Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

雪の大谷とみくりが池散策

2015年05月27日 | 旅行記

室堂バスターミナルの階段を上がり、同じ建物の上にあるホテル立山にチェックイン。
ここから宿泊者のみ参加できるイベントが目白押し。
まずは1つ目のイベント、17:00~「雪の大谷散策」です。
フロント前に集合すると、すごい参加者の数。

支配人自ら先頭に立ち、説明してくれました。
立山というのは総称で、雄山、大汝山、富士ノ折立の三山を指すそうです。

立山っていう山があるのかと思ってましたょ。
ズームUPすると、雄山山頂にある社務所が見えます。

雪の大谷はホテルの目の前。

最終バスが出た後なので、全面開放されていたのですが、
室堂の大混雑が遅れを招き、頻繁にバスが通ります。

その度にバスが通行しない車線に寄るようスタッフが大声で叫んでました。
バスが通れるように、雪の壁1車線分押し広げました。

ウソです。
4/16から始まった「雪の大谷ウォーク」も、5/17(日)現在雪壁の最高地点は12m。

開通した当初は19mあったそうで、既に7mも溶けてしまいました。
支配人曰く、昨年より溶け方が若干早いとのこと。
それでもこんなに高いんです!
雪に刻むメッセージエリア、なんちゅーのもありました。

とにかく外国人観光客が多いので、彫ってある文字も英語から韓国語、中国語などなど。
雪の大谷の出口から見たホテル立山。立山連峰を背にしています。

そしてこちらが剣岳。

私もいつかあそこに登る日がくるのでしょうか・・・。
豆粒みたいに見えるのはスキーヤー2名。

登るのは大変。そして滑るのは一瞬。だのになぜ~♪
1時間以上散策して、ホテルに戻り、夕食になりました。

生中を頼んだら、980円也。思わず「高っ!」って言っちゃいました。
まあ標高(2,390m)も高いから、仕方ないですけど・・・。
夕陽を表で撮影しようとしたら、ロックされていて外に出られません。
レストランに戻り、急いで窓から撮影。もう少しで沈んでしまうところでした。

お腹いっぱいの上、寝不足も重なり、母も私も2つ目のイベント20:30~「スターウォッチング」はパス。
大浴場に行くパワーもなく、部屋のお風呂に入り、ベットに入りました。
私1人翌朝行われる3つ目のイベント「ご来光ツアー」に申し込んでいました。
3:50amにモーニングコールが鳴れば出発。鳴らなければ中止という最終決定でした。
母は行かないというので、もし鳴ったらなるべく早く受話器を取らねばと
1時頃から1時間起きに目が覚めてしまいました。
結果、電話は鳴らず。
4時半前に目が覚めて、置いていかれた?と窓を開けると曇ってました。
うーん、どうやら中止なのね。
催行の場合、室堂の1つ前にある大観峰駅までトロリーバスで行き、
そこの展望台からご来光を遥拝するツアーだったんですが、
催行率が3割だそうで、雲一つない天候の時しかやらないみたいですね。残念。
朝食後、4つ目のイベント9:00~「雷鳥ウォッチング」がありましたが、
ホテル周りの同コースは個人でも気軽に散策できるというので、
あえてゾロゾロと団体で行く必要もないと母と2人で早めにスタート。
いいお天気です。

みくりが池はほとんど雪に覆われていましたが、一部露出している所は美しい水色でした。

奥まで行かずに右折しようとしたら、インド人風観光客の女性から「鳥がいるわよ!」と。
これはもしかして、もしかして雷鳥?
さっそくそのエンマ台に行ってみると・・・、いました!

テクテク歩いてますよ。こちらはオスの雷鳥。目の上が赤いのがオスだそうです。
鳴き声が結構ゲロゲ~ロ的で、あまりかわいい鳴き方ではなかったです。
そしてこちらがメス。

毛に付いた虫を取っているんだそうで、土風呂という感じでしょうか。
足で土を掻き出し、若干潜っています。
オスが脇を通った途端、土風呂を止めて、一緒にトコトコ草むらに移動。

仲睦まじい雷鳥夫妻なのでありました。
コースに戻り歩いていくと、数名がカメラで撮影。
おっ、またいるな!どこどこ?と近付いていくと、
あちゃー、またなんちゅーとこに。遊歩道の杭の上ッスか。

かなり目立ってます。近くで撮影しても動じません。

そんなダンナを奥様が草むらからやさしく眺めてました。

ほんと仲いいんだから。
歩いていると、長袖Tシャツ1枚でちょうどいいくらい暖かい。

あー、ここまで来て山登れないなんて・・・。
誰かが作った雪だるまがありました。

途中、母が喉が渇いたと言うので室堂山荘にて給水休憩を取りました。
山荘までの登り遊歩道は、除雪されていたので助かりました。

1時間15分くらいて、ホテル立山に戻ってきました。
たくさんの雷鳥ぬいぐるみと記念撮影。
自分のカメラでもシャッター押してくれるのですが、1枚はカメラマンから撮られてしまいます。
んで、即出来上がっていて、母はそれ買っちゃうんですよ。

まあこの画像よりずっとよく撮れてるんスけど、1枚1,300円って高っ!
出発時間まで時間があったので、室堂ターミナルにある雄山神社峰本社旧社殿展示室へ。
100年以上の間、雄山山頂の厳しい風雪に耐え鎮座していたものを復元したそうです。

今後の登山の安全を祈願しました。
次に同じ室堂ターミナルにある立山自然保護センターへ。
添乗員さんから、雷鳥を見たら発見場所や羽数等を報告するとシールがもらえますよ!と
聞いていたので、さっそく報告書に記入。

こんなシール、いただきました。
ちょうどその横に雷鳥の見本が展示してありました。

実際見たメスは羽の中に空気を入れ、かなり膨らんでいましたよ。
お土産店で残り時間をつぶし、ロビーに集合。
帰りは室堂から富山県側に下りていきます。

立山高原バスに乗り50分。次に美女平駅から立山ケーブルカーに乗り7分。
そこに待っていた観光バスで、行きに降車した上田駅で新幹線に乗り、帰京しました。
立山黒部アルペンルート、もう一目ぼれしてしまうほど、素敵でしたが、
マイカー規制しているので、室堂に入るのが大変なところがネックですかね。
特に長野県側からでは、何回乗り換えるんだ!に加え、各乗り場での大混み具合も甚だしいし。
でもそんな苦労も吹っ飛ぶほどの絶景が待ってましたけどね。
次回は必ず立山連峰縦走(雄山~大汝山~富士ノ折立)で訪れたいと思います。
そして黒部ダムでもらったパンフレットに記載されていた、
公募抽選制で年2回のみ行われる「関電トンネル破砕帯見学ツアー」。
当選すると破砕帯で下車して見学できる上、黒部ダム建設記録のDVD視聴があるそうですょ。
応募しちゃおうかな・・・。



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