写真1 ジョウカイボン
写真2 ジョウカイボンの体液は皮膚につくと炎症・水泡を起こす。
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ジョウカイボンは、体長14~18mm、4~8月に発生し、平地から山地に生息する。
成虫は、ハエ、ガなどを捕食する肉食性で共食いもする。
本種の体液は、皮膚につくと痛みを感じ、水疱を生じる有機化合物・カンタリジン(cantharidin)を含む。
カンタリジン・cantharidinは、ジョウカイボン科名のCantharidaeに由来。
本種の体液は炎症・水泡を起こす。
そのため、和名は熱病(マラリア?)で苦しみ死亡した平清盛の法名・浄海坊に由来。
学名:Athemus suturellus ジョウカイボン科(Cantharidae)
引用・参考文献等:①『渡良瀬遊水地の昆虫図鑑』56頁、(財)渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団、2009年
②フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』日本語版(最終更新 2011年6月12日 18:50)・カンタリジン
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年05月21日 撮影地:栃木市・渡良瀬遊水地