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写真3 写真4
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2008年秋、10月下旬、三陸海岸吉浜の津波防潮堤の上
長い綱を修理している高齢漁師Aさん
次のように教えていただく
①綱はワカメ養殖用の約200㍍の綱(写真1~写真3)、いわば基綱
これに、ワカメ種をつけた細い綱(写真4)を結ぶ
②基綱はブイ(漁民の傍らにある黒い球玉)で浮かす
③綱は11月に海に入れる
④2月頃、「本数を揃える」
⑤3月から4月いっぱい、ワカメを刈りとる
⑥ワカメ養殖は、漁業権を持ってる人が漁協から養殖場を借りて実施
さらに、Aさんと散歩の人に次のような被害を教えていただく
最近、遊漁船・釣人がワカメ種の着いた綱を故意に切る
綱に着いた「ゴミ」をとって撒くと魚が集まるから
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2008年10月22日 撮影地:岩手県大船渡市吉浜