「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

定点観測(2009年11月3日)日南市大島

2009年11月06日 | 釣行記


文化の日なのだが釣り。
前日AN師匠から電話があり大島への釣行となった。さすがにその3日前も釣りに行っているのでちょっと飽き気味でもあったが大島には行ってみたい気持ちもあった。

実は昨日から、毎年恒例の「釣りフォーラム」オフ会がいつもの串間市旧家村にて始まっている。今度の日曜日まで。
私は今日の夕方から参加する予定だ。
その際にもしかしたらメンバーで大島に渡る企画もあるかもしれないということで、できれば今の状況を知っておきたいという気持ちもあった。

ただ前日は飲み会で、とてもAM7時半の定期船には乗れないだろうと、最初からAM10時に渡る予定としていた。

早めに自宅を出発した結果、1時間前には「めいつ」の船付場に到着してしまったため、ちょっと付近をぶらぶらとしてみた。
写真は「栄松海水浴場」で、私は子供の頃2~3度連れて行ってもらった場所なのだが、それから来たことがなく約30数年ぶりという事になるかもしれない。
当時の思い出としてはここに確か民宿があり1泊した。親父が夜釣りでアナゴのような長い魚を釣ってきた。私は見え子イカをすくうために網を買ってもらった。
そんな事が蘇ってきたけど、今見たらこんなに小石がある浜だったのか・・・とか、砂浜エリアがかなり狭いが当時はどうだったんだろう・・とか、とにかく記憶とはまったく別の景色である。特に民宿の代わりに恐らく旧南郷町が建てたと思われる立派な管理棟があるのだが、今の時期人出はなく閑散としていた。

10時の船で大島に渡り、先に釣っていたAN師匠とYさんに状況を聞くが、相変わらず餌取魚が多いようだ。
前回(1カ月前)に比べると海がかなり透けていて、もう冬模様ではあるのだが水温は高いよう。透けているだけに魚の様子がよく判り、付け餌の動きまで判ってしまうので釣りとしては微妙だ。

今回はまっとうなフカセ仕掛けで開始したが、餌取りにやられて全く反応がない。
遠投しても無反応でだんだんやる気を無くし、別竿に投げ釣り仕掛けもセットして内湾を攻めてもみたが、これまた反応なし。ついには困った時の団子仕掛けなるもので攻めてみたものの無反応。

PM2時ぐらいまでそんな感じでとにかく不満が募るが、実績の高いテトラ先端に座を移してフカセ釣り再開。そこでやっと1匹めとなる小型のコッパメジナを釣り、それからはシツオ(イスズミ)やオヤビッチャなどの反応も出だした。
大きめの魚としてはバリ(アイゴ)が数匹。だんだん反応が良くなって気分も乗ってきた頃に、ウキ反応を見ていたらスッと消えたと同時に手元に強烈な反応。
そして捕えた本命。貴重な1匹であるメジナ34Cm。


最近とくに狙ってもいなかったのだが、これから先の時期の大本命で嬉しい獲物だし、引き込みも楽しい。
久しぶりだったため大きくも感じて、1キロほどはあると思ったけど、図って34Cm。700~800g程度だろう。

更に続けて下の魚が釣れた。


クロハギという魚で、私にとっては初めて撮影する魚だ。これは正直メジナより嬉しい。ただこの魚は良く釣れる「ニセカンランハギ」と似ている。↓


写真で比較すると尾鰭の線の色や頭部の雰囲気などが随分と違うのだが、実際に見てみてもちょっと違和感を感じる程度で判りにくい。
もしニセカンランハギであれば写真も写さずリリースするところなのだが、今回は尾鰭手前にあるトゲが黒い事で判断できた。ちなみにニセカンランハギは白い。

それから先も大きなバリは連れ続け、釣りとしては満足でき、メジナや新しい魚の撮影もできて大満足。ただこれは私の感想で、朝早くから釣っていた同行2名は貧果だった。短時間で集中した結果が良かったのだろうか・・・


場所 日南市大島T防波堤 対象魚【狙ったお魚】 メジナ
同行者 AN師匠・Yさん 仕掛 フカセ
潮況(データ) ◆天気(晴れ)◆潮(大潮・干潮11:29)
◆釣行時間(AM10:30~PM4:30)
◆波:風波荒れだが透けていた。
◆風(北の中風)
釣れた魚 メジナ(約34Cm)1匹
メジナ小型(約20Cm)数匹
イスズミ数匹
アイゴ(20~35Cm)数匹
ブダイ1匹
フエダイ(35Cm)1匹
クロハギ(25Cm)1匹
テンジクスズメダイ数匹




浮いたり沈んだりの釣行(10月31日)

2009年11月01日 | 釣行記
先週1週間休んだだけに、さすがに仕事も忙しかったものの土・日まで引きずるまではなく、しっかりと釣行予定は立てようとAN師匠に連絡していつもの大島に行く予定だったのだが・・・

朝4時30分起床。30分ほどボケッとしてたんだが体調は良くない。何となく疲労感がある。そんな訳で我が心のバロメーター数値としては↓

■■■□□□□□□□30%気だるい感

5時・・・出発時間。さて着替えだというタイミングで携帯に連絡。師匠からだ。
「どうも肩が痛い・・・今日はやめよう」
私も同意。そんなわけで何となくほっとして再寝。

7時半に目覚め、今日何しようかと思った瞬間にスイッチが入る。やっぱり釣りっしょ・・・

■■■■■■■□□□70%期待感

大島は定期船の時刻があるので諦めて、先週行って面白いと感じた門川にする。道具も投げ専門を想定した。いままで試した事がない釣りをやってみようと気持も高ぶる。色々想像しながらの道程は日向地区に到達する頃には

■■■■■■■■■■100%もう有頂天

さて今日は色んな魚種を集めよう。できれば綺麗に写真を残そう・・・などと考えて、現在不足している綺麗な下地ボード(魚を乗せて写すためのホワイトボード)とか、写真のテカリ感を抑えるためデジカメのフラッシュ光量を落とす策として、マスクテープが必要だと、日向市の国道沿いにあるナフコ(ホームセンター)に立ち寄って購入。その駐車場にてまずはボードのビニールを剥がし、想像していたものと違い表面が紙。つまりポスター用だったのだ。これは濡れたら使えない。
封も開けたし返品できないなぁ・・・

■■■■■■□□□□60%まあしゃあないか

デジカメを取り出し、マスクテープを取りつけて状態を試そうとスイッチを入れても反応しない。なぜ?・・・充電のためバッテリーを外したままだった・・・
デジカメなければ今日の構想が全く実現できないじゃないか!
近くにヤマダ電気があるが確かデジカメのバッテリーって1万近かったと思う。持ち合わせはないし、仮にあったとしてもそのために購入するのは如何なものか。
そんな訳で完全にやる気がなくなった。

□□□□□□□□□□0%帰ろうか

よし、今日釣れた魚はすべて持ち帰って撮影しよう。
などととりあえず釣行は決行することにしたが、餌はいつもの半分ぐらいの調達にし、昼食もおにぎり2個ぐらいに抑えていつでも撤収できるような状態で現場に到着。
仕掛をセットして1投目からガガッと引き込む。


カワハギ17Cmだ。これは立派に食材ではないか。もしかして今日はこれがいっぱい釣れるのか?

■■■■■■■□□□70%楽しいかも

続いてすぐに釣れたのが


ホウライヒメジという魚で、大きさは27Cmほど。結構大きくて引きも強く期待度は膨らむ。
続いてキュウセンの雌も釣れた。オスは何度か釣ったが雌は初めて。これは楽しい!



■■■■■■■■■□90%デジカメがあったらなぁ

順調と思われた釣りだが、その後数投はハリが取られる。フグが回ってきたのだろう。そのために遠投しようと思いっきり振りこんだ竿からバチッと音が鳴り、すべての仕掛が海に吸収される・・・
オモリは「ロック」という名称の岩場に強いもので1個しかなく、突然の出来事に戸惑うが、とりあえず手持ちの普通のオモリをセットして再開。

■■■□□□□□□□30%大丈夫なのか

その後餌も取られる事がなくなった。やはり釣りとは潮の状態で変わるもんなんだ。
そこで仕掛を引きずる作戦に変更。動くものには魚も反応するもんである。
そして釣れたのは結構大きなヒガンフグで、大きさも25Cmほど。これは結構私的には珍しく過去1度しか釣った事がない。普通なら写真撮影しリリースなんだが、今日は申し訳ないけど持ち帰る。もちろん食べはしないので写したら捨てる運命なんだけど(申し訳なし)


その後も反応が薄いので、足元のテトラに何気なく仕掛を垂らしてみたらスズメダイが釣れた。これまた普段は狙わないので珍しい。


自宅にて調べたが「セダカスズメダイ」だと思われる。私は初撮影獲物。

■■■■■■■□□□70%これまた面白くなりそう

遠投しても反応は薄いのだが、テトラでは何かと釣れる。以下、釣れた魚達。






上から「ホシササノハベラ」「コモンフグ」「オオスジイシモチ」で、ここまで見事なまでにバラバラの魚種が釣れたのだが、その後は同じ魚種ばかりとなり楽しいのだが期待が薄らぎ終了した。

すでに釣りよりも自宅での魚撮影に期待。ここでもテンションは維持したままで、今朝この日記を記載するまでほぼ同じ気持ち。結局昨日1日のメーターは

■■■■■■■■□□80%

ぐらいかな。