終の住み処建築日記

田舎暮らしのあれこれ。(2010年夏のある日より)

「四国お遍路の旅」開始。

2021-11-24 12:41:19 | 日記

11月24日(水)曇り

このところコロナの状況が良くなり、国民の目も外を向いて来たようです。そこで我々もわずか4日間ですが「四国徳島お遍路の旅」に思い切って行って来ました。

先週の木曜夜に、「月曜に休みを取れば4連休」とツレが言った途端、「じゃあ、四国へ行こう!」と決定、翌日の朝には3泊のホテル予約が出来ていました。金曜には荷物を整え、半年以上しまい込んでいた「お遍路グッズ」を準備しました。

実際に行ってみて、「四国は遠い!」ことを実感、コロナの影響で2度も計画を延期したので、もはや「執着」の気持ちが強く、往復に1日ずつかかることが吹っ飛んでいました。おまけに、現地ホテルに到着したのが夜8時過ぎ、翌日だけは天気に恵まれ1日中回れましたが、3日目は大雨で一つの寺も回れず、最終日に午前中5つの寺を大急ぎで回り、13時に徳島を出発し、深夜11時に帰宅という強行軍でした。全走行距離1581.5㎞!!

なので、当初の予定では15日間程で88ヶ所を回るようにしていましたが、天気次第ではもっとかかることを覚悟しておかねばなりません。つまり、今回は「お遍路を体験することは出来た」と評価することにします。実際、2人で役割分担して作法通りにお参りすることを会得?しましたし、般若心経を唱えることにも少しは慣れました。研究熱心なツレが夜動画を見て、息継ぎ箇所などを教えてくれたので。

【お遍路に必要なグッズ】

この他に白衣は必須です。帰って早速手洗いして干しました。金剛杖と菅笠は購入せず、トレッキング用のストックを準備しましたが、ドライブお遍路には不要のようです。

一つの寺の本堂と大師堂にお参りするので、ロウソク、線香は1回3本、ライター、納め札、お賽銭も全て2回分ずつ必要です。

ツレはこの可愛いガマ口に小銭を沢山入れて首に下げ、必要な時に渡してくれましたが、すぐに無くなってしまいます。でも大丈夫、これまで貯めて来た小銭は左の袋にたっぷり入っています。

【納経帳と御本尊御影保存帳】

 

本堂、大師堂にお参りをすませると、納経所へ入り、お経を納めた証として御朱印を押して墨書きしていただきます。お礼は300円と決められています。その時、お寺のご本尊のお影の札をいただけるのでそれを差し込んで保存します。

【山門】

どのお寺にも立派な山門があります。一礼して入り、手水、鐘突きをしてお参りを始めます。写真は3番札所金泉寺。

【本堂と大師堂】

この写真は5番札所「地蔵寺」です。本堂の横には弘法大師を祀った大師堂があるので、両方にお参りします。ロウソク立ては風で消えないよう屋根つきの覆いがしてあります。

お天気が良ければこのような作法も出来ますが、風が強かったり、雨が降って傘をさしては難しいでしょう。まして「歩き遍路」でお参りするのはどれほど困難か、我々も何人かすれ違いましたが全く頭が下がる思いです。

我々は年を取ってから思い立ったので、とても歩いては行けませんが、車社会になった分、お寺に駐車場も完備され、これまでは思い立つ事も出来なかったお年寄りや体の不自由な方も出かけられるようになったようで、現地で何人にもお会いしました。

今回は、1日目9寺、3日目5寺の14寺にお参りし、また次回には続きをと考えています。今回、天気に恵まれず、難所と言われる切幡寺、藤井寺、焼山寺をお参りできなかったので、次回は必ずお参りしたいです。

 

 

 

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