おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

健康と認知症のはざまにいる母 電話59回

2019年02月05日 04時09分24秒 | 話し相手・介護

写真1 娘に迎えを頼む電話、計59回。愛犬タップも不安げ


写真2 黒豆を1個ずつ箸でつかめる


写真3 新聞に目を通す。愛犬タップも安心

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 母94歳(上の写真)、認知症進行中
 現在、生家に居るとの認識が強い
 自家を生家と見なし
 筆者や娘に同伴帰宅を依頼
 一昨日3日は59回の電話(注1)
 迎えを娘に頼む電話
 娘と生家の亡き末妹との見分けは
 安定しない、間違えるのが多い
 認識・記憶・判断の能力に障害発現

 しかし全ての認知機能を失ってはない
 例えば黒豆を箸でつかみ
 新聞記事やテレビ画面の文字を読み
 不十分ながらも理解する
 生年月日を書ける
 まだまだ認知機能は残っている

 さて02月04日の母(注2)
 12:00 離床
  “ここは我が家やらいね”
 10分後“私はいつ帰ってきたのけー”
 “こげんドモしっせえ”(呆けて)
 “どっか行っちょったど”
 “いつ帰ったけー、不思議やらー”
 17:40 筆者帰宅
 17:45~18:02 夕食
 *この後の繰り言の内容
 ①自家を生家とみなす
 ②帰る方法、自家周りの特徴
 ③他人が笑うので夜帰る
 ④連れて帰らない筆者を罵る
 *新発言
  昨日の二千円を探し出せず
  筆者に疑いの目を3回向け
  “こん家には泥棒がおっで”
 *泥棒話、認知症ではよく聞く
 *探し出しても何もいわず自室へ
 20:05 着床

 注1 弊ブログ2019年02月04日
 注2 筆者は10:30~17:40、外出。妹(上記の娘)が一部補足
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:写真1;2019年02月03日 写真2;同月02日 写真3;同月01日
 撮影地:鹿児島市

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