午前中、「仏教世界を歩く=大乗五蘊論」。
五蘊のうち本日は「受」と「想」。
小谷先生もサンスクリットを駆使して毎回よどみなく原語との対訳をされている。
(語学力って大事だなあ・・・・・・)
今日の資料では五位七十五法に出てくる用語のすべてにサンスクリット語を並べてくださっているので助かります。
このごろ読んでいる本に唯識関連のがあり、そこにこれが出てくるのですが、漢字の羅列を見るとうんざりする。
どうも漢字の場合、先入観がつきまとって意味がわかりにくい。。
サンスクリットがわかるわけではないけれど、漢字で〔受〕とか〔想〕とかはいいとして、〔放逸〕、〔無愧〕、〔猶像〕などと言われてもなんのことやら。
午後は「中級サンスクリット」。
ヒトパデーシャというストーリーを訳しながら、文法の解説があり、その他、今日の一偈としてなかなか興味深い内容の詩を紹介してくれる。
3期連続で参加しているのは私だけではないかと思うのですが、全然頭に入っていないので何回同じところを繰り返してくれても構いません(かえってそのほうがいい)。
それなのに先生は気を遣われているようで恐縮です。
3コマ目は「大乗起信論」。
第三段「解釈分」のあたりなので、いまのところまだ理解できます。
この先、泥沼化するのが目に見えていておそろしい。
対面とオンラインが同時なので、教室内に質問者があってこちらへ矛先が向くのが軽減されているので大助かり!
きょうも無事に過ぎたので、最後にミュートを外してお礼を言うのが楽しくてたまりません。
「ヨーグルトメーカー」
昨年暮れ頃、甘酒メーカーを欲しくてさんざん迷い、スーパーでその種とする麹を先に買って冷蔵庫へ入れ、半年ほど経ってしまった。
この手の小型家電は必ず2,3度使って飽きるのですが、物価高が止まらないので商品の価格が上がる今が最後の無駄遣いかと思って決心しました。
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーで3000円台のもの。
最初に市販のR1ヨーグルトを使って牛乳1リットル容器のまま作ったところ、まずまずの出来上がり。
これはスターターのほうに糖分が入っているため、作ったものと一概に味の比較ができません。
つぎは麹を使った甘酒。
これもうまくできました。
砂糖を使わずにどうして甘いのか不思議です。
3回目はカスピ海ヨーグルト。
これが一番成功したと思います。
カスピ海ヨーグルト特有の強烈な粘りがそのまんまで、味もスターターと遜色なし。
食べ比べても差がわからないくらいです。
問題は消費するのが大変だということで、もとが400gあって、その3分の1をスターターとして使ったとしても、1リットルできてしまうため、ほんとに困ります。
じつは20年ほど前にこういう手作りヨーグルトが流行ったときがあって、自家製のヨーグルトをいただいてそれを元に家で作ったことがありました。
いまのような小型家電で作るのではなく、お風呂の浴槽に浮かべて保温して発酵させるとか、思えば空恐ろしいことをやっていました。
しかし保温方法に問題があるというより、種菌が自家製で継がれていたというのがよくなかったと思うのですが、主人がそれに当たって下痢をしたのです。
それがトラウマになって、今回のヨーグルトも食べてくれません。
ですから、現在出来上がっているカスピ海ヨーグルトも、種を継ぐのは危険だからやめておくべきでしょう。
雑菌混入には要注意です。
この道具は牛乳パックをそのまま使うので容器の消毒の手間が省けて便利だと思いました。