カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

恋野 あじさいの里 本田池と紫陽花 1

2008年06月20日 | ☆季節



昨夜かなり雨が降ったらしく、上野運動公園の駐車場は、水溜りが沢山あった。
歩き終わって、冷たい水で喉を潤した時、汗をかきついでに恋野の紫陽花を見に行こうと、急に思いついた。
和歌山県橋本市だが、県境をはさんで隣接しているので、公園からは車で十分もかからない。
先日行ったときは、花は十分咲いていたが、晴天続きだった後なので、花も葉も少し元気がなかったので、もう一度雨の後に行こうと思っていたのが、今日になった。



この紫陽花園は、恋野地区の人達によって、池の傍の山を利用しての植栽管理が行届き、訪れる人に無料開放し楽しませてもらえるようにとの嬉しい心遣いである。
「恋野」という素敵な地名については「恋野・中将姫伝説・紫陽花に載せて」で以前書いている。



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恋野 あじさいの里・本田池と紫陽花
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今年ここに来て驚いたには、池の周りが整備され、散策道も池の周りだけでなく、山に向かっても作ってあり、ところどころにあずまやが建って、訪れる人がゆっくりと紫陽花を楽しみ、紫陽花のある風景の中で周りの自然に浸る場所のあることだった。
今日は、紫陽花と池のある風景の画像を集めた。

十番 切幡寺~十一番 藤井寺

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思いは同じ 降らない間にごろごろ水を汲みに~~~

2008年06月19日 | ☆ ふるさと・大和



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梅雨の晴れ間にごろごろ水を汲みに洞川へ
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今年2回目の「ごろごろ水」を汲みにに、洞川へ行ったのは、一昨日の事だった。
週間天気予報を見ていると、行けるのはこの日しかなかった。

途中お茶休憩をしたのは、国道沿いの黒滝茶屋だった。
いつも寄る道の駅を通過してしまったので、休憩はここしかなく、初めてのところだった。
土産物店に隣接するレストランは、木目の美しい木をふんだんに使った造りだ。
コーヒーをと思ったが、葛餅がメニューにあったのでそれにした。
美味しかった。

水汲み場は、今まで経験したことがないほど混んでいた。
「梅雨の晴れ間に・・・」思いは同じなのだと、観念して順番待ちの列に持ってきたタンクを並べた。

水を汲み終えてから食事をしたのが、前回行った手打ち蕎麦処「清九郎」だ。
天ざる蕎麦を注文したら、「少し時間が掛かりますが・・・」とのことだったが、
揚げたて、熱々の天麩羅が美味しいので、「良いですよ。ちょっと、その間に横の八幡さんへ行ってきます」そういってカメラを手に出かけた。




店の横の山道を少し登ると、八幡宮の境内に入る。
樹齢を重ねた杉の大木の下の境内でまず目に入るのが、この馬だ。
何かの記念に寄進された馬だろうが、勇ましい姿をしている。
横腹の「左三巴」の紋の金色が鈍く光っているのが印象的だった。



この洞川八幡宮は天智天皇6年(667)役の小角が大峯山に入峰にあたり守護と祈誓成就のため祭祀したと伝えられて入る。それ以来洞川の氏神さまとして宮参りや厄年参りなど永く人々に親しまれてきている。十月の大祭は神輿や餅撒き、奉納演芸などで大変な賑わいとなる。
ひっそりとした社殿だが、案内板にこのような説明があるので、なかなか由緒ある八幡宮なのだ。


GIFアニメ8画像

社殿の前の燈籠のつくりが立派で、美しかったので、部分的に画像に収めた。

清九郎に戻ると、いいタイミングで蕎麦が出来上がってきた。
美味しいざる蕎麦と、熱い天麩羅を味わって食事を終えた頃、これも熱い蕎麦湯が運ばれてくる。
残ったお汁に、注いで飲む蕎麦湯は、美味しいものである。

これで暫く水の心配がない。ほっとしながら、山を下った。

九番 法輪寺~十番 切幡寺
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シモツケを見つけた

2008年06月18日 | ☆季節



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上野運動公園の植え込みの中で見つけたシモツケ
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シモツケが咲いているのを、上野運動公園で見たのは見たのは先日の事だった。
赤いシモツケは、ヒドコートの植え込みの中に混じって、種が飛んできたのか、小鳥が運んできたのか、まばらな状態で見かけた。
白いシモツケは、固まって植栽したもののようで、トリムコースからは、外れているので、咲き出すまで気が付かなかった。

赤も、白も、蕊が長いので、離れた場所から見ると、ふうわりと絹を被せたような、柔らかい感じが優しくて好きな花である。
もう花の時期が終わってしまっただろうなぁと思いながら、今日のUPとなった。

7番 十楽寺~8番 熊谷寺
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金陽会総会・終章

2008年06月17日 | ★ 日々の呟き


物故者への黙祷の時だった。
部屋の燈が絞られ薄暗くなった中に、秋川雅史の歌声が静かに静かに流れた。

♪ 千の風になって 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています
あの大きな空を 吹きわたっています ♪

千の風になっての最後のフレーズの間の、通常より長い黙祷だったが、嘗て金陽会員だった父、母、夫、先輩、同級生の亡くなった人のことが、次々と浮かんでは消えていった。



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マウスオン・2画像

総会の議事議案が全て滞りなく終了後、猪熊兼勝先生の「古代吉野川は異文化を運んだー異文化との遭遇ー」と題する記念講演があった。
当地にある猫塚古墳、岡峯古墳、南阿田大塚古墳からの出土品に見られる渡来文化や、法隆寺の藤ノ木古墳埋葬品、また、御霊神社の話と井上内親王内親王稜など、興味深いお話だった。
猪熊先生は、毎年2月11日に毎日放送が行っている、毎日カルチャースペシャル ラジオウォークの講師として出演され、毎回分かりやすい古代の大和のお話をお聞きしているので、こういう機会に吉野川との係わり合いのある古代文化のお話を拝聴できふるさと再発見の時でもあった。





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マウスオン・ワンクリック・3画像

御所(ごせ)燿ジュニアーズの少年少女による歓迎の和太鼓演奏は素晴らしいものだった。
懇親会の時間帯だが、会場全体に鳴り響く太鼓のリズムに皆耳を傾け、演奏の後惜しみなく拍手を送った。




三つの校歌に歌われた山と川

総会での校歌斉唱は、旧制中学校の校歌、高等女学校の校歌、高等学校の校歌の順に、それぞれの卒業生が斉唱することになっている。
旧制中学の校歌は、歌詞も、曲も剛健な感じであり、高等女学校の校歌は、優美な中に、背筋を伸ばしたくなるような凛としたものがある。
三つの校歌に見られる故郷の山、金剛山と町の中央を流れる吉野川を歌ったフレーズを抜き出してみた。


 高尚幽微の思索の玉を
金剛山の緑に探り
淬礪陶冶(さいれいとうや)の試練の水を
吉野の川の青史に汲みて
栄えある母校 五中の我等 


 金剛山の尊さよ
アアこれやがてわが操

吉野の川のうるわしさ
アアこれやがてわが鑑(かがみ) 




 尋ぬるは真理の扉
求むるは個性の泉
吉野川流れに映えて
うちたてよ 栄光の旗

金剛の空高らかに
こだませよ 興国の歌   


 前後に珠玉のような言葉があるのだが、今回は故郷の山と川を読み込んだフレーズの切り取りとなったので、ご勘弁願いたい。



最後に、御所太鼓・ジュニアーズの指導をされている成人の方々による勇壮な和太鼓の演奏で懇親会は締めくくられた。

今年の総会の運営の全てを担当された中和支部の皆さんに、心から感謝したい。

六番 安楽寺~七番 十楽寺
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金陽会総会・世代を超えて

2008年06月16日 | ★ 日々の呟き



三々五々ロビーで話していた人達も会場へ・237名の出席者で2階宴会場は賑わう。




セッティングされたテーブルの上に、卒業年次がそれぞれ置いてある。29年度卒業の私たちのテーブルは2つあり、予想していたより参加者が多い。
一番若い参加者は平成14年度の卒業生で、テーブルの年次だけを撮らせてもらおうとしたら、「僕達入っても良いですよ。」「ブログに載せたいんだけど・・・」「かまいません。何ならポーズしましょうか。」と実に気持ちよく承諾してくれた。二人は福祉関係の仕事についているという好青年だった。
体格が良いので、何かスポーツをしていたのか尋ねたら、一人は剣道、もう一人は野球部だったと話してくれた。「これからの世の中で、最も必要とされてる仕事やから、頑張ってね。」「はい。頑張ります。」なんだか嬉しくなってきた。




最長老は昭和16年度卒のお二人で、90歳近いがとてもお元気だった。昭和25年度卒までの人達も同じテーブルだったが、多感な青春時代を戦争中に過ごされた人達で、何かしゃんとした雰囲気を持っておられるような感じの方が多く見られた。
その中に昭和18年卒の恩師の姿を見かけて、思わず「先生!」と駆け寄った。先日NHKのテレビで奈良若草山の頂上まで登りながら、奈良のことを語っておられた姿は、お若いなぁと思っていたが、実際お会いしてさらにお元気そうなので、パワーをいっぱい頂けたような気がした。

「柔道部」という席が目に付いた。きっとOB会の人がこのように総会に誘い合われたのだと、アイディアに、 だ。
「水泳部」もOB会参加があれば良いのにと思った。
高校女子の全国大会で10連勝し、現役と卒業生のオリンピック参加は、ヘルシンキ、東京、メキシコ、ミュンヘン、ローマと、女子選手の出場した、五條高校水泳王国時代があったのだから~~~。

もう少し明日に続く。

 地蔵寺~安楽寺


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