平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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幸福の道 独演5 

2011年04月27日 | Weblog
  独演 5

 人間が自然を支配した、自然の支配権は人間にあるとの慢から災難は起き、将来もまた災難が来るのだろうか。例えば、海岸にて建設業者が、津波対策で大きな防波堤を建設した。これで大きな津波が来ても大丈夫、自然の災害は閉じ込められる。人間は自然より優れている。皆もそう思った。
 
 しかし、その考えは違う、自然なんかに勝てない、大きな津波が来たときには防波堤は崩れ去る。 東北大震災の津波は100kを超えていた。建設会社は、防波堤も大事だが、あらかじめ高台に避難所を作るべきだろう。

 健在、宇宙開発、高層ビル、新幹線、車、飛行機、生産技術など科学進歩が進む中、自然の神秘性、尊厳など尊んでいる人も少なくない。家庭でも、植木、花鉢などつくり自然のすばらしさを楽しんでいる人も少なくない。山、樹林、風、森林、海など自然は人間に豊かさを、よい空気を、人と人に協調、家庭に優しさを提供してくれている。

 西洋で始まった産業革命、神より自然を支配権、優越権をを得たとの教えを受けた西洋社会、科学の進歩は人人に実を与えた。しかし、その反面、自然の破壊も進んだ。このまま、科学の優越権で自然の破壊が進めばどうなるのか。将来、地球のどこかで、災害が起こる可能性があることが歴史が教える。

 故に、科学の進歩も大切だが、自然と科学の調和も必要ではないだろうか。その故に、昔からの、東洋思想が、自然を尊んでいる東洋思想が大切ではと思う。