早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

No.579 景 色 / 平成最後のクリスマス

2018年12月24日 | 景色

毎年のことですが博多駅のクリスマスマーケットをのぞいてみました。
今年は全体的に青で統一してますね。



平日でもあるしちょっと人出は少なめ。
おまけに季節外れの暖かさで
クリスマスっぽさにはちょっと欠けるかも…



昼間は雨でしたがちょうどやんでくれて
イルミネーションが路上に映ってそれはそれで幻想的です。 



いつもながら売り子さんたちは可愛い子ばかり 



今日は寒さに震えずによかったね(笑) 



クリスマスの不思議な力は皆を笑顔にさせること… 



大鍋で作るグリューワイン
ドイツっぽい女性ですね。



すぐ脇では楽しむ人たちを横目にお仕事中です。



本当にもうすぐ2018年も終わるんですね… 

砂時計が落ちるような速さで時が進んでいきます。
残された時間は有意義に
そして周囲の人たちとともに
笑顔の時間を共有していきたいものです。 

 


No.578 景 色/晴れた日と土曜日は…

2018年12月17日 | 景色

熊本市は九州のど真ん中ですが寒暖差が激しく
私としては九州一住みにくい所だと思っています。
周囲を山に囲まれているせいで風がなく
夏は暑くて冬は寒い… 
今朝(2018年12月15日)も最低気温がマイナスになり
九州の主要な中堅都市の中でダントツ寒いんです。

和水町から連れてきた時には30センチほどの背丈だったパパイヤ
熊本市内に引っ越して地植えをした途端に背丈ほどに成長しました。
九州とはいえ、しょっちゅう氷点下になる熊本で
露地栽培なんて絶対ムリ!…という常識を覆したくて 
ビニールをかぶせ



その上から夜は毛布をかぶせ



足元に湯たんぽを入れる重装備(笑)



今のところまだ大丈夫そうです。
来年は収穫するぞ!



              



さて、土曜日は父がデイサービスに行っているため
唯一自分の時間がまとまって取れる大切な日です。
とくに寒いとはいえこんなに気持ちのいい日には
たまには遠出でもしましょうか…

快晴!



小一時間走って福岡県の3番目の都市、久留米市へ 
久留米はなぜか育苗や育種の業者さんが多い土地 
地元の大きなグリーンショップ「平田ナーセリー」の本店へ



魅力的な植物が多いのでチェックが必要です。 



店内はクリスマス一色 



お次は平田ナーセリーから車で10分 
途中、九州一の大河、筑後川を渡りしばし景色に見とれます。



人口30万の都市でもちょっと郊外に行けばいずこも同じ…



そののどかな畑の真ん中に 
知る人ぞ知るマニアックなボタニカルショップ「花伝」さんがあります。



久留米は熊本にちょっと気候が似ているので 
このお店の外で元気な植物は
持って帰って地植えしても大丈夫なはず。
あ、でもビニールかぶってる子もいる… 要チェックです。



最近お気に入りのオーストラリアの植物がたくさん入荷 
バンクシアをひと鉢いただきました。



家に戻って早速ドライガーデンの仲間入り
無事、過酷な冬を乗り切ってくれれば来年には倍の大きさになるはずです。



たまたまウチに飾ってあるドライのバンクシア 
オーストラリアは動物だけではなく植物も変わった形をしていますね。



こっちは平田ナーセリーでいただいたディオーン
背丈25センチくらいのまだチビさんですが一応ソテツの仲間です。
私は基本、買ってきたその日に新しい土で似合う鉢に植え替えます。



気がついたらもう夕方
ぐぐっとまた気温が下がってきました。
父も帰ってきたようです。
介護の合間にちょっと一息…充実した一日でした。
あ〜楽しかった! 


No.577 良 縁/マルシェ初体験

2018年12月10日 | 良縁


3年前のあの日.....
思えばこれが今の「ちいさなマルシェ」につながっているのかもです。
ネタ不足に加え、懐かしさもあって再度アップいたします。
2015年12月7日のブログです。



先日、マルシェに参加するという初体験をしました。

結果的には私が一番年長だったような気がしますが
若い人たちとワイワイと共に過ごした一日は
忘れられないであろう「ほっこり体験」でした。

場所は和水町の施設、古民家と里山風のお庭が素敵な「肥後民家村」
仲良くしてくださっているカフェKINONの周辺です。



KINONの上妻店長も早朝から準備
気温4℃



これだけの焼き菓子を準備するのは大変だったでしょうね。
丁寧にひとつひとつ赤いリボンがついているあたりが心配りです。



私がお手伝いするのはこの方…玉名のSmile Cafeの坂本さん
とりあえず徹夜で焼き上げたリエージュ・ワッフルを持参
今から会場で焼く分を仕込みに戻ります。
その間、私が店番とコーヒーの担当



お客様が寒くないようストーブの準備に余念のない宮本さん



かまどに悪戦苦闘する田川さん
ここでご飯を炊き上げておにぎりを提供するんですよ。
私と同じテントです。



西田さん登場
月の満ち欠けで果物を収穫されるとっても素敵な方



ほら見て下さい、このグラデーション!
人気で手に入りにくい西田さんの果物も今日は購入できます。



オメガ3の卵あり



有機野菜あり



さあ、ミーティング
みんな一致団結してがんばろうね。



熊本市内のレストラン、リーブルディマージュの和木シェフ登場
お隣のテントです。



180×90の大きな手作りの黒板看板
スマイル ・カフェの坂本さんの苦心の作です。



あ、ここが私のスペース
コーヒーはウチの店の豆で、この場で挽いてペーパーフィルターで入れます。
いつもはネルドリップなのでうまくいくか心配…
1杯100円也



和木さん、ここでもいつもの笑顔
黒トリュフソースつきのオムレツを焼いてくれます。



こちらはやっとこっそりゲットしたシェフのクラムチャウダー
チーズを揚げたものが入ってます。
地元野菜がごろごろ!  おいし~い!



田川さんがかまどで焚いたおにぎりは大人気
奥様が販売。かまどとの間をいったりきたり…
お客様は長蛇の列(笑)



坂本さんも戻って来てトナカイに変身して追加のワッフルを焼き始めます。
11時オープンで12時すぎには完売!
「あんなに苦労したのにあっけないぞ!」



手が空いてたら誰でも手伝わされちゃう忙しさ…
でも、プロの裏方を手伝うなんてめったにない体験ですよね。



天気にも恵まれて昼間は温度が上昇
スタッフもお客様も笑顔、また笑顔…
木彫作家の上妻さん。KINONの店長のおとうさん
みんなを集めてワークショップ中



できたお魚で子供たちは釣りに夢中です。



ほとんど食べ物はお昼から2時頃にかけて完売
少しずつ寒くなり始め、お客様には私のコーヒーをほそぼそ状態…(笑)
いつも展示会に立ち慣れているので苦ではありませんでしたが
終わった後に残ったのは、商売とは関係ない部分での達成感
そして何よりも、一緒にここまで準備してきた友との連帯感でした。
なんとも心地よいではありませんか! 



最後に…私のコーヒー
いつものネルドリップよりペーペーフィルターの方が美味しいの!
ショックを受けながらも、今後のためには良い結果のトライでした。
何杯売れたかって? 
168杯でした。



No.576 景 色/近くて遠い四国

2018年12月03日 | 景色

何年ぶりかで愛媛は松山に行く機会がありました。
注)文章の内容は”遊び”一色でしょが一応お仕事で..... 

きっと九州から遠い地域にお住いの方は
「九州と四国.....近いじゃん!」
とお思いのことでしょうが
とんでもない 

行き方としては3種類
①飛行機で行く ② 大分から船で渡る ③陸路(橋)から行く
今回は営業マンと一緒で広島方面も回りたいので③番
陸路から行くこととなりました。 

まずは九州におさらば(博多の事務所を出たのは午前10時)
関門海峡を渡って本州に入るまで福岡市内から1時間 
関門橋は何の変哲も無い橋ですが
右下は壇ノ浦.....
約1キロ弱で本州です。(近っ!)



中国地方はもう秋もおしまいの景色でとても美しい.....
いいドライブ日和です。



九州から一番近い橋は「西瀬戸自動車道=しまなみ海道」です。 
広島の尾道から愛媛の今治まで全長59キロ
瀬戸内海の島々を10本ほどの橋でつないだアイランドホッピング

尾道まで福岡から4時間半(午後2時半)

しまなみ海道の橋は吊り橋が多くどれも勇壮かつ美しい。
高速道路なのに自転車や歩行者が渡れる橋もあります。
眼下に広がるのは穏やかな瀬戸内海



本州から数えて4番目の橋、多々羅大橋の石碑の文字は平山郁夫 
平山郁夫はこの橋の手前、生口島の出身です。



途中に立ち寄ったS.Aで
私の一つ目の目的はこれ「じゃこ天」



ホタルジャコという小魚(雑魚)を丸ごとすりつぶして揚げた練り物ですが 
これが美味しいのなんのって!(午後3時)



ちょっと”じゃりっ”っとした骨とも鱗ともつかない食感が やみつき!

四国に入った途端に旬のもの発見! 



助手席なので走りながらいろいろな景色に興味津々..... 



風光明媚な山道を越えたどり着いたのは道後温泉(午後4時)
この本館は国指定の重要文化財です。





ケガをした白鷺が傷を癒しているのを見て発見されたという逸話から
道後温泉のシンボルは白鷺です。
(おお!ポートレートモードで足がボケてる!)





今夜はこの本館の真ん前のホテルに泊まるので
荷物を置いて道後の街中を散策
まさに温泉街って感じがいいですねえ.....海外からのお客様もいっぱい



駅前のからくり時計



以前来た時にはなかったなあ.....路面電車「道後温泉」駅にスタバが!



夜のパーティーなので路面電車で街中に出かけます。
といっても道後温泉駅から中心街までは10分少々なのでとても便利
レトロな夏目漱石の「坊ちゃん列車」もあるのですが
もう夕方で運行は終了(残念!)



どこまで乗っても大人160円也



仕事が終わり2番目にして最大の目的=道後温泉を楽しみます。



チケット売り場の窓口がちっさい(笑)



夜もまた雰囲気がいいですね。
120年以上前に建てられたこの本館は
宮崎駿の「千と千尋.....」の湯やのモデルとなったとも言われ



そこかしこにそれらしい雰囲気が.....





撮影禁止なのでここまでが限界
皆さんに全部お見せできずに残念です。



お湯は42度前後の熱め
無色透明で臭いもなく
本音で言うとウチのお風呂と大差なし(笑)
410円で朝の6時から夜12時まで営業しています。

翌朝は早朝から昨日来た道を逆に走ります。
一度くらい自転車で走りたいなあ、しまなみ海道



福岡ー松山 陸路(しまなみ海道)  6時間(途中休憩込み)
福岡ー松山 空路(JAL)         45分+前後1時間
大分の佐賀関ー愛媛の三崎 フェリー 70分+陸路2時間