東京都美術館で開催されていたフェルメール展も今日でおしまい。
今回の展示では7店のフェルメール作品が見られるとあって、勢いで8/2の初日から行ってしまったほど。
(初日の記事:フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち(東京都美術館))
さらにその後2回、さらに今日行ってきたのでトータルで4回通ってたんですよね。
いや~、最高によかったです。
混雑するのは必至だなあと思い、なんとかオープンの9時に東京都美術館へ。
到着するなり、列が美術館の手前の角を回っててびっくり。
この雨で寒い中だというのにすごい熱気です。
中に入ってチケットを購入出来たのが9時10分頃。
チケットブースに貼られている待ち時間はこの時点で30分。
順当に行って9時40分。
当然、ここからまた館内で列に並びます。
こんな感じ。
でも、さくさくと列は進み会場に入れたのは当初の予想どおりの9時40分でした。
もう何度も見てるので1階の展示はスルー。
2階のフェルメール作品を目指します。
やはりこれが正解でした。時間が早いこともあってひとだかりはありましたが、まだきちんと絵全体を視界に収めて鑑賞することが出来ました。
来てよかった!
やはり、どれもクオリティが高いです。
「小路」の気持ち良さは自分の中で説明がつかない。
なんでしょうね、あの風景の心地よさは。冷静に分析すればするほど理由が分からないのです。たぶん、これは永久に解決しないんですよね。
「手紙を書く婦人と召使い」は光の描き方に魅了されますね。
その直前に見てる「ワイングラスを持つ娘」「リュートを調弦する女」がどちらかというと、ちょっとくすんだような画面だったので、すごく視界がクリアで晴れ晴れとした印象になるように思います。
改めて画面における黒と白の配分に目がいきます。
30分程度なめるように見て終わり。
というのも、だんだんと混雑してきて、ちゃんと見れなくなるなあと見切って撤収。
あー、お腹いっぱいって感じでしたよ。
うれしかったのは出口のところでアンケートに答えて、「小路」のポストカードがもらえたこと。
販売されているのと同じ?っておもったら違いました。
ちゃんと特別協賛として第一生命のロゴが入っていました。
景気が悪くなって厳しいかと思いますがこういった協賛は是非、継続していただきたいものですね。
さて、混雑がさらに進んでるなあと思い、チケットブースの待ち時間を見てみました。
なんと60分待ちになっていました。
けっこう無理して朝一に行って大正解でした。
物販コーナーでの販売員の方の口上によれば、なんと入場者数が90万人を突破したとのことでした。
そりゃあ、これだけひとが来るってもんです。こういう数字って聞くとどんなものかな?って興味持ちますよね。
国立西洋美術館の前を通ると、早くも来年2月から始まるルーブル展の告知看板が出ていました。
こちらもフェルメール。「レースを編む女」です。
なんか7点を一挙にみた後にまた見られると、それくらい簡単に見れてしまうものだというふうに思ってしまいそうなところがちょっとこわいですね。
今回見た7点だって、残りの人生で実物と再開出来る確率はかなり低いんではないかと思います。
現地に行けば見られるのでしょうが、海外はなかなかに厳しいです。
帰りに上野駅のフェルメールショップへ。
というのも、Takさんの弐代目・青い日記帳に掲載されていたエキナカ・フェルメールの記事を見てたから。
ステーショナリーセットがお買い得になってるとのことで現物を確認です。
うーわー。
会場の物販コーナーでもかなりディスカウントしたセットが販売されていましたが、このステーショナリーセットは5000円オーバーの定価のものがなんと1500円!
即購入です。
まあ、今回出品されている作品ではないのですが、この値段なら買いですね。
アドレス帳は早速、活用してみたいと思います。