おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

7月上旬 穂孕み水稲にホゴエ

2016年07月10日 03時03分14秒 | 農業

写真1 ホゴエを振るAさん。今年もTさんに頼まれた


写真2 Tさんは棒2本を畦に立て、ホゴエを円滑に進める


写真3 ①・②はホゴエ、③は畦草に除草剤散布。①はAさん。写真1・写真2とは違うTさんの田んぼ


写真4 茎の中に穂ができている。穂長は約5cm。Tさん曰く、穂長2cm弱がホゴエの好機、今年は伸びが速い


写真5 ホゴエ成分は窒素、リン酸、カリ

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 シラサギ、ゴイサギ、ムクドリなど野鳥が少なくなった田んぼ
 田植えから約2ヵ月経つ
 茎の中に穂ができる(写真4)
 さらなる穂の生長を促すための追肥適期
 この追肥をホゴエと呼ぶ
 
 近年、労力軽減のため、田植え時にホゴエまで施す、いわゆる一発肥料が増えた
 一発肥料でない田んぼはホゴエが必要
  
 少なくなったホゴエの例がTさんの田んぼ(上の写真)
 2016年07月07日07:58、TさんとAさんがホゴエ開始
 首に下げる容器入り肥料は、80歳を過ぎたTさんには重い
 それゆえ、若いAさんに頼み、賃金を払う

 Aさん曰く、今年は小さな草が少ないよ
 答えるTさん、中に入って草とったんだよ(弊ブログ2016年06月28日

 Tさんは円滑なホゴエのために、畦に棒2本を立てる
 棒を目安に、Aさんはホゴエ範囲を確かめつつ進む
 かつて、Tさんは15畝振った
 筆者は、棒立てを見るのは初めて、検地絵を思い浮かべる

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県久喜市


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