おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

6月 路傍に薄紅の小花開く

2015年07月09日 00時00分00秒 | 植物

写真1 イモカタバミ 2008/06/24 下野市


写真2 ムラサキカタバミ 2008/06/01 久喜市


写真3 ムラサキカタバミ 写真2の近く 2008/06/01 久喜市


写真4 イモカタバミ 写真1を含む 2008/06/24 下野市

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 6月、里みち・農道の脇
 存在を遠慮がちに誇示する薄紅色や黄色の小花、カタバミ
 本日は薄紅色のイモカタバミとムラサキカタバミ(写真1~写真4)
 ともに多年草で南米などからの帰化植物、観賞用に栽培されていたのが野生化
 両種の花は似るが、違いは次のようである(注1)        
 
    イモカタバミ    ムラサキカタバミ
花の色      濃い        薄い
花弁中央部   濃い        薄い
葯の色      黄         白
根         芋状の塊茎   普通の根

 イモカタバミのイモは、根が芋状(塊茎)であることに由来
 両種はカタバミ科カタバミ属で、ヤマトシジミの幼虫の食草
 学名 イモカタバミ Oxalis articulata ムラサキカタバミ Oxalis corymbosa

 引用・参考文献等
  注1 青木繁伸氏(群馬県前橋市)作成ホームページ『植物園へようこそ! Botanical Garden 』(「イモカタバミ」2006年10月07日更新)
  *『山渓カラー名鑑 日本の野草』368頁、株式会社山と渓谷社、1983
  *大工園認著『野の花めぐり 春編』192頁、株式会社南方新社、2003
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記





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