歌わない時間

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PHILIPSの家電

2013年11月24日 | メモいろいろ
PHILIPSの電動歯ブラシを使い始めました。以前、乾電池式のは使ったことがあったけど、たいしたことはなかった。こんどのPHILIPSのは充電式の本格的なやつ。やっぱり違いますな。歯医者さんみたいだ。

PHILIPSの家電製品というと、『シークレット・ガーデン』に出てくる掃除機を思い出しますなあ。第4話で、かわいそうにもキム・ジュウォンの豪邸の庭の池に箱ごと投げ込まれるのが、PHILIPSの掃除機でした。さすがに、青いテープで外箱のロゴの「PH」のところを隠して、「ILIPS」ってなってましたけどね。あれは、韓国の国内メーカーのだとクレームが来そうなので、PHILIPSの掃除機を使ったんだろうとわたしは睨んでます。

そういや、うちには、掃除機はありませんけど、電動歯ブラシのほかにもう一つ、PHILIPSのオイルヒーターがありますわ。なにせ電気を食うので、大震災後はつけたことないんですけどね。それまでは、電気代を気にしながら、でもやっぱり使い心地がいいので使っていました。そもそもわたしとオイルヒーターとの出会いは子供のころで、お金持ちの親戚の家に泊まりに行ったときにあれがありましてね。もちろん今のように有名な暖房器具ではなかった。初めて見た。ほわあっとした、それまで経験したことのないふしぎな暖かさで、やっぱお金持ちのうちにあるものは違うなあと素朴に心打たれました。そして、おとなになって余裕ができたらこれ買おう、と子供心に決めたのですよ。

で、おとなになって、わたしとオイルヒーターとの再会は、『通販生活』のデロンギのヒーターでした。ほんとはそのままデロンギを買いたかったけど、なにしろつましい育ちだし、それにまだペーペーだったし、当時、三万五千か四万か、そのくらいのをパッと買う勇気はなかったのですよ。それで別の通販サイトで出ていたPHILIPSのにしたのです。たしか、19,800円だった。いまだに値段を憶えているくらい、わたしにとって大きな買い物だったのですよ。お笑いくだされ。でもその後、PHILIPSはオイルヒーターからはどうも撤退したらしい。さびしい。