明治村には建物だけではなく古くて美しいものがたくさんあります。
これは園内を周遊しているバス
名古屋電気鉄道の「名電1号形」
1907年まで名古屋の市内を走っていましたが
その後札幌の市電として活躍し引退
ちょうど期間限定で里帰り中なんですって。
いい時代ですね。歩行者救助用のネットでしょうか…
明治天皇の御料車もあります。(1910年)
これは京都市電の電停を復元したもの
機械だって…
重要文化財のリング精紡機(1893年)
すごく大きい…
こちらは紡毛ミュール精紡機(1830年)
近代日本の夜明けの時代に日本経済を支えた機械たちにちょっと感動
不思議な形のこれは下関市の台場鼻潮流信号機(1909年)
細かいディテールにも美しさがあります。
刈谷市にあった菊の世酒造の仕込み蔵(1868年)
窓の配置に目が止まります。
先週ご紹介した金沢監獄の窓や壁も美しい…
こんなところも手を抜かないのが明治時代
今では「機能なきものはムダ」と片付けられるのでしょうか…
私、煉瓦大好きです。
計算では出ない微妙な色のバランスが美しいんですもの。
建物になればその美しさはなおさら…
金沢監獄の正門(1907年)
こんなのもあります。
なんという存在感でしょう!
六郷川鉄橋(1877年)は蒲田と川崎の間の多摩川にかかっていました。
リバプール製だったんですね。(船で運んだんだ!)
品のいいデザインの灯台は 広島の小那沙島燈台(1904年)
後ろに見える3階建ての建物の一部は日本橋の川崎銀行本店(1927年)
残りの壁は今も日本橋に残っているとか…(現 三菱UFJ信託銀行)
左側にちらっと見えるのは隅田川新大橋(1912年)
すごいな~ 屋外の博物館だ!
日本橋かな…と近づくと
皇居正門石橋飾電燈(1893年)
新しく鋳造しなおされた時に交換された6基の内のひとつだそうです。
青空になんとも美しい…(ひとつ欲しいなあ…)
同じ街灯でもこれは今のものかな?
いくら見ても見飽きない 園内。
さあ、来週はいよいよ私の目的のものをご紹介します。
40年、正確には38年の時を経て会うことが出来た建物は
ここ明治村での一番人気
それは園内の一番奥にありました。
(なので、朝一でコメントしちゃってごめんなさい)
昔の展示よりも増えたのかなあ。。それとも見逃してたのかしら、
いつでも行けると思ってると、案外雑に見ているものなんですね。
こんなみどころが満載とは。
また行きたくなりました。いや、行ってしっかり見てこよう。
朝の散歩から戻って見たらもうコメントが!
いつもありがとう!
まだまだ新しい施設ができつつありましたよ。
まるで発掘現場みたいでした。(笑)
きっとオリンピック前の改築ラッシュで
東京からも古いものが今後やってくるんじゃないでしょうかね。
すっかりはまっちゃったからまた夏に行きます!
冬の間はクローズのカフェとかあったし
確かに見忘れたものもあります。
仕事の都合で夏と冬には必ず名古屋に行きますから…
それにしてももっと早く調べて行くんだったととても後悔してます。
本当に素敵なところですね。