超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・貯水池

2024-05-25 00:03:09 | 自作俳句
紫陽花の色また梅雨に近づけり
人の庭枇杷がたわわに実りけり
夏を行く軽い真珠のイヤリング

夏の筆ピュシスをうまく突破せり
貯水池の夏の香りを懐かしむ
通学路運動会の服のまま

夏の耳XTC聞きたがる
夏の午後緑と赤のルパン聞く
灼ける日に道行く人や窓硝子

熱帯夜Tシャツ短パンやや涼し
炎昼に筆最大の山登る
あの日から幾年月や時計草

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