私にとって岡寺は2月の初午の時のお詣りのお寺でした。
それも、大学時代からの大の親友と一緒に、それぞれの家族の誰かの厄年の時、前厄・厄年・後厄・お礼参りと一人について4年続けてのお詣りでした。
歳を取るにつれて、駐車場から急な石段を上るのが、次第にしんどくなって来て、その坂を登りながら、友人と「いつまでお詣りできるかなあ?」と息を弾ませながら登ったものでした。
今は、友人は施設に入り寝たきりの毎日だし、私は免許返納して膝関節症で歩くのが精いっぱいの暮らしになってしまいました。
人はいつか歳を取ってできないことの方が多くなっていくものと、この頃特に思います。
そんな時、元気だった頃のことを思い出して、綴る楽しみがたった一つ残された生きがいとなって来ています。
初午の時でなく初めて今の時期に、岡寺にお詣りして、シャクナゲと出会った思い出を辿りました。
岡寺の三重の塔は、各階の軒の四方に吊るされているのが、お琴なのです。
はっきりと傍では見えないのですが、よく見える所からじっと見つめますと、確かにお琴の形をして
風鐸と軒を繋いでいます。
この塔が大好きで、岡寺にお詣りしたら、塔のよく見える所まで登っていました。
本堂までの斜面に華やかな牡丹の花が、日差しを避ける傘の下に咲いていました。
儚げな色のシャクナゲと、華やかな牡丹です。
裏山に向かうシャクナゲの道がありました。
ここを通ったのは、この時が初めてでした。
2,009年 4月 29日 撮影
シャクナゲの道は、短いものでしたが、ピンクの優しい色あいが気持ちを癒してくれました。
今頃、きっとあの裏山では優しい花が咲いていることでしょう。
仲間から咲いていると聞いて撮影に行きたいと
思っていたところです
情報ありがとうございました
記憶している間はいつまでも継続して下さいね!! 素晴らしい記憶力に拍手します。(◎-◎;)
時期が来れば思い出し、その時を懐かしく
至福の一時です
とんさんの撮影されたシャクナゲウィ見たいです。
お引越ししたらどうなるのでしょうね。