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カーブの多い山道だったから、停車するところがなかなか見つからない。
やっと危険でない場所を見つけて花のあるところに歩いていった。
山の崖になったようなところに咲いているものだから、ぐっと見上げてカメラを向けないと花が入りにくい。
背の高さぐらいのところで咲いているのを見ながら走ってきたが、そこには停車できず、やはりこのような花との出会いは、山歩きでないとうまくいかないとつくづく思う。
ウツギだとは思うけれど、いろんな種類があるので正確な名前は分からない。
「崖に咲く白い花」そんな花の連続の奥吉野への道である。
