カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

陶板画に見る江戸時代・五條十八景

2007年05月14日 | ☆ ふるさと・大和
市のHPに、「五條十八景」について下のように記されている。


「詩画帖「五條十八景」は、19世紀のはじめ、文化年間につくられました。五條が昔から風光明媚の地として知られていたことを示した貴重な資料です。」

吉野川河川敷を整備し「水辺の楽校」の一つとして、この江戸時代に描かれた「五條十八景」の書画が、今陶板画になって、私たちは観ることが出来る。

原画は旧家の方の個人が持っておられたそうだが、市の歴史にとって貴重なものであることから、「史談会」に公開し、会ではそれを複写し、陶板画になる運びとなった。
元は水墨画だったが陶板画にするに当たってそのイメージを壊さないように着色したとのことである。

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古い時代の景色が今に甦って
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過日堤防の鯉のぼりを見に行った時に、この陶板画を初めて目にした。
漢詩の作者祇園南海は紀州藩の人であったが、紀州から江戸への道筋に当たるこの五條の自然の美しさを、漢詩にした。
その漢詩に感動し実際五條を訪ね、絵筆を執ったのは伊勢の人であったと聞いた。

五條十八景の陶板画を観ながら、わが町五條に今も残る風景は、周りの環境背景が変わっても、変わらない自然のあることに大きな感動を覚えた。
十八景のうち、特に親しみのある六景をUPした。


コメント (12)
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