンショップ cotoha(コトハ)」
        植物を見ているとオーナーの奥様が紅茶を持って来て下さいました。
        窓を開け放しているので天井近くにはスズメが飛んでいます。

        予算さえあれば半分ほど買い占めたい衝動を抑え
        広くて雑然とした、でもとってもステキな店内をしぶしぶ出て1Fのカフェへ
        カフェの名前は「 CLAMP COFFEE SARASA(サラサ)」

        

        アメリカの田舎のガレージをそのままカフェにしたようなコンセプト
        男くさい店内ですが妥協がなくてとってもいいカンジです。

        

        クラシックなコーヒーの焙煎機

        

        窓際のカウンターはさびた蝶番で壁に取り付けてありますし 
        空のワインボトルに白い絵の具でメニューが書いてあったり…
        オーナーの若くてダイナミックな感性があちらこちらに活かされてます。
        いやいやこの空気、好きだなあ…

        

        最後は 「逃現郷(とうげんきょう)」という西陣のカフェ

        

        さすがは学生街京都の喫茶店。深夜まで開いてます。
        入り口を入るとすぐに半畳ほどの巨大な信楽の瓶に金魚(笑)

        

        1杯ずつ挽いて入れてくれるコーヒーを待つ間 
        店内を観察していると…

        

        店長らしきネコが店内を見回っています。 

        

        ひとりずつお客さんの顔を見てチェック
        女性の膝に乗って挨拶したりしながら近寄ってきました。
        「おやっ?常連さんだ」って思ってくれたかどうか…娘の膝の上へ。

        

        他に挨拶しなきゃいけない常連さんはいないかどうか
        あくまでも店内をチェック(仕事熱心!)
        そのあと娘の膝で寝る事に決めました。
        (最後はそ~っと下ろして帰りましたが…)
        お名前は「はなちゃん」漢字で書くと「鼻ちゃん」は
        お鼻に黒い模様があるのです。(笑)
        逃現郷かあ…名前の通りの空間です。

        楽しいカフェ、京都には無尽蔵にあるそうでクセになりそうです。 

         

 

 


美 味/変わり種ラーメン2話

2014年11月03日 | 美味



        ラーメン大国熊本生まれで

        またまた双璧の博多に住んでいたにも関わらず
        私がラーメンを食べるのは1年に1~2度
        決してキライなわけではないのですが
        ニンニクの匂いと健康を考えるとついつい…ね。
        それでも我慢して我慢して久しぶりに食べるラーメンの美味しいことといったら!

        そんなラーメンにあまり縁のない私が選んだ
        ちょっと風変わりな、でも何度でも行きたいクセになるラーメンをご紹介します。

        でも最初に言っときますが
        九州人はラーメン=豚骨と固く信じてます。
        でもこの2店は豚骨ではないのに九州人の口に合うラーメンなんです。

        まずは東京は早稲田にある油そば
        正式な店名は「東京麺珍亭本舗」

        

        深夜遅くまで学生さんたちが並ぶお店は小さくてカウンターのみ
        おばさんはとっても異質(笑)
        でも時々たまらなく食べたくなるのです。

        

        油そばってラーメンの命であるスープがないんです。
        底の方に秘伝のタレが入ってて
        テーブルにあるお酢とラー油をたっぷりと上からかけて

        

        全体をからめていただきます。

        

        温泉卵がとろりとからんで 絶品の600円也!
        こういう食べ物は一気食いがお約束だね。
        息つく暇もなく完食

        そとに貼ってあったチラシ…さすがは東京…高いなあ…

        

        お次は仙台の「えごまらーめん」

        

        えごまって言えばαリノレン酸が豊富だと話題の食材ですよね。
        葉っぱがシソにそっくりなのは知っていますが…
        ラーメンの前に出て来たのはえごまの種
        待ってる間に小さなすりこぎで摩ります 。
        ぷちぷちぷちぷちっといい音!…食べる前の精神統一のお時間です。

        

        ねぎ多めを頼んだら来たのはこれ 、麺が見えません。
        さっそく摩ったえごまをふりかけて…

        

        えごまの香りがほんのり
        もっとたくさんかけてみたいけどなあ…
        ラーメン自体はまっすぐの中くらいの麺

        

        スープは魚介のダシ。マイルドで美味しい
        すっごくあっさりと一気になくなってしまいました。
        普通のが680円、このネギラーメンが760円也
        これなら豚骨のように体を気にして年1回でなくてもいいかもね。
        でも年1回しか訪れない仙台
        結局同じか…