Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2
「薫り」と「香り」、同じ読み方でも使い方に違いがあるようです。
前者は「どことなく匂う」、比喩的な表現で用いられ「それらしい趣がある」という意味を持つようです。
後者は「鼻で感じられる良い匂い」、感覚的な匂いについて用いられると説明されています。
私にとってフキノトウはそれが持つ感覚的な匂いをはるかに超え、春を真っ先に思い出す匂い、「薫り」です。
昔と違い、四季を味わう余裕(機会かもしれません)が少なくなった今の時代、
季節の「薫り」をこれからも大切にしていこうと思います。
フキノトウを選別していくと多くは残りません。最終的にできたのはこれだけ、小鉢ひとつでした。