Ai NIKKOR ED 180mm F2.8S ( NikonD850 )
住まいの裏にある坪庭の前を通ると、ヒヨが慌てて飛び立つことがこのところ幾度もありました。
あまり気にはしていませんでしたが、ふと「巣」があるのでは・・と思い探すと、ありました。
コブシの木の枝先、手を伸ばせば届くところ、中を覗いたわけではありませんが卵を温めているようです。
でまた、困ったことが。
実はこの場所_巣のある近くに工作室と作業台があります。
調べるとヒヨの卵は通常二週間程度で孵化し、生まれた子供たちは二週間ほどで巣立つことがわかりました。
「ひと月、何もできないな・・」と思っていました。
ところが今朝見るとヒヨがいないのです。
何かの理由で巣を離れても15分ほどすれば帰ってきていたのですが、お昼を過ぎても戻る様子がありません。
巣の中は空、夜のうちに何が有ったのか・・、でもそれを知る由もありません。
自然界ではひとつの命のために、他の命が犠牲になることがあります。
そのことを進化論を基に「自然界の摂理」と教えられてきましたが、
「不合理な点があっても深く考えず、それを真理と認めるように」と言われている気がしています。
むしろ「命ある全てのものが何らかの理由で本来の目的から外れ、悲しい状況を生み出している」、
と考える方が、理にかなっているのですが・・。
親友のゴン太と話せたら、聞いてみたいですね。彼の考えを。