原画は旧家の方の個人が持っておられたそうだが、市の歴史にとって貴重なものであることから、「史談会」に公開し、会ではそれを複写し、陶板画になる運びとなった。
元は水墨画だったが陶板画にするに当たってそのイメージを壊さないように着色したとのことである。
古い時代の景色が今に甦って | |||||||||
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漢詩の作者祇園南海は紀州藩の人であったが、紀州から江戸への道筋に当たるこの五條の自然の美しさを、漢詩にした。
その漢詩に感動し実際五條を訪ね、絵筆を執ったのは伊勢の人であったと聞いた。
五條十八景の陶板画を観ながら、わが町五條に今も残る風景は、周りの環境背景が変わっても、変わらない自然のあることに大きな感動を覚えた。
十八景のうち、特に親しみのある六景をUPした。