早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

美 味/お取り寄せ:生からすみ

2012年09月24日 | 美味



        名前に惹かれてお取り寄せし
        
すっかりファンになってしまいました。
        
どうも長崎の完全オリジナルで知る人ぞ知る珍味だとか。
        
まあ、私だけが知らなかったのかもしれませんが・・・。

        
一般的なからすみは干して作りますが
        
この生からすみと称するものは
        
干す前のペースト状をそのままビン詰めしたものです。

        
まあ、あつあつのご飯に合うこと!
        
なんぼでもいけます!

                 

        まあ、シンプルなパスタに合うこと!
        
普通のからすみで作るパスタより簡単で美味しい!
        
まさに私の好みです。

               

        是非、機会があればお試しあれ。

        
松庫商店  http://www.matukura.jp/nama_karasumi.html
        
男の台所  http://item.rakuten.co.jp/otokonodaidokoro/uz-nk-81-001/


景 色/撮っておき

2012年09月17日 | 景色



        ちょっと以前になりますが・・・iPhoneで撮れたステキな写真

                 


        とろけるような夜の帳(とばり)が降りてきた大濠公園。
        私はこの
切なくて人の心が優しくなる時間帯が大好きです。
        絵になる
外人さんのカップル
        異国で見る
夕日に故郷への想いを重ねているのでしょうか…



美 味/ニュイテジュール

2012年09月10日 | 美味

 

 

        以前にもご紹介した熊本のパン屋さんニュイテジュール
        
ご夫婦でやっておられるこの店が
        
カフェ併設で6月に新装オープンしました。

               

        人気のパンの売り場は目線が高くなって見やすくなりました。
        
でもパンが実際に乗っている時間はほんの少し。
        
お客さんは焼き上がりの時間をよくご存知で
        
棚に並んだそばからすぐに売り切れてしまいます。

        
カフェの方はサロン・ド・テの雰囲気です。
        
がっつりお昼をいただくというよりは
        
ちょっと小腹がすいた時やアフタヌーンティにぴったり。
        
私は味覚で絶対の信頼を置くオーナーの奥様におまかせで
        
チーズをセレクトしていただきます。

               

        この日もコンテにピーチジャムが合うんですよ・・・と
        
私の知らない食べ方を教えて下さいました。(スプーンに乗ったのがジャム)


               

        ハーブティの入った彩りの美しいポットは南部鉄器
        
面白いアイディアです。

        
美味しいパン、美味しいお料理ときたら=ワイン。
        
ワインセラーに並ぶ豊富なワインと美しいグラスを横目に
        
難点がひとつだけあるとすれば
        
車でしか来られない郊外であること!
        
く~ 残念! 


        
奥様のブログ ニュイテジュール便り  http://ameblo.jp/nuit-et-jour/
        
食べログ  http://tabelog.com/kumamoto/A4301/A430101/43001103/

 

 


良 縁/真珠の耳飾りの少女

2012年09月03日 | 良縁

 


        コリン・ファース演じるフェルメールが
        
スカーレット・ヨハンソンの使用人に恋をする官能的な映画
        
2003年の「真珠の耳飾りの少女」は
        
私のお気に入りの1本です。

        こ
の美しい少女はいったい誰なのか
        
なぜターバンを巻いているのか
        
なぜこのような澄んだ目でこちらを見ているのか
        
そして何よりも、なぜこのような大粒の真珠の耳飾りをつけているのか・・・
        
全てが謎のままでそれが後世の人々の好奇心を駆り立てます。

                 

        この名作が東京都美術館にやって来ました。(映画じゃないですよ)
        
最近フェルメールブームなので混雑が予想されます。
        
人数制限をして閉館後の入場という特別鑑賞券をゲットして
        
行ってきました…!

        
ちょうど現地のマウリッツハイス美術館が改装中だそうで
        
めったにないチャンスに世界を巡回しているようです。
        
私にとってはきっと一生に一度の対面です。

        
なんという美しさでしょう!
        
目の前のさほど大きくはないこの作品に引きこまれ
        
しばし離れることができませんでした。
       
(じっくり観られたのも特別イベントだからこそ…)

        
ラピスラズリなどの鉱石を使った絵の具はあまり退色しません。
        
350年も昔のものとは思えない鮮やかさに見る者は圧倒されます。
        
背景がないこともこの時代としてはめずらしいなあ・・・
        
フェルメールがいかにこの少女を際立たせたかったかが分かります。
        
しかし、深淵の中から静かに語りかけてくる絵の中の少女は
        
もうこの世にはいないのです・・・

        
都美術館の大幅な改装が終わったこけら落しのこのイベント
        
鑑賞後のワンドリンクサービスのシャンパンが
        
余韻を楽しむ私を一気に現代の東京に引き戻してくれちゃいました。

               

        新しくなった都美術館
        おかげで韻松亭に行けました。一石二鳥