早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

景 色/藤崎八幡宮秋の例大祭

2010年09月30日 | 景色

故郷、熊本の秋の風物詩です。
毎年敬老の日に行われます。
いまでこそこのような正式名称を使うようになりましたが
市民は長い間「ぼした祭り」と呼び親しんできました。
この由来に関しては諸説ありますが
加藤清正が朝鮮から凱旋したころから始まったため
「ほろぼした」が語源となっているのではないかと
韓国側の強い抗議も加わり国際問題にまで発展。
本当のところよくわかんないそうなのですが…

目玉は60頭を超える飾り馬。(今年は66頭)
全てが通り過ぎるのには4時間ほどかかります。

無事凱旋できたことに感謝して八幡宮に奉納したのが起源で
今では町内、企業、学校などが各団体につき1頭
美しい飾りをつけた馬を街中に引きずりまわします。
男衆が押さえながら勇壮に走り抜ける飾り馬は見ものですが
これもまた動物愛護の観点から問題となり…
歴史を継承して行くって、こんなところにも難しさがあるんですね。




美 味/ニシン三昧「AQUAVIT(アクアヴィット)」(東京)

2010年09月27日 | 美味

劇的な出会いでした。
東京・青山である人に連れて行ってもらった店。
入るとすぐになんとも言えない妙な感覚…
初めてのお店のはずなのに
もしかしてデジャヴ?

それもそのはず
7年ほど前に大好きなNYで訪ねた店の東京店でした。

モダン・スカンジナビアン・ダイニングのアクアヴィットは
2年前に青山にオープンしたばかり。
上品な内装とお行儀の良いスタッフに迎えられ
天井の高い大人の空間が広がります。

ここの目玉はニシンの酢漬け料理。
まるでジュエリーのように美しく盛り付けられたニシンは最高!
チーズをかじりながらいただくのが北欧流です。

ホワイトアスパラを鹿肉で巻いたもの…野菜で見えませんがなんてお洒落!

デザートもかわいい…デートには最高です。

AQUAVIT TOKYO http://www.aquavit-japan.com/index.html

 


良 縁/フォションのド派手エクレア

2010年09月23日 | 良縁

ちょっと古い情報で申し訳ありませんが
昨年し残してしまったことがあります。
実際に自分の目で見て味わいたかったものです。

フランスの食材メーカーFAUCHON
日本橋、新宿、横浜、名古屋の高島屋でのみ発売するエクレア。
09年限定・・・と聞いていたのに今年もありました。
よかった~(でも限定品を引き延ばすのには感心しませんね)

「ラ・ヴァーグ()」と名付けられたこの“作品”は
かの有名な葛飾北斎の富嶽三十六景がモチーフ。
薄いホワイトチョコレートに絵を転写して乗せたものです。

中のカスタードクリームにはエシレのバターを使用しているそうで
ほんの少し塩味があります。
これは絵のモチーフ=海だから?
だとしたらすごく粋ですね。

他にもテントウムシが乗ったもの、
桜の花びらが散ったものなど何種類かあるようですが
葛飾北斎に比べればどれも奇抜さに欠けます。

2004年からフォションが始めたというこの試み。
フランス人の遊び心には大人の余裕を感じさせられます。
勉強になります。目標にしたいところです。

PS:アイディアは秀逸。
しかし味は・・・(タイトルが「美味」ではないことからお察し下さい)

 


美味/お取り寄せ:象屋元蔵のおととせんべい

2010年09月20日 | 美味

四国は高松市のお店です。
結構メディアが取り上げたので
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
味もさることながら一目見たら忘れられない商品です。

瀬戸内海でその日採れたエビや魚が
そのままおせんべいに閉じ込められてます。
普段町にまでやって来ない雑魚
それも出荷できないほど小さいサイズですから
カワイイったらありゃしません。(おせんべいは11cm×9cm

説明不要・・・ あれ? 足が1本足りない・・・

チビめばる  身長5~6cm 観賞魚みたい…

やっぱ一番おいしいエビ。

ちりめんじゃこかい!

あかちゃんカレイ…このサイズで捕まるのはちとかわいそう…

海の幼稚園・・・といったカンジです。(笑)
ちょっとした手土産やお返しには最適かと・・・

象屋元蔵  http://www.ototosenbei.com/ 



景 色/日本再生酒場は日本を元気にできるか !?

2010年09月15日 | 景色

昨年末「日本再生酒場」が博多駅にオープンしました。
場所柄、新幹線を待つ営業マンや
会社帰りの博多っ子に大人気です。・・・というのも
ここ博多ではなじみのあるモツ焼き専門店だからでしょうか。

雰囲気は「現代版立ち飲み居酒屋」。
現代版と書いたのは
この店舗のターゲットがおやじオンリーではないという点です。
女性や学生だけでなく子供だって大丈夫。
開店は11時。絶品ハヤシライスを頼めばランチでもOKです。
もちろんイスはありませんが
小1時間ほどなら立っていても別に苦痛ではありません。
さっと食べてさっと出る。お支払いも知れてます。

もともと東京は中野のモツ焼き屋さん。
兄弟店にハヤシライス専門店もあります。
でも何も知らない人には博多の店だと思われてるんじゃ??

なんじやこの商品名は?
ギャラ芯(牛の胃)、しきん(豚の食道)、ちれ(豚の脾臓)・・・

どうしてこんな呼び名がついたか興味深々・・・。
コレステロールが高そうですが鉄分は豊富。
たまに食べると顔がほころぶぐらい美味です。
お客さん。次の新幹線にしましょうよ!

日本再生酒場 博多店 http://www.ishii-world.jp/brand/motsu/nihonsaisei/hakata/