嬉しいファンレター

最近頂いたファンレター？に面白いエピソードがあった。
お嬢さんのエピソード、微笑ましい。
差出人ご本人の少年時代のエピソード、笑っちゃった。
細かくも読みやすい字で5Pにも渡ってのお手紙に感動、
抜粋してご紹介しちゃいます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
生まれて初めてファンレターを書きました。・・から始まって、

『私はもちろんのこと、子供もひし美ゆり子さんのファンです。
　きっかけは8年前娘が6歳の時に今は亡き母が長い闘病生活を
　して居る時でした。
　私が介護で自由になる時間がなく、いつも持ち歩いていた
　ひし美ゆり子さんの本3册とカードが一枚、
　辛い時、悲しい時、やりきれない気持ちの時・・
　元気を与えてくれました。
　”くじけないで頑張って！！”と微笑んでくれている
　ようでした。（決して私は病気ではありません！）

　娘は写真ばかり見ていた記憶があります。
　時々カタカナとひらがなだけを声に出して母に読んで
　聞かせていたことも昨日の出来事のようです。
　　
　抗癌剤の副作用がとても辛いと言っていた母に、娘が
　”ダメダメ　しっかりしなくちゃ。ダメダメ　絶対にダメよ”
　その場に居た私だけが、思わず笑ってしまったのも今では
　良い思い出のひとつです。父親の影響を受けて成長してきた
　娘も今年中学２年になりました。』

『親に隠れてみていたプレイガール、息を吸いながら
　プレイガ～ルというのが火曜日の朝の学校での恒例行事でした。
　ゆり子さん初登場の時は学校で大興奮！
　担任の先生に職員室に呼ばれ校庭を10周したのを覚えています。

　好色元禄（秘）物語は、自分なりにどうしたら20歳ぐらいに
　見えるかをテーマに変装して友達と2人出かけ、補導されそうになり
　”アンヌ隊員だけでなくすべてが知りたかったんです！！”
　と思わず叫んで許してもらった記憶が鮮明にあります。
　髪の毛を切ってつけ髭を作り、髪の毛は横分けにしてポマードを
　ベットリ、眼鏡をかけ・・・今思い出しても笑ってしまいます。
　　
　1967年私が7歳の時見たウルトラセブン。
　私が憧れ続ける女性との始めての出合いだったのです。』
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

嬉しいじゃありませんか。こんな微笑ましいお手紙、
女優としてはいまいち、しかも短い女優生活でしたが、
こんなお手紙頂くとつくづくひし美ゆり子は幸せモンです！
「女優冥利に尽きる」の一言です。

イメージチェンジ

ちょっと乙女チックなテンプレートに変更してみました。
今までのプレートも気には入っていたのですが、
実はこの方が字がはっきりして見やすいから
いわば私にとって能率的と言うのが本音です。
ちょいとイメージが可愛すぎるかも知れませんが・・。

さて、インターネット配信と言うのでしょうか？
わが店を取材した記事が載りましたのでご紹介しますね。

http://www.cptv.jp/05-life/index.html

ウルトラ・イベント・・

先日、セブンの思い出を語る的なインタビュー仕事を
同じ日に2件・時間差で受けた。
こういった仕事は過去にも度々あったので、同じ事喋っても、
見る側にとっちゃ面白くないのじゃない？とも思ったが
これが意外や意外、聞き手によっちゃ色々な角度から、
結構ディープな質問を用意して来ている（笑）

特に一件のインタビューはジェネオンDVD、
これは2年前「アンヌからセブン」でしこたま喋ったモン、
どんな切り口で質問してくるか楽しみだった。
ところがドッコイ初めて喋ったコトがたくさんあった。
どんな編集になるかどれだけの分量使われるかは分からないが、
DVD「プロジェクト・ウルトラセブン」お楽しみに～。

もう一件はNHK BS-2「週刊お宝テレビ」
押井守監督が、結構アンヌファンだったとか・・？？
で、監督にメッセージを言ったり何やかやと・・オット～！
あまり書くとネタバレになるのでこれ以上は書けませんが、
そちらのほうもお楽しみに～。
５月の何週目かは分かりませんが金曜日に放映されるのだそう。
ご興味のある方は要チェックで～す。

今後は桜井浩子さんとのトーク的イベントが多いです。
まずは６月１１日＝新潟県柏崎こどもの時代館で
フジアキコ隊員と南夕子隊員とアンヌ隊員の
ウルヒロ三人揃ってのサイン会、当日限定の各々三人の
小型フィギュアも販売されるとか？

７月２２日＝１４時～１５時３０分/世田谷文学館トークショー
ロコと私のトークショー＆上映会。

８月１０日＝池袋サンシャイン文化会館
ウルトラマン・フェスティバル/セブンのトークショー/
１８時～２１時予定、ダン＆アンヌ＆あとは誰だか忘れた？
のトークです。

最近の私・・・お店もボチボチ軌道にのり、
外に出る機会が多くなりそうです。あまり家に籠っていてもネ。

愛すべきおっさん。

今日、あるおっさんとお昼を食べる機会があった。
イヤおっさんと言っても私よりひと回り以上は下だから
こんなこと書いたら「おバァさん勘弁してよ～！」
なんて怒られるかもしれないけど。（笑）

牛乳瓶の底様な分厚い眼鏡をかけ、何ごとにも興味津々、
彼は少年の心を持った40代半ばのとても愛すべきおっさんだ。
「僕もてないんだ....」
「もう僕は加齢臭のするおっさんと言われる歳なんだろうナァ」
いつもそんなコトばかり連発してるがいやいや中々、
夢多きとてもステキな独身おっさんだ。

牛乳瓶の底様の眼鏡から版画家の棟方志功のイメージだが...
きっとこういう人が間違って（失礼！）晩成するんだろうナ。
何ごとにも探究心旺盛なおっさんは物書き＆イラスト＆音楽＆スポーツ
等、興味のある事には全て骨身を惜しまず全力を注いで夢中になれる人。
聞くとお金にならない事がほとんどらしいが。

一人暮らしで家内仕事だから気侭に生活できる筈だが、
彼のモットーは毎日キチンと歯磨きをして寝、目覚ましをかけ起き、
外に出て筋トレや水泳をし規則正しく生活するのだそうだ。
相応に計算された暮らしをしているらしく、今日の昼食のお好み寿司は、
回転寿司以来ひさびさだそうが、旨い旨い！の連発だ。
こんなに純真で誠実なおっさんはそうなかなか居ない。

最近取り立ての厳しさで問題になっているア○フルだが、
借りる方ももっと考えなきゃ・・と私は思うが、
彼にはきっと無縁の話だろう。

この一年は長かった！

きょうあるご夫妻から粋な「メモリアル・メッセージカード」が届きました。
映画好きな方達の集まる手作り映画会のプロデユーサーご夫妻からです。

『シネマバー　ザ・グリソムギャング　2005・４・10（日）
「忘八武士道」トークショー　祝・1周年記念メモリアル
あの日から早いもので1年が経ちました。1年間楽しい思い出をたくさん
ありがとうございました。・・・・・・・・・・・・・・・』とある。

あれからまだ1年間？？このメッセージを頂きフッと我に返りました。
私にとっちゃこの一年、兎に角！目まぐるしい一年間で余りのドラマの多さに
3-4年経ったと思う程。そういえばあの頃はまだ家業の「Asian Taipei」
をオープンする事すらも決まっていないし、あの会に関わった石井輝男監督も
ご存命だった。色々な出来事が多過ぎたよな。このお手紙を頂いてホッとしました。

で、またこのシアターで　6・１７（土）「高校生無頼控　突きのムラマサ」
の上映＆私のトークショー＆私の1週間遅れのバースデーパーティーもあるのだそう。
一年前に書いた「ゆり子の部屋」のBBSの私の書き込みを下にコピペしておきます。
雰囲気が分かりますかしら。ご興味のある方はお問い合わせ下さいネ。

http://movie007.hp.infoseek.co.jp/

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
　昨日は『忘八武士道』の上映会＆トークに行って来ました～。
この会のお誘いは始め石井輝男監督と私とトークをやって欲しいと言う事でした。
石井監督はもう過去に一度いらした所であり、あの金子修介監督もトークをやられたそう。
最初、もう私は人前に出る事は出来ませんとお断りしたんです。
　
ところが数日後、それじゃ石井監督やお客さまに声のメッセージを下さいませんか。
勿論メッセージはイイのですが、何を言っていいか？・・と躊躇しておりました。
考えてみると石井監督は既に齢80を過ぎた方、ふと生意気言えなくなりなりました。
イイです、私も行きます。・・てなやり取りがあり、話がまとまりました。ところがです。
石井監督は私と会える事大変楽しみにしておられたそうですが2-3日前、車を運転最中に
肩に激痛を感じ、いわゆるギックリ肩を起してしまいご出席が叶わなくなったという事です。
逆に監督から声のメッセージを頂くという本末転倒な結果になってしまいました。
石井監督の一日も早いご回復をお祈り致します。

さて上映はシネマ・バー『ザ・グリソムギャング』というバーと映画館を併設した所です。
場所は我が家からも観覧車が見える「読売ランド」傍にあるキャパ25人程のミニシアター。
その割には椅子や上映幕がしっかりしています。お客さまは映画好きの２-３０代が殆どです。
女性の方もおられました。うわ～こんなに若い方が～・・女性までも～・・内心感動でした。
上映会が始まりました。己の32-3年前の若かりし姿を見るのは一寸コッパズカシかったけど、
男・丹波哲朗はなんともかっこイイ～。丹波さんの魅力を再認識しました。

終了後、私だけ許されて芋焼酎ロックをチビチビやりながらMCさんとトークです。
モウモウこうなると私の性分で”石井監督のぶんまで頑張らなくちゃ！”
お酒がすすむ度に気分は全開！フルスロットル状態の大サービスです。
上映が「セブン」じゃなく「忘八」のお客さまだったから少々羽目を外しても
ショックもうけりゃしないだろ～と、裏話なんて私の脳裏から溢れるように次から次と
出て来るワ、出て来るワ。若いお客さまもかなり喜んで頂けたそう。(*^-^*)>
面喰らった方が居たか否かはイザ知らず、まずまずは大成功といったところで～す。

その後はサイン会＆写真撮影会。。そして場所をお隣に変えてお決まりの打ち上げです。
お好み焼き屋の二階の座敷きで、半数残って下さった十数人と宴会が始まりました。
「ア～面白かった！ト－ク中ひし美さんのお酒が旨そうで早く飲みたかったヨ」
「今日の話を聴いて僕も励みになりました。片意地はらずに自然体でいきてイコ！」
「スゲ～刺激されました～」
若い彼らが口々にお褒めの感想を言って下さいます。もんじゃ焼きとお好み焼き
つまみに若い映画ファンとの時間も忘れて（歳もw）昨夜はかなり盛り上がりました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

セブン♪セブン♪私の息子はミラクルマン？？

今日11日は息子の17回目の誕生日。
朝寝坊して「おめでとう」の言葉も言えなかった。
トホホ、学校から帰って来たら何かしてあげよう。
腕によりをかけて美味しいものでも作ろうか？
それとも何処かへ食事でも？

・・とあれこれ寝坊した詫びの策を練っていたが
帰宅後本人はさっさとバイトへ行ってしまった。
近所にある伊○園でペットボトルの仕分けのバイト。
帰りに「○～いお茶」の土産をホレと逆に貰ってしまった。
息子は誕生日なんかどうでもイイみたいです。
でもあの子は私にとっちゃ「ミラクルマン」？？

今から18年前、都内某大学病院で子宮ガンの診断を
受け子宮全摘の手術の入院予約まで取らされたのです。
検診は定期的にやっていたのでまさか全摘になるとは・・
散々悩んだ挙句、以前に新聞で読んだ記事を思い出した。
「初期の子宮ガンは開腹せず99％レ－ザ－治療で治る」
神奈川県某大学病院発表の記事である。
その病院に賭けてみた。結果ガンの徴候はないとの事。

一応念のため簡単なレーザー治療を受けたが、
その数カ月後お腹に授かった息子が、
平成１年4月11日午前11時11分産声をあげた。

でもホントに諦めなくて良かった！
あの時私はもう41才だったし既に3人の子持ちだったから
最初の病院に従っても良さそうなものなのに、
実は諦めないというよりも・・
本当はお腹を切られるのが怖かっただけなんですよ。
ウフフ．．私が怖がりじゃなかったらねぇ。
だから奇跡的に産まれた子供「ミラクルマン」なんですよ。

結局三日酔い？？

昨晩はウルトラマンマックスの監督陣＆脚本家陣＆作曲家さん
総勢15名の打ち上げパーティーがアジアンタイペイで行われ、
その後台北飯店で二次会、ダブルでお世話になっちゃいました～。
いつもひょうひょうとした金子修介監督はこれが意外や意外
かなり辛いナスのグリンカレー（タイ料理）がお好みだった。
イメージはお子ちゃま料理がお好きって感じだったけどな。

てな訳で二日連ちゃんで飲んでしまった私めはいささか今日は
一日ゴロゴロしてしまった。やっと今しがた元気が出、
湯上がりにまたまたビールなんぞを飲み出してしまった。
懲りないわねぇ。（笑）

結局二日酔い！？

昨夜は久々に楽しいお酒を呑んでしまった。
・・てぇ言うかこれを書いている今もハイテンションだ（笑）
昨夜のメンバーは調布にある上得意先の「東京現像所」繋がりで
5時半の口開けからわが店アジアンタイペイでお誕生祝い・・
そこへ私が呼び出された。

そのメンバーたるやひとりを除いて皆私より年上の方ばかりの
映画人で、先日若大将のコメンタリーでご一緒した小谷承靖監督、
これまた久々にお会いしたキャメラマンの稲垣ちゃん、
彼は稲垣浩監督のご子息でウルトラセブンのスタッフでもある。
付き合いが長いわりには初めて一緒に呑んだ。未だイイ男だった。
「アンヌのニキビには泣かされたよ。」
開口一番またまた言われてしまった。イヤイヤ・・あの頃の私、
不摂生からの吹き出物にはキャメラマンや照明泣かせ.だったモンナ。

私を入れて計７人、その中にお一人だけ初めてお会いした方がいた。
数少ない女性映画監督の高山由紀子監督だ。
その麗しくしっとりとした上品さには元女優の私めが霞んでいただろう。
4月4日が誕生日で私より二つお姉さんだが、こんな女性は幾つになっても
男性からみて可愛らしく素敵なんだろうナ。
二次会で行ったカラオケでは素敵な歌声を聴かせてもらった。
お酒を一滴も呑まれないのにスゴーイ！
私は酔った勢いで稲垣ちゃんと「銀恋」なんぞ唄ってしまった。（笑）

結局、二日酔い？これを書いている今もお茶をガブガブ飲んでいる。
あっ化粧も落として無かった！ズコッ
今日はウルトラマンマックスの監督人等のパティーだ！
ドヒャ～！早くお風呂に入って化粧を落とさなければっ。

若大将のDVD・・

先日ここのブログにも書いたが
「若大将シリーズ」DVDセットの一本に小谷承靖監督と私めが
コメンタリーっていうのかな？その見本が送られてきた。
何も知らない主人が「おお若大将か、面白そうだ見よう見よう」
・・と言われたが、いやいやチェックしなけりゃ見せられない。
ひとりでこっそり見てみたら、いや～殆ど編集なしじゃない。
あの時言いたい事言い、喋りたいだけ喋ったから
編集が大変だろうと思っていたが、いやいやそのまんま。（汗）

・・で、もう一本私が出演している「ブラボー若大将」
コメンタリーが岩内克己監督と柏木由紀子さん、これがまた面白い。
柏木さんは私と違って、現役女優さんらしいお上品なコメントだったが、
彼女と対照的に岩内克己監督のコメントがまた率直と言うか赤裸々と
言うか「歯に衣着せぬコメントを真面目に語る」テナ感じで、
笑ってしまった。

あまり書くとネタばらしになってしまうけど、原節子さんのお尻の話や
司葉子さん団令子さん松本めぐみさん等が女優になった切っ掛けの話が
興味津々！・・こういった話はきっと末代まで語りつがれるのだろうナ。
この企画、映画の本編から逸脱する話が特に面白い。これがねらいかもね。

若大将フレッシュマン DVD-BOX 東宝 このアイテムの詳細を見る