超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・編み込み靴

2024-05-24 00:03:22 | 自作俳句
朝曇りアイス珈琲投入中
朝涼や灼ける日照りもひと休み
庭先の薔薇剪定の淋しさや

夏の花写真に収め帰宅せり
一面に青葉繁りて命かな
撫子や日傘を差して通り過ぎ

いち早く柏葉紫陽花咲きにけり
和装の美町に際立つ綾目かな
五月闇一人二人と影は消え

朝行けば薬師の石も滴りて
薄紺の編み込み靴で町歩く
花葱の頭を撫でて帰りけり

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