あれから55年・・アンヌのひとりごと

ズバリ!団塊の世代。ひし美ゆり子のブログsince・06・1・14

あれから50年・・ある演出家の学生日記

2007年05月15日 11時29分16秒 | 地谷子のひとりごと
富士山の麓まで友人の三回忌法要に行ってきた。
今年は天候にも恵まれ
残雪の白さを残した富士山がくっきりと雄大な姿を映し、
山裾の大霊園はツツジが真っ盛りで赤・白・紫の競演だ。
天候でこんなにもロケーションが違うものなのか。

昨年の一周忌の時は悪天候で寒々としたモノトーン、
故人はテレビ局の演出家だったが、
一周忌は彼の仕事関係者だけ参列した法要だった。
あれは長年勤め上げた会社への感謝の気持ちの演出なのか?

今年は親族だけの法要だった、
富士山をあんなにも綺麗に浮き出させたのは
遠方から参列した親族への最大な感謝のもてなしなのか、
同じ感謝の気持ちを180度変えて表現できるのは
さすが名演出家だ。
二年続けて参列した私の勝手な解釈だが.....

一泊をしての今回は、故人の好きだったお酒を酌み交わし
夜更けまで彼が神童と言われた子供時代の思い出話しを聴いた。

最近夫人が発掘した故人の17才時の日記(昭和31年)
当時旺文社から発売されたハードカバーの日記帳だ。
「学生日記」と銘打たれ250円、当時としちゃ高価なものだ。

日々の出来事や感想等が17才の視点でビッシリ綴られ、
またお小遣い帳も几帳面に付けている。
小遣い月800円也、お菓子10円也...
晩年の彼から想像すると当時の金銭価値が可愛くて
つい読んでて頬がほころんでしまった。
神童と言われた由縁が分かるような貴重な史料だ。

最近東京の30年代の昭和物語が流行っているが
彼の出身地香川県の30年代受験生が書いた昭和の時代背景も
本やドラマにしたらなかなか面白いのじゃないかな。。


最新の画像もっと見る

15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
富士山 (帝国劇場のおばちゃん)
2007-05-15 14:20:20
私は富士山というと、どうしてもウルトラ警備隊の基地を思い出してしまいます。

返信する
Unknown (よゆぽん)
2007-05-15 14:29:53
(* ^ー゜)ノコンニチハ

爆破( ((≪☆★BOMB!!★☆≫)) )後のオカラダはどうですか?

>30年代の昭和物語が流行っている
そうですね。
「ALWAS 三丁目の夕日」、「パッチギ」、「黄色い涙」と30~40年代の映画が今年も公開ですネ。

>小遣い帳
いまはそんな子供っていないでしょうね。

返信する
4月に雪 (イワン)
2007-05-15 14:32:41
今年の4月はちょっと寒いときがありましたよね。その頃富士山には雪が降ったそうです。先週末、山に登り富士山を見たら6合目くらいまで雪に覆われてましたね。3回忌にあわせた演出だったのかもしれません。
返信する
少年の日の思ひ出。 (totorom)
2007-05-15 14:37:44
僕も10代の頃、日記というか、日々の想いを綴ったりしておりました。 もっぱら5冊パックとかの薄っぺらい安物の帳面に、でしたが(笑)。 しかし、何年か後に、読み返し、こっ恥ずかしくなり、全て捨ててしまいました。 今になって、又読んでみたいと、不思議なもので思ったりします。
返信する
あの演出家 (まさ)
2007-05-15 16:09:25
アンヌさんの同期で親友であられる若原さんのご主人ですね?ソガ隊員もそうですがその演出家さんも『アンヌへの手紙』に、文章を寄せられていましたね。読み直してみよう。
返信する
DIARY (ぬいぐる)
2007-05-15 18:14:38
富士山、フジヤマとして外国人にもお馴染みですが
綺麗ですよね。初めて見たときは感動しました。

日記は今でこそこういうブログとかの電脳世界でのものが
定着してきましたが、ノートに書くのって長続きしないもんですよね。
返信する
地元のネタ (かずっち)
2007-05-15 18:39:10
σ(^^)にとっては地元のネタになりますね。
富士山のふもとに住んでますからね(ヴぁく)
家の窓から富士山が見えるほどですから。

>30年代の風景
メトロン星人が出てくる「狙われた町」も、30年代の風景そのままですね。
アパートの一室でダンとメトロン星人が会話してるシーンが特にです(笑)
返信する
何度観ても涙がでる名作 (中野区民Y)
2007-05-15 21:12:45
心臓が悪く子供が生めないため、息子と別れさせようとする姑の嫌みに耐えかねて行方をくらました妻・・やっと探しあて二人で家に帰って来た場面・・
「こいつじゃなきゃだめなんだ!こいつがいいんだから
しょうがねぇーだからお母ちゃんも仲よくしてくれよ」

「ふぞろいの林檎たち」最終回ラストシーンでの小林 薫のこのセリフは何度聞いても感動してしまいます。
その場にいた林檎たちの「私たちも、こんな恋がしたい!」のセリフとともに♪

返信する
富士山 (misa)
2007-05-15 21:43:21
富士山って日本人の心のふるさとみたいな場所。
大きな懐に抱いてくれるような。

傍まで行った事があっても無くても。

そんな地に眠っておられるのですか。
安心ですね。。。。^^



返信する
お昼の時代劇 (ウルトラマンっ子)
2007-05-15 23:41:19
すみません、まったく関係ない話ですが今日たまたまお昼の再放送の時代劇観てたら、ひし美さんが出てました 色っぽかった(((^_^;)
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。