美容外科医の眼 《世相にメス》 日本と韓国、中国などの美容整形について

東洋経済日報に掲載されている 『 アジアン美容クリニック 院長 鄭憲 』 のコラムです。

血液・血管・リンパの病気 (内科) 02

2008-03-26 08:32:13 | 医学用語集
急性リンパ性白血病

【原因】
急性リンパ性白血病とは、リンパ球が悪性化することにより骨髄や血液で異常が生じる病気で、急激に発症する。リンパ球が悪性化する原因は未だ解明されていない。おもに、小児に多い白血病である。
【症状】
息切れや動悸といった貧血の症状と同様の症状が確認される。また血小板不足により、鼻血や歯肉出血や出血斑などの出血が広範な部位で見られる。ウィルスや細菌に対する抵抗力がなくなり、リンパ節や脾臓が腫れることもある。
【治療・対策】
ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾロンなどの抗白血病薬を組み合わせて服用する。60歳以下の患者には、全身放射線照射や大量の抗白血病薬に加え骨髄移植が行われる場合があり、その場合の治癒率は比較的高い。



血栓性静脈炎(閉塞性静脈炎)

【原因】
静脈炎症により、静脈が閉塞してしまうため。下肢によくみられる。
【症状】
炎症をおこした部位が腫れる、慢性化すると肺梗塞も起こりえる。
【治療・対策】
下肢をできるだけ動かすことで予防する。血栓があらわれたら、溶かす。



高脂血症

血液中のコレステロールや中性脂肪が過剰となる脂質代謝異常のことである。血液検査でコレステロールが多いとか中性脂肪が多いと言われることがあるかもしれないが、そういう人は高脂血症に気をつけた方が良い。
血中の脂質の正常範囲
総コレステロール 120~220mg/dl
中性脂肪 20~150mg/dl
HDLコレステロール 40~80mg/dl
LDLコレステロール 50~140mg/dl
総コレステロール、中性脂肪、 LDLコレステロール値がこの範囲を越えると高脂血症と呼ばれる。また、 HDLコレステロールがこの範囲以下の場合も低 HDLコレステロール血症といって、動脈硬化などのリスクが高まることが知られている。

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血液・血管・リンパの病気 (内科) 01

2008-03-26 08:30:35 | 医学用語集
ATL(成人T細胞白血病 , 成人t細胞性白血病)

【原因】
これはヒトT細胞ウィルスI型というTHTLV-Iによって感染し、T細胞が腫瘍化した白血病のことである。
【症状】
皮疹、全身リンパ節腫脹、肝・脾臓の腫大
【治療・対策】
主に化学療法、最近は造血幹細胞移植による治療



エコノミークラス症候群(ロングフライト症候群 , 深部静脈血栓症)

【原因】
飛行機を始め長時間乗り物に乗っている時に起こる肺血栓症(深部静脈血栓症)。特に飛行機は気圧が低く血栓ができやすいと言われる。体を動かすスペースの少ないエコノミークラスの席で比較的多く見られることから、エコノミークラス症候群と言われるが、実際にはどんな座席でも起こる。
【症状】
脚のむくみや呼吸困難、息切れなど。歩き始めた時に、脚の静脈に出来た血栓が肺などの血管に詰まって起こる。
【治療・対策】
長時間同じ姿勢でいることにより血流速度が低下し血栓が出来やすくなるのが原因であるから、適度に体を動かしマッサージなどをすることが予防になる。水分補給や深呼吸をするなども良いと言われる。



解離性動脈瘤

【原因】
動脈が膨れて瘤をつくること。
【症状】
ひどい胸痛の後、上半身全体的に痛みが広がる。ショック状態により、数時間で死亡したり、心筋梗塞や脳卒中を併発するケースもある。
【治療・対策】
心臓に近い部位で発生した場合は、人工血管を取り付けるなどといった緊急手術が必要。心臓から遠い場合は、血圧を低下させる薬剤を投与し、容態を観察する。
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高血圧 (内科) 02

2008-03-25 13:39:11 | 医学用語集
高血圧(高血圧症)

動脈に異常に高い圧がかかる状態。
【原因】
体質,加齢,塩分の取りすぎ,肥満,ストレス,性格などの誘因が考えられている。
【症状】
特有な症状はないが,血圧が急に上がると,頭痛,肩こり,耳鳴りなどの症状が感じられることがある。高血圧の人は,血圧が動揺しやすい。ひどくなると動脈硬化をおこす場合もある。
【治療・対策】
生活改善(減塩,肥満解消,飲酒制限,禁煙,運動)を基本に,症状にあわせて薬物療法を行う。また,食事や睡眠,急な寒さなどにも注意が必要。



低血圧症

【原因】
慢性的な感染症、悪性腫瘍、重度の貧血、栄養失調、神経の病気などが原因で低血圧が生じる。体質的に低い場合もある。痩せている人にも多く見られる。
【症状】
起立性低血圧の場合は、起立時にめまいや立ちくらみを感じる。尿の排泄が不順になり、手足の動きが悪くなる。ほかに、疲労感を感じやすい、動悸がするなどがある。
【治療・対策】
一般的療法では、体操、マッサージ、冷水摩擦が比較的効果があるといわれている。痩せている人は、高カロリー、高たんぱく食を摂取することを心がける。効果が表れない場合は、血圧を強制的に上げる薬剤を服用する。

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高血圧 (内科) 01

2008-03-25 13:37:42 | 医学用語集
血圧

心臓から送り出される血液から動脈にかかる内側からの圧力。心臓が拡張して血液をためているときの血圧を拡張期血圧,最低血圧(最低血圧)といい,心臓に血液がいっぱいになって血液を送り出す前に収縮したときの血圧を収縮期血圧,最高血圧(最大血圧)という。血圧の「上」「下」というのは,このことである。通常,最高血圧が120mmHg,最低血圧が80mmHg辺りが正常値と考えられている。



高血圧症

動脈に異常に高い圧がかかる状態。
【原因】
体質,加齢,塩分の取りすぎ,肥満,ストレス,性格などの誘因が考えられている。
【症状】
特有な症状はないが,血圧が急に上がると,頭痛,肩こり,耳鳴りなどの症状が感じられることがある。高血圧の人は,血圧が動揺しやすい。ひどくなると動脈硬化をおこす場合もある。
【治療・対策】
生活改善(減塩,肥満解消,飲酒制限,禁煙,運動)を基本に,症状にあわせて薬物療法を行う。また,食事や睡眠,急な寒さなどにも注意が必要。



肺高血圧症

【原因】
肺高血圧症とは肺動脈圧が高くなる症状のことである。
【症状】
右心が拡張・肥大し、さらに肺高血圧が持続する場合には、心拍出量の低下と静脈系の血液鬱滞とが生じ、肝臓の腫大や全身の浮腫が生じる。 さらに、低酸素血症を併発する可能性もある。
【治療・対策】
外科治療により回復が見込まれる。また、特に低酸素血症を伴っている場合には、酸素投与が有効な治療法となる。
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肥満症・ダイエット (内科) 13

2008-03-25 13:36:28 | 医学用語集
BMI

最も一般的な肥満判定の基準が BMI という身長と体重から割り出される指数である。
BMI = 体重(Kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
という計算式で求められる値である。判定は以下のようになる。
BMI 18.5未満 痩せ、低体重
BMI 18.5~25 正常範囲、普通体重
BMI=22が最も生活習慣病になりにくいとされている
BMI 25~30 過体重、日本人の場合24~29あたりとも言われる
BMI 30~ 肥満、35以上は高度肥満



マジンドール(サノレックス)

食欲抑制薬として市販されているマジンドールは、放出されたノルアドレナリンの再取り込みを抑制することによって、食欲を抑える。



メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の過剰な蓄積を起因として、様々な生体機能の異常とそれに伴う生活習慣病のリスクが高まっている状態のことを指す。具体的には、糖尿病(対糖能異常)、高脂血症、高血圧が集積し、動脈硬化性疾患が起こりやすくなる。
メタボリックシンドロームの状態に陥ると、それぞれの疾患が相互に悪影響を及ぼしてしまう。肥満が万病の元と言われる所以である。
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肥満症・ダイエット (内科) 12

2008-03-24 13:35:13 | 医学用語集
皮下脂肪

皮膚近くに存在する脂肪組織で体温の維持やエネルギー貯蔵の役目を果たしている。女性の場合、出産や育児に備えて下半身の太腿や臀部に皮下脂肪が付きやすくなる。内臓脂肪に比べて生活習慣病のリスク要因にはなりにくい。



肥満

動物は「飢え」から身を守る為に余分なエネルギーを脂肪として体内に蓄える性質を持っている。この蓄えられた脂肪が多くなりすぎて、必要以上に太ってしまうことを肥満という。過度の肥満は様々な生活習慣病の原因となることが知られている(肥満症、メタボリックシンドローム)。
BMIと体脂肪率により肥満度を判定することができる。



標準体重

標準体重とは平均体重ではなく、最も生活習慣病のリスクが低いと考えられる理想的な体重である。勿論、体格には個人差があるので必ずこの体重が最適とは限らない。
標準体重 = 身長(m) × 身長(m) × 22 で求められる。
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肥満症・ダイエット (内科) 11

2008-03-24 13:33:59 | 医学用語集
内臓脂肪型

脂肪組織はエネルギーの貯蔵庫としての役目が知られているが、近年では、生体の様々な機能を制御する生理活性物質(サイトカイン)を産み出す器官であることが分かってきた。そして、特に内臓脂肪の蓄積が過剰な状態では、サイトカインなどの物質の産生が過剰もしくは過少となってしまい、様々なトラブルの原因となっていると報告されている。
これにより血栓が出来やすくなったり、動脈硬化になったり、インスリン抵抗性が増したり(糖尿病)といった悪影響をもたらすとされる。



内分泌

内分泌とは、体内の内分泌腺から、体の機能を調節する機能を持つホルモンが分泌されることをいう。



熱産生促進剤

脂肪細胞のアドレナリン受容体を刺激することで脂肪の分解や熱産生の亢進を向上させる薬剤に対する期待があるが、現在のところ実用的なものは出回っていない。
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肥満症・ダイエット (内科) 10

2008-03-24 13:32:52 | 医学用語集
肥満症

体脂肪が過剰となる肥満の中でもBMI が 25 以上かつ
糖尿病や高血圧、高脂血症、睡眠時無呼吸症候群、月経異常などの健康障害を持つもの
または、腹部 CT 検査で内臓脂肪型肥満と判定されたもの
について肥満症と診断される。



ダイエットカロリー計算

食事量は一般にカロリー計算を基準として考えられている。適正な摂取カロリーは年齢や身長、生活活動強度(運動量)によって基準値が設けられている。
成人男性で2000~3000キロカロリー程度
成人女性で1600~2500キロカロリー程度



低インスリンダイエット

インスリンの分泌量を減らすことで脂肪の合成を抑制し、脂肪の分解を促進させることを目的としたダイエット法。血糖値を上昇させにくい食べ物(GI値の低いもの)を選択的に摂取するようにする。
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肥満症・ダイエット (内科) 09

2008-03-23 13:31:28 | 医学用語集
二次性肥満(症候性肥満)

何らかの病気や薬物の影響を受けて肥満になってしまうことがあり、これを二次性肥満という。肥満者全体の約5%に見られ、高インスリン血症や副腎皮質ホルモンの分泌過剰などのホルモンの分泌異常や、脳の異常、薬剤の副作用によるものなどが知られている。



半飢餓療法(VLCD)

オプティファーストのような VLCD専用の粉末を水に溶いて飲む。一日の摂取エネルギーは500キロカロリー以下というかなり少ない量であるが、必要な栄養素があまり不足しないように計算されている。
VLCD は決して安易に出来るものではなく、医師の管理の下で行なうことが大切である。内臓や脳などに障害が無いこと、精神的にもある程度ストレスに耐えられる必要がある。



皮下脂肪型肥満

皮膚のすぐ下に存在する脂肪を皮下脂肪といい、主に皮下脂肪の蓄積によって肥満となっている場合を皮下脂肪型肥満という。
適度な皮下脂肪は特に女性にとっては必要とされている。
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肥満症・ダイエット (内科) 08

2008-03-23 13:30:13 | 医学用語集
中性脂肪

脂肪には、体温の維持、臓器の保護、生理活性物質の分泌などのさまざまな役割があるが、最大の役割は飢餓から身を守るためのエネルギー貯蔵機能である。人が吸収したエネルギーのうち余った分は脂肪として蓄えられ、食べ物が不足した場合の生命維持の為に使われる。
しかし、この脂肪が過剰に蓄積すると様々な病気を引き起こすことがしられており肥満症と言われる。特に内臓脂肪は生理活性の産生が活発で身体機能に影響を及ぼしやすいといわれる。



低インスリンダイエット

インスリンの分泌量を減らすことで脂肪の合成を抑制し、脂肪の分解を促進させることを目的としたダイエット法。血糖値を上昇させにくい食べ物(GI値の低いもの)を選択的に摂取するようにする。



内臓脂肪型肥満

肥満の中で生活習慣病との関連が強く指摘されているのが内蔵脂肪型肥満である。腹部の内臓の周りに過剰に脂肪が溜まると、さまざまな生理的機能に悪影響を与えることが知られている。
CTでの腹部の断面を診断し、 内臓脂肪面積が100平方センチ以上 の場合を内臓脂肪型肥満と判定している。
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