早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

景 色/栗のマーケット

2015年09月28日 | 景色



        熊本市のほぼ中央に位置する泰勝寺跡

        ここは旧細川家の菩提寺である泰勝寺とお墓
        細川の殿様(熊本ではこのように言います)の別邸、茶室、庭園があります。
        普段は観光客がちらほらと訪れるこの場所で
        最近にわかに騒々しいイベントが開催されるようになりました。

        

        それは細川護煕元総理大臣の息子の嫁である料理研究家の細川亜衣さんの発案で 
        ほとんどが食にまつわるイベントです。
        今回は「栗のマーケット」という魅力的なタイトルにひかれて
        初めてやってきました…話題の場所へ

        これが別邸
        その前のお庭で全国から来てくれた10軒ほどのお店が出店しています。

        

        11時開始と聞いていたのでぎりぎりに訪れたのですが
        すでに駐車場は満杯
        それぞれのお店には10名を超える長蛇の列です。

        入り口にあった栗のかき氷(長蛇の列)
        ちょうどなんとも残暑が厳しい日で大人気

        

        お次は栗のダックワース
        注文を聞いてから作るから当然…並ぶ並ぶ…
        栗のペーストの下に敷いてあるのはザクロのジャム

        

        こちらは二子玉で大人気のパン屋さんだとか…
        30人ほどの列で並ぶのはあきらめましたが
        お昼には完売でした。

        

        しゃれたドリンクのお店
        福岡では大壕の蚤の市でおみかけしたような…
        
        

        栗おこわのお店で並んでおこわをゲット

        

        出来立てをその場でいただきます。
        ここまでは、はっきり言ってあまり感動するものはなし。

        

        一番奥にあったお店…列がまだ短いです。
        なんだか分かんなくてもとりあえず並びます。(笑)

        

        ここは有名なモンブランのお店だとか…
        手前の女性が作るモンブラン

        

        奥の男性が作るモンブラン…2個盛りだ!
        もちろんオーダーをもらってから作ります。
        下に前もって焼いて来たであろうメレンゲを敷き
        ここでも真っ赤なザクロを乗せ…

        

        上から栗を絞ります。汗だくです。

        

        2個で1200円

        

        ちっとも高く感じなかったですよ。
        これは本当に美味しかった! 絶品でした!
        甘さ控えめで下のメレンゲのさくっとした感触
        上に乗った栗とザクロのコントラスト、生クリームの量、
        どれをとっても絶妙なバランス
        何よりも本当に美味しい栗を使ってありました。

        良かった…
        これでお店を半日閉めて来た甲斐がありました。

        でもね
        やっぱり最高を求めるのは難しいですね。
        今、巷で人気のマーケットとかマルシェとかは
        雰囲気を楽しむだけで精一杯なのかも?
        そうやってレベルが少しずつ上がって底上げされてくれば
        そのうち、誰をも魅了する最高のイベントができるかもしれませんが
        地方都市でその日が訪れるのはいつのことでしょう…
        


美 味/今週もさっぽろ!

2015年09月21日 | 美味



        札幌に来たら食べなきゃいけないもの…

        大通り公園のトウモロコシです。

        

        茹でたのと焼いたのとモチキビまであります。 
        モチキビいただき!

        

        お次はじゃがバター(笑) 
        9月の初旬
        お天気はいいものの公園に座って食べているとちょっと肌寒いです。

        

        ちょうど 仕事で札幌に来ていた東京在住の大学の先輩と合流

        

        ジンギスカンじゃ能がないのでラムしゃぶをいただきました。 

        

        初めて食べた氷下魚(こまい)の一夜干し
        ハタハタのような旨さ!

        

        2次会は焼酎と梅酒の専門店 

        

        なんと梅酒が120種類もあります。

        

        

        

        翌日の夜はこれまた小樽に住む大学時代の友達と 

        

        今度は海の幸 
        ウニをしこたまいただきました!

        

        2泊3日では札幌の町は十分わからなかったけど…
        楽しい思い出をありがとね!

        

         


景 色/さっぽろ!

2015年09月14日 | 景色



        半世紀以上も生きてきたくせに
        なんと人生初の札幌です。
        もちろん北海道も人生初! 

        福岡空港から新千歳空港まで約2時間半
        同じような時間で福岡から台北や上海はもちろん
        ソウルなんて往復できちゃう… 
        わくわくの札幌で見て来た私なりの「!」をお伝えします。

        きたきた!日本ハムの本拠地!

        

        「植物」が違う!
        九州の公園にこんな木はありません。

        

        町の至る所でオレンジの実がなってます。
        これなに?

        

        とってもきれいな迷彩色の肌

        

        葉っぱを見ると松だと思うのですが
        あまりにも小さくてかわいいです。
        連れて帰りたい…(九州に連れて帰ると大木になったりして) 

        

        仕事で訪れたサッポロファクトリーは 
        明治9年に建てられた日本初のビール工場跡地です。

        

        レンガ造りのレトロな建物がいい雰囲気

        

        全体は見学施設も含めてアミューズメントやホテル、レストラン …

        

        イタリアみたいな工芸品の工房まであります。

        

        北海道だもん羊毛だって豊富なんでしょうね。

        

        サッポロファクトリーのすぐそば、素敵なカフェ発見 

        

        町で気になったのは信号機が縦に赤・黄・緑!
        雪の重みの負荷がなるべくかからないようにだそうです。
  
        
        
        ベタな札幌(笑)
        よく「がっかりした」と言われるそうですが、いやいやどうして!
        美しかったです。昼間より夜が断然。

        

        初すすきの
        あ、マッサンの余市にも行きたかったなあ…

        

        ネオンの大きさに驚き! 半端じゃないです。

        

        それでも町の中にはこんなものも

        

        ああ…でもやはりここは北海道なんですね。
        表示板の地名に妙に感動

        

        次週に続くよ…
         


景 色/東京のカフェ2軒

2015年09月07日 | 景色



        先週同様、どうも「美味」といえるお店にたどりつきません。

        今回はちょっと微妙…かなり「美味」に近いし「良縁」でもあります。
        でもやはりジャンルとしては「景色」に入れてしまいました。
        それだけ目で見て癒されたお店、2軒です。 

        まずはこれ。これです!どうですか!
        なんて美しいテールなんでしょう!

        

        メルセデスAMG GT-S 4000ccってのがまたいいですね。
        ここは羽田空港第2ターミナル地階1F
        飛行機の中、空港の中、いたるところで宣伝が目についたので行ってみました。

        

        メルセデスには先週大阪でがっかりさせられたばかり… 
        こちらのカフェのテーマは「たまご」 

        

        パンケーキをはじめ、卵を使った料理がメインのようです。
        右下のやつ…面白いですねえ…

        

        お店も卵のイメージがいたるところに… 

        

        いろいろなイスを使っていておしゃれですねえ…
        私が店のカウンターに使おうと思ってボツにしたダルトンもあります。

        

        食べたみたのはこれ。ベンツマークにひかれて(笑)
        カトラリー類はプラスチックでしたがお皿はちゃんと陶器
        ベンツマークに分けられた仕分け皿でした。

        

        やっぱり大阪とは雲泥の差…飛行場の中なのに…と感心しきり

        2軒目は大手町。
        昨年突然出現した「大手町の森」は地下鉄大手町駅の真上です。

        

        その森の中にたたずむガラス張りの建物が
        かのアマンが初めて都市に進出した「アマン東京」のカフェです。

        

        全女性あこがれのアマンリゾート
        男性に聞いてごらんなさい。
        一般男性なら十中八九知りませんから…(笑)

        

        もしアマンの中のロビーラウンジだったら普通の女性は気後れして入れません。
        別棟に用意してくれる心遣いは嬉しいけど
        宿泊者専用のロビーラウンジを想像すると身震いします。

        

        日本酒もセレクトしているので酒樽がで~んと置いてあります。

        

        
        

        蒸し暑い日だったのでいただいたのは「すいかのフローズン」
        もちろんその場で絞ったフレッシュにレモンと塩を少々

        

        もうひとつは3種のチョコレート
        左はピスタチオ、右はフランボワーズ、中央はクリーム

        
   
        目の前の生ハムが気になってそのまま夜までいようかどうか悩みましたが
        また来る楽しみにとっておくことにして店を出ました。

        隣はアマン東京のエントランス

        

        アマンのロゴが入った人力車が数台停まっています。
        海外からの客をメインに考えている証拠ですね。

        

        これで優雅に大手町~丸の内~東京駅周辺を散策するのでしょうか。
        ”アマンは時を止めることができるんだろうなあ…”
        ふと頭にそうよぎったのは
        あまりにもここ周辺の空気が別の世界を感じさせたからにほかなりません。

        
        アマンリゾート https://www.aman.com