早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

良 縁/感性が磨かれる「2355」

2017年01月30日 | 良縁



最近眠たいです。

いつも11時前に寝る私が
12時近くまで起きていて楽しみにしているのがこれ 
Eテレの「2355」
タイトルの通り23時55分から始まる5分間の番組です。



画面を写してここでご紹介するのは違法かなあ…(商業目的じゃないから許してね)
あまりにも高いクオリティに毎夜驚いています。
これはある夜の「2355」
感動したのでご紹介させてください。
説明は不要…ってか説明できないです。



 















 











コマ送りのような数分の動画
その完成度の高さとセンスの良さに驚いてしまいます。

最近のEテレのおもしろさ、マニアックさには
驚いている方も多いのではないでしょうか。
いったいどんなスタッフが毎日どんな顔してこんな映像を作っているのか…
画面を通してですが、現場の楽しい空気を感じずにはおれません。

うらやましいなあ!




良 縁/DNAと今のオレ 

2017年01月23日 | 良縁



これ、マルゴー(マル)の両親の写真(本邦初公開)

マルは静岡のブリーダーさんから譲っていただいた
記念すべき我が家のラグドール第1号です。



お父さんの毛色はブルー、お母さんはシール(茶)
マルはお父さんの毛色とお母さんの容貌を受け継いでいます。 
初めてマルを見たのはこの写真



その後、車に乗って静岡から羽田空港まで
そして羽田から福岡空港に到着後、我が家に来た時にはこの通りのお疲れさん(笑) 



数時間後 



今みたいに男の子がいない環境で甘やかされ放題ですくすく育ち 
生後半年のこの頃は今と変わらない体重だったんですよ。
(その後、男の子達が来てから苦労して今ではほっそり…)



で、これが現在
すっかりおばさん(7歳と半) 




こちらはラトゥール(ラトぽん)のご両親
お母さんは珍しいトーティー(三毛)
お父さんはブルーポイントのミテッド(白ソックス)です。
ラトぽんはお母さんのDNAから赤い毛色を受け継ぎましたが
容貌はお父さんそっくり!



こちらが 初めて見た時のラトぽんの写真



今からこちらを出ます…とブリーダーさんからご連絡いただいた頃
彼は茨城からやはり車と飛行機を乗り継いでやって来ました。



こちらウチに来て4日目



生後6ヶ月
スレンダーな小学生時代(信じらんない!お腹がくびれてる!)



そして今…立派なオッサン(いつの間に鼻にほくろが?)
5歳と半
「今のオレ、かっこいいだろう!」



月日の経つのはホント早いっす!
 

 

 


美 味/今年の新商品

2017年01月16日 | 美味



さて、毎年ウチの会社では新商品を2〜3品出してます。

もちろんその分、あまり売れ行きの良くない商品を終売するんですが…
で、今年の新商品3品をご紹介いたします。 

まずは「ジャスミンティーシャーベット」
ベトナムのジャスミンティーを工場で茶葉から抽出し
あの香りを十二分に出すことができたなかなかの出来ばえです。 

撮影にはやっと探し出した本物のジャスミンの花を散らし
銀色の有田に乗せたものの、光の具合が難しく苦労しました。



中華はもちろん、沖縄料理のあとの「さんぴん茶シャーベット」としても
味の濃い料理のあとにさっぱりとするよう
甘さを極力控えた大人の味に仕上がってます。 

次は梅のシャーベット
我が家のダイニングテーブルでSTAUBに入れて自然な感じで撮影
アイスは白い部分がすっとんじゃってとっても撮りにくい…
光があまり強くない方がいいんですよ。



和歌山の梅の実をごろごろ入れてみました。 
かなり酸っぱいんですが、酸っぱい中にも青梅の実の
かりかりとした食感がなかなかのもの…(自画自賛)

最後は南瓜のアイス
結構この「南瓜」って感じを最近の人は読めないんですよ。(情けない)
何の変哲もないえびすかぼちゃを使いましたが
濃厚で説明不要の美味しさ。



超寒い日の屋外で撮影
それでもくりぬいた南瓜のカップが温かかったのか
乗せたアイスがどんどん溶けて来て困りました。(笑) 
素朴な農村の感じを出したかったんですが…

毎年年末年始に新商品を製造し
年明けと同時に販売を開始します。
その前に私の仕事として
撮影とリーフレットの作成という大仕事が待ってるんですよ。
旬のもの…例えば青梅などが手に入らない時期なので
撮影の小道具にいつも頭を悩ませます。 

おまけに様々なフォントを駆使してデザインするので
拡張子の変換もまた大変

あ〜早くプロのカメラマンにお願いできるような会社にせねば!
 


美 味/一夜だけのメゾン・ド・マルゴー

2017年01月09日 | 美味



地元の友人達に「忘年会しましょうよ」と言われ

軽く会場を我が家で承諾してしまったお調子者 …
続くリクエストが「クリスマスで食べ損ねたチキンの丸焼きが食べたい」に
これまた軽く了承してしまった大バカ者…な私です。

自分としてはそんなに料理が上手なわけでもないし
ホームパーティーなるものでお客様をおもてなしした経験もほとんどありません。
さーて、どうする!

外食の経験と、スタイリッシュな雑誌を愛読していた経験だけで
どこまでできるか自分への挑戦のつもりで準備してみました。

まずはこの夜のテーマを自分なりに「ファーマーズ・テーブル」と仮決定
テーブルの上には焦げ茶のリネンのシーツを敷いて
上に置くものは極力自然素材のみ…木、石、植物
ワインはオーガニック



杉の板の上にWECKのガラス保存容器の大小を並べ 
色とりどりのサラダバー
ほとんどが地元和水町のものです。



合わせたのはフェンネルソルト、アンチョビソース、パセリのジェノベーゼソース

そしてチーズ好きとしてはセレクトの腕の見せ所です。
自慢の道具ジロールを使って削る「テット・ド・モアンヌ」 
ジロールの取っ手をくるくる回すと
まるで鉛筆削りの削りかすのようにカットできるんです。
うすーくぺらぺらくるくるに削ったテット・ド・モアンヌは絶品!



もうひとつの目玉のチーズが
この時期だけのモンドール 
モミの木の樹皮でくるんであり、モミの木の木箱に入ってます。
上の皮を剥がすと中からはとろりと熟成したチーズが溶け出し
バケットやジャガイモ、スティック野菜につけても最高

さて、この写真の一番奥の白いお皿に乗るのは…



メインのローストチキンは2キロの阿波尾鶏(あわおどり)
徳島県が誇る人気の地鶏を手に入れました。 
前日にローズマリーやオレガノなどで下味をつけておき
お腹の中に詰めるスタッフィングは鶏レバー
昔から私がお得意だった香味野菜などとレバーを炒めたオリジナルです。 
久しぶりで忘れかけちゃってる…

2時間かけてオーブンで焼き上がり凧糸をはずしたところです。
ちょっとお腹につめすぎたかな…はみだしてるし(笑)



どどーんとテーブルに乗るとお客様からは歓声が! 
よし!つかみはOK(笑)
外の皮はパリパリ
中の肉は地鶏とは思えないほど柔らかくてジューシー
ぎりぎりほんのりとピンクで大成功でした。(ホッ!)



初めてのテーブルコーディネイト 
やってみたら結構できるもんですね。
お客様のお褒めの言葉は お世辞半分と聞き流し
自分としてはまあ85点ってとこか…
「また是非やってね」という甘い言葉に流されないよう
ただとても面白く勉強になった一夜でした。



今夜のテーブルの名は「メゾン・ド・マルゴー」
ただし、当のマルゴーは一切この会に関わっておりません。





 


景 色/謹賀新年

2017年01月02日 | 景色



みなさま 明けましておめでとうございます。

2017年も穏やかに明けました。

昨年、熊本は未曾有の大災害に見舞われました。
あれから9ヶ月…多くの人々の表情には明るさが戻ってきたものの
まだまだ災害の爪痕は県内のいたるところで見受けられ
落ち着いて正月を迎える気分にはなれなかった方も
少なくはないのではないでしょうか。

しかし私たちはそれでも前を向いて生きていかなければなりません。
せめて新しい年が平穏で希望に満ちたものであって欲しい…
心からそう願わずにはいられません。

いつもこの早生者日記をご愛読くださっている皆様にも
少しでも幸せのお裾分けができますよう
新春第一弾は富士山3連発でのスタートです。
いすれも上空から私が撮りだめしたものです。
この富士山のように人も威風堂々とありたいものですね。 


どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。

                      光永