おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

三陸・吉浜海岸  ワカメ養殖用綱の修理

2010年11月28日 04時40分15秒 | 漁業・漁村
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 2008年秋、10月下旬、三陸海岸吉浜の津波防潮堤の上
 長い綱を修理している高齢漁師Aさん
 次のように教えていただく
   ①綱はワカメ養殖用の約200㍍の綱(写真1~写真3)、いわば基綱
    これに、ワカメ種をつけた細い綱(写真4)を結ぶ
   ②基綱はブイ(漁民の傍らにある黒い球玉)で浮かす
   ③綱は11月に海に入れる
   ④2月頃、「本数を揃える」
   ⑤3月から4月いっぱい、ワカメを刈りとる
   ⑥ワカメ養殖は、漁業権を持ってる人が漁協から養殖場を借りて実施

 さらに、Aさんと散歩の人に次のような被害を教えていただく
   最近、遊漁船・釣人がワカメ種の着いた綱を故意に切る
   綱に着いた「ゴミ」をとって撒くと魚が集まるから

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2008年10月22日 撮影地:岩手県大船渡市吉浜
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