写真1 イモカタバミ 2008/06/24 下野市
写真2 ムラサキカタバミ 2008/06/01 久喜市
写真3 ムラサキカタバミ 写真2の近く 2008/06/01 久喜市
写真4 イモカタバミ 写真1を含む 2008/06/24 下野市
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6月、里みち・農道の脇
存在を遠慮がちに誇示する薄紅色や黄色の小花、カタバミ
本日は薄紅色のイモカタバミとムラサキカタバミ(写真1~写真4)
ともに多年草で南米などからの帰化植物、観賞用に栽培されていたのが野生化
両種の花は似るが、違いは次のようである(注1)
イモカタバミ ムラサキカタバミ
花の色 濃い 薄い
花弁中央部 濃い 薄い
葯の色 黄 白
根 芋状の塊茎 普通の根
イモカタバミのイモは、根が芋状(塊茎)であることに由来
両種はカタバミ科カタバミ属で、ヤマトシジミの幼虫の食草
学名 イモカタバミ Oxalis articulata ムラサキカタバミ Oxalis corymbosa
引用・参考文献等
注1 青木繁伸氏(群馬県前橋市)作成ホームページ『植物園へようこそ! Botanical Garden 』(「イモカタバミ」2006年10月07日更新)
*『山渓カラー名鑑 日本の野草』368頁、株式会社山と渓谷社、1983
*大工園認著『野の花めぐり 春編』192頁、株式会社南方新社、2003
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記
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