早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

景 色/a day in TOKYO 1日目

2015年05月25日 | 景色



        今回の東京はかなり時間に余裕がとれる楽々出張でした。

        初日は1件だけお客様にご挨拶。そして夜は取引先との会食
        2日目は展示会の準備。でも必要な時間は正味30分くらい
        3日目だけは朝から晩までしっかりお仕事…というスケジュール
        ですから綿密な(遊びの)予定をたてます。
        予定をたてる…私が一番好きな作業です。

        午前中の飛行機で羽田入り
        天気予報は芳しくありませんでしたが雲の上は関係ありません。

        

        夜遅くから雨の予報ですが日中はまあまあのお天気
        ホテルに荷物を預けて天王洲界隈を散歩です。
        この辺りは来るたびにステキになっていきます。さすが東京…

        

        お目当てはアクタスの「SLOW HOUSE」
        もちろんインテリア雑貨のお店ですが
        結構かっこいいグリーンも扱っています。

        

        木漏れ日はもう初夏… 

        

        ワンパターンの青山フラワーマーケットのカフェでランチです。 
        お一人様は窓際のカウンター
        今日の花はトルコキキョウ

        

        目の前にはドウダンツツジ…いいですねえ、枝ものは
        森の中みたいで一気に体の中の野生が覚醒(笑)

        

        サラダとフレッシュハーブティー
        フレッシュな素材ばかり…贅沢なランチです。 

        

        青山通りから表参道の裏のあたりを散策です。

        

        緑がいっぱい!
        お店も個人宅もまるで競うように植物を置いてます。
        ああ、もうアカンサスが咲く時期なんですね…(ウチのはまだなのに…)

        

        東京に緑が多いのは生活レベルの高さでしょうか…
        階段も上手に使ってます。

        

        ここはもう老舗ですね。よく子供と来たわ… 
        やっぱり緑が増えたみたい。

        

        独身時代によく来ていたお店…まだ頑張ってるようです。 

        

        表参道に出ると ケヤキの枝の剪定中
        ここのケヤキも大きくなりすぎて枝が自然に落下するのだそうです。
        管理も大変ね…

        

        原宿駅に プラットホームドアがついてます。
        着々と進んでいるんですね。

        

        社員と合流のため立ち寄った品川駅のカフェ 
        メイソンジャーでソーダが出てきました。おっしゃれ~!(遅れてる?)

        

        目の前に座った若いお母さんと小さな女の子(10ヶ月だって)
        実に表情豊かで、そのかわいらしさに私の目は釘付け!

        

        お母さんがくれるマフィンを待っている間のこの表情!
        きっと明るいお母さんとお父さんに育てられているんでしょうね。
        誰からも愛される明るい女性に育ってほしいものです。

        

        仕事をひとつ済ませて、取引先との会食はかの有名な「鳥安」
        合鴨一筋で140年だそうです。

        

        おもしろいですねえ…アイスじゃありませんよ、大根おろし(笑)

        

        鴨のいろいろな部位を順番に楽しめます。
        鴨は油が甘くて上品なので大好きです。
        大根おろしをたっぷり乗っけながらいただきます。
        もちろんベテランの仲居さんが全てやってくれるので楽チン

        

        お腹いっぱいになったころ仲居さんが焼き飯を作り始めました。
        入るかなあ…「少しでお願いします」
        ところが!

        

        一生の不覚!
        鴨の脂身とご飯、そこに醤油をちょっとたらしただけのシンプルな焼き飯
        これが一番の絶品ではありませんか!

        

        もっと欲しかったな…と、だからいいんですね。
        また来る楽しみができましたから。
        
        後ろ髪引かれながらお店をあとにしてホテルに帰ります。
        予定通り! 充実した一日でした。


 


良 縁/外見で判断してはいけない

2015年05月18日 | 良縁



        今更ながらなんですが「ものごとは外見で判断してはいけない」のです。

        わがままな私はぱっと見た目のインスピレーションで
        ものごとを瞬時に判断してしまう悪いクセがあります。
        特にレストランやカフェは「あ、この店はダメ」となっちゃう。

        それですごく損をして反省したのがこのお店
        我が家から徒歩で行けるそのお店の外見
        スリランカの国旗がはためいてるし… 

        

        入り口はこんな感じ…私をご存知の方ならお分かりでしょう?
        絶対に私が入りそうもないお店です。 

        

        お料理はスリランカ料理とメキシコ料理…
        なんなんだ~!その組み合わせ! 

        お店の名前は「わさんたらんか」
        スリランカのワサンタさんのお店って意味だそう(笑)
        これが店主のワサンタさん
        来日11年目です。

        

        ずっと表参道のメキシコ料理店で修行し独立 
        結婚、子育てを機に「田舎で子育てしたい」と
        高校の先生である奥様の職場復帰に合わせて何の縁もない熊本へ。

        人のこと言えないけど面白い人生ですね。

        意外と美味しいスリランカのライオンビール 
        正統派のしっかりとしたラガー(スタウトもあります)

        

        突出しの サルサは絶品!
        トマトとオニオンにガーリック
        酸味がほどよくこれだけおかわりという女性客も多いのだとか… 

        

        歩いて来たから(徒歩7~8分) 今日はビールのつまみをいろいろ試そう!
        メニューは奥様の手描き
        基本的にはカレーを中心とするスリランカ料理と
        タコス中心のメキシコ料理が選べます。
        気分で食べ分けられてお得かも…

        今回はメキシコ料理で攻めてみましょう。

        

        最初はアボカド大好きな私は絶対にワカモレ! 

        

        ワサンタさんおすすめのガーリックシュリンプ 
        お皿はほとんどがスリランカの陶器です。

        

        お肉をとろとろに煮込んだケサディーヤ(やばい!入るかなあ…)

        

        愉快なワサンタさん「光永さん、食べすぎ!」 
        でもどれも美味し~い!


        

        最初に戻ります。
        で、なぜこの店に入ったのか。
        地元紙の一面を飾ったこのお料理の写真
        おいしそうでしょう? 

        

        それがこの「カマロンテキーラ」(ご心配なく。これは別の日にいただきました。)
        はっきし言ってこの辺で食べられるのは奇跡に近い絶品!
        サワークリームのマイルドな酸味になんだかとっても深い味がプラス…
        美味しさの秘密はテキーラなんですって。

        

        ワサンタさんの悩みはここでは食材がなかなか手に入らないこと。
        配達してもらうものの、お客が多い時には品切れもあります。
        「今日はエビがないんだよね」とか「サワークリームが切れちゃって」とか 
        今ではそれだけ大人気のお店「わさんたらんか」 
        ワサンタさんや奥様の人柄も魅力的なれど
        お店の作りや好みなどぶっ飛ばしちゃう勢いの絶品グルメ

        もう私、メロメロなんですけど… 


 


良 縁/旅の思い出

2015年05月11日 | 良縁



        娘が就職して旅の連れがいなくなったせいもあり

        最近めっきりプライベート旅行が減ってしまいました。
        そんな時には旅の思い出の品を眺めながら
        当時の風景や出会った人々などに思いを馳せて妄想の世界へ…

        もちろん一番好きな台北には簡単に行けるんだから一人で行けばいいものの
        なかなか一人となると腰が重くなってしまうもんです。
        雑貨の街、大好きな永康街の「圓融坊」 

        

        台湾の人たちは手先が器用だし、このお店はセンスが抜群 
        そこで手に入れたタピストリーは上品なアジアンテイスト

        

        蓮の花はアジアの各国で愛され モチーフになっています。
        もちろん仏教の影響もあるのでしょうが
        信仰が先か、花が先か…

        

        同じく東南アジアを代表する大都市バンコク 
        タイの人たちも台湾に共通する繊細さをお持ちです。
        野菜のカービングなんかは実に圧巻!

        

        そんなタイのファブリックを使ったタイ限定のコンバース
        とっても履きやすくて気持ちがいいので寒い冬の間の愛用品です。 

        

        こちらはブータン 
        建国の神様はトラの背に乗って飛んで来られたとかで町中にトラがあふれています。

        

        連れて帰って来たのはちょっと可愛いトラ
        ウチのネコたちのなぐさみものになることしきり…(笑)

        

        ブータン建築
        どんな家にも美しい装飾が施されています。

        
 
        同じテイストの工芸品を買ってきました。美しい…

        

        最後は日本
        感動の屋久島から連れ帰ったのは屋久杉のチップとエキス

        

        市販のスギのアロマとはかなり違う香りがします。
        千年以上の樹齢のものだけに屋久杉の称号があたえられるからでしょうか。
        水水しい、そして心が洗われるような香り…
        実際の屋久杉たちは堂々とそびえ神々しいものでしたから。

        

        朽ち果ててもなお存在
        木霊のすみかになっています。

        

        私は結構気に入った場所に通い詰める習性があるので(笑)
        思い出の品に浸りながらも
        次はいつ行くかをちゃっかり計画中なのです。
        みんな、そのままで待っててね!