Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2
東京、神田神保町に大正時代から続いた万年筆を専門に扱う「神田金ペン堂」がありました。
店主はペンを扱うことに関しては素晴らしい職人でしたが、数年前に亡くなられたようです。
その後店舗は閉められましたが、いずれネット限定で販売とメンテナンスをおこなわれるとか。
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数日前のこと、妻から「万年筆は今ブームなのか・・」と聞かれました。
確かに一部の人は<万年筆で書く魅力>を知り万年筆をとても愛しています。私もその一人です。
とはいえ、万年筆は「消滅危惧種」であり、今ブームというのは少し疑問です。
一部の筆記具を愛する人が万年筆を使う楽しさをSNSで気軽に発信し、
昔に比べ情報が増えています。なのでブームと思ったとしても不思議ではないかもしれません。
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さて、私は以前から万年筆界では最高峰と言われる「モンブラン149」に心惹かれてきました。
ところがある日、あの「金ペン堂」の店主が生前述べられた、モンブランに関する興味深い話を目にします。
それを読み、抱いていたモンブランに対する関心と信頼が失せてしまいました。
残念ですが、モンブランを手にすることはもうないと思います。
海外ブランドには心惹かれます。しかし日本には世界に誇るパイロット、セーラー、プラチナがあります。
ただ昨年末からこれら国産メーカーの値上げが続いているので、買うなら今かもしれません。
(これが私が現在持っている主な万年筆で、下からペリカン、プラチナ、そしてパイロットです)