再び、あおもり犬

AtoZ Memoral Dog お誕生会で幸せ気分。

でも、すぐさま青森に移動です。

目的はあおもり犬と八角堂。

というわけで青森県立美術館に行ってきました。

到着したのが15時20分ごろ。閉館は17時。

時間があれば企画展「舞台芸術の世界」を見たかったのですが、時間的に無理そうなので常設展のみ見てきました。

やはり、奈良美智さんのコーナーはじっくりと見てきました。

一年ぶりにあおもり犬に会ってきました。


左は立体ポストカード（240円）、右はふつうのポストカード（100円）。

実は今回、AtoZ Memoral Dogを見た後だったのでその違いに目がいきました。

AtoZ Memoral Dogはこちらです。


どちらも奈良さんの作成した立体作品ですが、印象は全く異なります。

こうやって比較してみると、やはりあおもり犬に宿る神性みたいなものが浮かびあがってくるように思います。

命を吹き込まれた得体の知れないものがそこに居る。

半身が埋まってるからそこ働く想像。

同じ閉じた目をしていますが、AtoZ Memoral Dogのかわいいのに比べるとあおもり犬はちょっと怖いくらい。

弘前から青森へ連続した流れで見てよかったなあと思いました。

同じシンプルでかわいいわんこでこうも異なる作品を制作出来るひとってほかにおいないですね。

やはり、奈良さんは唯一絶対のひとですね～。

さて、常設展をひととおり見終わっていよいよ八角堂へ。

レストランなどと同じ無料で入れるコーナーです。

こんな無料ゾーンで楽しむなる冊子も用意されていました。


イラストのトーンがいいですね。


でも、八角堂へ行く時にひとつだけ失敗しました。

屋外の別棟とはいえ、すこし寒さはしのげるだろうと思って、上着をロッカーに預けたまま行ったのです。

ところが、天井は空いたままで風がヒュー！

さすがに風邪から病みあがったばかりだったので、そうそう長居は出来ませんでした。

展示されていたのは、Shallow Puddles 1　～浅い水たまり～。

2004年。アクリル／FRPに貼られた線布。

お皿に描かれたおんなのこが6点（一点はわんこだけどおんなのこ）。

体、首、顔まで水につかってる。奈良さんの作品は言葉で言い表せない雰囲気を伝えてくれる作品が多いなって思いました。

でも、ちょっと残念だなって思ったのは展示されていたスペース。

せっかく、奈良さんの近年の活動で得たgrafとの共同制作というスタイルがそこになかったこと。

てっきり、いつもの小屋の雰囲気で八角堂が作られてるのかと期待してたのでちょっとだけがっかり。

まあ、美術館の施設での展示だから仕方ありません。

むしろ、「ニュー・ソウルハウス」をああいう形で再構成して展示してるのが尋常ではないんですよね。

とまあ、こんな感じで時間いっぱい楽しんできました。

また、行きたいな青森！


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