カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

茶畑

2007年05月03日 | ☆季節

昨日五月二日は八十八夜だった。
八十八夜といえばこの茶摘の歌を口ずさみたくなる。

八十八夜が過ぎれば初夏と呼ばれるいい気候に入ると、昔から言われている。

「八十八夜の別れ霜」と言われ、遅霜の心配もなくなってくるのが通常だ。
今年もその通常のようであって欲しいものである。
暖冬の後の春の寒波の襲来かと思えば、急な夏日の到来と異常気象の今年、スムーズで平常な気候を期待したいと願わずにはいられない。

<茶摘
作詞作曲不詳/文部省唱歌

夏も近づく八十八夜、
野にも山にも若葉が茂る。
「あれに見えるは茶摘じゃないか。
あかねだすきに菅の笠。」

日和つづきの今日此頃を、
心のどかに摘みつつ歌う。
「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ。
摘まにゃ日本の茶にならぬ。」
<



画像は信楽町の朝宮茶の茶畑である。
過日琵琶湖へ行った帰り、信楽町に立ち寄った時に撮ったものである。
茶畑に立ち上がっている霜よけの風車が、もう回ることのない初夏の訪れでありますように。

コメント (11)
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