おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

刻み稲わらの作土混ぜ込み

2019年10月25日 00時54分34秒 | 農業







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 水稲単作地の初秋
 煙立つ刈田、トラクター唸る刈田
 煙は刻み稲わら焼き(注1)
 唸りは刻み稲わらの作土混ぜ込み
 刈取り後、初の耕耘
 昔風に言えばイチボウネ(注2)
 この場景が写真1・写真3
 ここは採種ヒコバエの田(注3)
 隣はサトイモ畑

 トラクターを止めたMさん
 次のように教えてくださる
 ここらの田んぼは、かつて湿田
 タブネで稲などを運んだ
 犂を牽く馬が沈む田もあった
 今でも大雨になると水が溜まる
 擁壁(写真2)の上穴の近くまで
 刻み稲わらの流失防止が必要
 そのために今、耕し混ぜ込でいる

 さて台風19号の大雨
 Mさんの話に近い状況をもたらす
 水は溜まり、刻み稲わらが流入
 農道などに残る(注4)

 注1 弊ブログ2019年10月02日
 注2 弊ブログ2018年09月28日
 注3 弊ブログ2019年10月07日
 注4 弊ブログ2019年10月19日の写真2
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:写真1・写真3;2019年10月01日 写真2;同月09日
 撮影地:埼玉県久喜市

コメント
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