万華鏡の女 文庫化

樋口尚文氏との共著が文庫化されます。樋口談　↓↓↓

今日明日開催の〈円谷コンベンション2019〉では樋口真嗣監督『シン・ウルトラマン』のデザインも発表され、会場には『ウルトラ』シリーズのヒーローやヒロインも結集していますが、そんな折から『ウルトラセブン』の友里アンヌ隊員ことひし美ゆり子さんとの共著『万華鏡の女 女優ひし美ゆり子』が文庫化、新春1月９日に筑摩書房のちくま文庫から刊行となります。

単行本の刊行が2011年5月25日なので、なんと9年を経ての文庫化。出版物の生命サイクルがどんどん短くなっている今どき、息の長いご愛顧に感謝あるのみです。カバー写真も私お気に入りのとびきりキュートなスナップに変更、「その後」をめぐる言及や写真を追加しました。ぜひ手になじむ文庫判でアンヌに留まらないひし美さんの魅力に改めてふれていただきたいです。以下、筑摩書房サイトからの抜粋。

〈内容〉
「ウルトラセブン」のアンヌ隊員からセクシー映画女優、そしてネットアイドルへ。激動の１９６０年代から電脳の２１世紀まで映像メディアの進化に流され、たゆたい、輝き続けた比類なき女優・ひし美ゆり子の全貌を探る。

〈目次〉
序章　　流されて―女優ひし美ゆり子の軌跡
第１章　地谷子―最後の撮影所女優として
第２章　百合子―テレビ映画のヒロインとして
第３章　百合子ふたたび―撮影所最後の時代
第４章　ゆり子―裸体という表現
第５章　万華鏡の女―伝説の過去よりネットの現在へ



ISBN 9784480436351 JANコード 9784480436351
320頁　900円＋税ー

皆様、どうぞよろしくお願いいたします